始まりましたねーーーーーーーーー!!!!!!!
結論から先に言うと、パンフは本編を見てから開封してください。ジョや禺でもパンフにネタバレ注意ついてたけどあれの比じゃない。ぱらぱら~っと薄目で見るのもダメです。袋から出さないで。終わってから開いて。絶対。特に劇場・客席ではぜっっっっっっっっっったいに開かないで。自分だけの問題じゃないから。後ろとか隣にいる人にも銃口向けちゃうから。ネタバレ気にしない人とか、すでに知ってる人も、もしかしたら周りは初見だしネタバレ避けたいかもっていう心を持った方がいい。パンフの代わりにランダムクリアカードを開封して待とう。あれは在庫豊富みたいだし。
あとネタバレ避けて。頑張って耳を塞いで。Twitter(X)とかもなるべく遠ざけて。もちろんこの記事も本編見てから読んで。
初日の物販開始1時間足らずで在庫枯らしてんじゃねーよお前刀ステ何年目だよってめちゃくちゃ言いたいけど、パンフを終演後限定にしたのは本当に英断だったと思う。そのくらいガチで隠したい熱意はすごいよく分かった。その点だけは全力で褒める。でもブロマイドはもっと刷って。
雑感
終わった直後は「なんてもん見せられたんだ」ってただただびっくりしたばかりだったんだけど、時間が経つにつれて制作陣からの愛情をビシバシと感じてなんか何も言えねぇ……ってなってる。めちゃくちゃ愛されてる。これは刀ステの物語だし、山姥切国広の物語だし、これまで刀ステとまんばちゃんを見守ってきた私達の物語でもあった。見守ってきた割に物販の在庫は読み違えまくってるが。
だって私いたもん舞台に。山姥切国広(本体)の展示に通いすぎてWebニュースに映り込んでしまった私がさ*1。あれも山姥切国広の、つまりまんばちゃんの物語の一部になってた。勘違い上等だけどすげーーーー嬉しい。先日無事オーナーにもなりましたので、私は山姥切国広の物語を構成する要素に組み込まれました。やったー。
うまく言葉にならんな。一貫して愛される物が愛する物を知っていく話だったなぁと。知っていくんじゃないか。知ろうとして、思いを馳せて、それでも分からないことを分からないままに信じる話だった。愛される物がその愛情を受け取ろうと足掻く話でもあったのかな。うちの山姥切国広が修行に出た頃のことを思い出した。刀ステ見ると自分の本丸に帰りたくなる。
修行の旅、まんばちゃんの場合「写しである自分」はもちろん「三日月を救いたい自分」とも対峙する必要があって、後者の比重がとても高くて。そのへんどうやって折り合いをつけていくのかなーと思ったら、本当に写し取るとはね~~~~~これはやられましたわ。1幕終わった時点でうっすら予感はしたけどまさか本当にやるとは思わんじゃん。三日月んばちゃんが出てきた瞬間に頭フリーズした。ここが明治座じゃなくてよかった。でも銀劇でやられても情緒死んだ。どっちも刀ステ的に思い入れが強い。だって本能寺の変のあのシーンは虚伝(銀劇)そのままだし、あの殺陣は大楽つまり銀劇で演ったものだし、重なるものがあまりにも多すぎる。
これまでの刀ステで散々やられてきた「いないけどいる」シリーズ、私は実はあんまり朧んばちゃんの殺陣がまんばちゃん(=荒牧さん)のものだとは思えてなくて。似せようとしていることは分かるが荒牧さんの殺陣だと感じたことはなかった。それが今回、三日月んばちゃんvsまんばちゃんのシーンでは悲伝の三日月vsまんばちゃんとすんなり重ねられた。三日月んばちゃんの構え方が三日月のそれだったもん。所々あぁこれ荒牧さんの癖だなって思う部分もなくはなかったし、そもそも悲伝のまんばちゃんは鞘を持っていなかったはずなんだけど、でも、あの殺陣は悲伝のあれだったな。
いろいろ考えてるのにどれも言葉にならん。すごい良い話だったし、面白かったし、ふくのすけのヘブンタイム*2最高だったし、物販には文句あるんだけど、山姥切国広そして荒牧慶彦のファンやっててよかったなーーーーって大の字になりたい気持ちでいっぱいでそれ以外なんも要らん。何言っても余計なことになってしまう。
そういえば、節目ごとに「この頃は~~~が打たれました」って説明が入るんだけど、あれに出てくる刀と出てこない刀の境界はどこにあるんだろう? さすがに1回じゃ覚えきれないが、確か篭手切江以外の江と、蛍丸と*3、水心子正秀と長曽祢虎徹がいなかった気がする。七星剣と鬼丸国綱と三日月宗近は特別扱い。最初は刀ステ本丸に存在する子だけかなと思いきや、この間の感謝祭で実在が確認できた長曽祢虎徹は省かれてたし。彼は長曽祢虎徹であって長曽祢虎徹ではない存在だから挙げようがなかったのかもしれんが。他にも多分刀ステ本丸にいて名前が挙がっていない刀剣男士がいそうな気がする。源清麿がいて水心子正秀がいないってことは特命調査1個飛ばすか中断するかしてるのか……? 確かに2周しないと揃わない二振りではあったが。あ、南海太郎朝尊・肥前忠広・古今伝授の太刀・地蔵行平・泛塵・大千鳥十文字槍あたりの(ステ的)政府組がごっそり抜けてるのか? 太閤左文字も出てきてない気がする。まんばちゃんが修行に出た後に本丸に来ただろう刀は飛ばされてるとか? 配信でじっくり確かめたいところ。来歴があやふやだと説明しづらいのもあるか。でもなーーーーーなんかありそうな気がしてならない。
はーーーー本当に良かった。彼の旅路が、そしてこの作品が最後まで無事に走り抜けられることを願ってやまない。あとブロマイドの在庫をもっと増やしてください。ご当地まんばちゃん買いたい。京都と福岡の物販・当日券の詳細も早めにください。