行く末トーキー

はじめからはじめよ

信頼 ― 殺陣まつり

現在のチョコ:7個 (ドミニカ1 / ペルー2 / ブラジル2 / ベネズエラ2)

鑑賞の記録

  • タイトル:荒牧慶彦 俳優デビュー10周年記念公演 殺陣まつり ~和風三国志
  • 日時:2022/12/16 14時/18時
  • 場所:明治座

なるべく種類が偏らないようにもらってるんだけど、何が違うんだろう。1個開けてみようかな。

本編以外

今日は比較的早めに入場したので客入れの曲がだんだん分かってきた。

  • あんステ(多分)
  • リアフェ(多分)
  • 刀ステ(ジョ伝OP2種・悲伝OP・天伝OP・ラッセイ)
  • ヒプステ(オオサカ24金マジック)
  • まっきーとけんた
  • カミシモ
  • Kステ
  • ミラステ(OP)
  • 薄ミュ(ヤイサ)

ところどころ分からない曲があるのがちょっと悔しい。そして多分エーステはかかってない。別作品でも同じ曲使ったりアレンジ入れたりするから外に持ってくるのは難しかったのかな。しかし圧巻だなぁ。これだけの曲を客入れのためだけに使う。贅沢がすぎる。開場直後はまだ分からないので明日はもっと早めに行かねばならぬ。

あとお弁当食べた! ふりかけの癖に明太子めっちゃからかった!! でも美味しい! 量は多い! 冷めたままでも十分おいしい! 牛すき焼きがサイコーです。荒牧さんの食レポにもあった通りスパゲティが独立しててすごい。べっちゃりしてない。さすが2500円するお弁当である。飲み会以外で自分のごはんに2000円以上出したの初めてだし、明太子食べたのも初めてな気がする。水饅頭も多分初めて。基本的に決まりきったメニューしか頼まない人なので、こういう機会でもないと新しい味に触れない。また世界が広がったけど明太子は当分いいかな……笑

本編

昨日はとにかく楽しくて楽しくてテンションブチ上がってうわーーーーーーーーーーーー!!!!ってなったけど、今日はなんか噛みしめるように「めっちゃいい公演だ……」ってしみじみした。

当たり前なんだけど、出てくる人出てくる人みんなが荒牧さんのことを褒める。褒めて褒めて褒めちぎって、話もたくさん聞けて、好きな殺陣もたくさん見れて、客降りで間近に来てくれてしかも写真OKで、楽しい瞬間しかない。本当にすごいことだと思う。荒牧さんは何度も「自分には何もできない」とか「周りが支えてくれたおかげ」って言うけど、まず荒牧さんが「やろう」って言わないと何も始まらない。そして今までずっと目の前の仕事ひとつひとつと真剣に向き合ってきたからこそ周りの信頼も得られたんだし、もっと誇りを持っていいんじゃないかな~~~!って思った。でもそこで驕らない? 当たり前だと思わない? あぐらをかかない? ところが荒牧さんのいいところなんだろうな。すごい素敵な人だ。

凌さんとの話の中で「互いに目指すところは違うけれどいつか(夢の交差点で)出会うと思うし、その時は力を惜しまない」というくだりがあって、その関係が本当にかっこよくてまた好きになった。自分の中に確かな夢があって、正直に話す勇気があって、聞いてくれる、それどころか語り合える相手がいて。最高にかっこいいじゃん。漫画みたいな関係だけど本当に二人の間でがっちり分かりあえてる感がすごく素敵だった。凌さんは大喜利で何を言うつもりだったかこっそり教えて欲しい。絶対ダメなことってなんだ……?

殺陣仙人の褒めちぎり講座も参考になる。殺陣が無酸素運動なのも初めて知った。前の公演で言っていたことを踏まえて殺陣を見ると「ああ~なるほど!」ってなる。真剣ゼミ。今日は朝陽くんのボクシングと素手での殺陣の違いがすごく分かりやすかった。速すぎると何をやっているか分からないからわざと速度を落とすって、言われてみれば確かになんだけど見てるだけでは全然気付けなかった。かっこいい~としか思ってなかった。感想に知能が足りない。観客がただ「かっこいい~」ってなるために裏でものすごく練習してるんだなぁ。すごいなぁ。

荒牧さんの100人斬りも進化してた。バイキングホーンと沖田総司の突き(斬っちゃうよ)が追加された。終わった後あれだけゼーゼーなるのに改善を怠らない。本当に見てくれる人のことが好きで、もっと楽しませるにはどうしたらいいかずっと考えてるんだろうな。すごい。すごいとしか言ってないけどすごいとしか言いようがない。

荒牧さんはいつもいつも「ファンのみんなが好き」「みんなに楽しんでもらいたい」「ファンのことを一番に考えている」って言う。それを疑ったことは一度もないんだけど、心の底から信じていたかと言われるとそうでもなくて。9割本音でも1割は社交辞令というか、建前というか、そう言うしかないからこの言葉を選んでるんじゃないかと思っている部分があった。だって本音100%で生きていけるほど優しい世界じゃないでしょう。

でも荒牧さんは本音100%で生きていく難しさも全部踏まえて、苦労も飲み込んで、それでも本音を口にすることを選んだんだなぁ。それがなんか理屈を超えて染みてきた。「どうせ」と思ってた自分がちょっと恥ずかしくなった。全力で信じてみたいと思った。好きな人がこれだけ頑張ってるんだから私だって頑張りたい。すごく遠い人だけどこんなに力をもらえる? 元気づけられる?人だ。この人を好きになれてよかった~~~~~!って毎回新鮮に泣きたくなるくらい感動する。舞台に立つこの人を見続けたいと思う。

あと2日間4公演、日程的には既に折り返してる。まだまだ楽しむぞ~~~チョコも集めるぞ~~~!