行く末トーキー

はじめからはじめよ

幕引き ― ヒプノシスマイク Rule the Stage -Battle of Pride 2023-

荒牧慶彦 若手俳優 舞台

背中がいたーーーーーーーい！！！！

鑑賞の記録

  • タイトル：「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage -Battle of Pride 2023-
  • 日時：2023/09/10 17時
  • 場所：ぴあアリーナMM

終わった瞬間ぴあアリの椅子で寝れると思った。座ったら寝過ごし確定だしどこ連れて行かれるか分からないので立ったまま帰って、今座ってブログ書いてるんだがもーーーーーー眠い。目が開かねぇ。全部出し尽くした。

でも7日の筋肉痛も8日朝には来てたし私まだ若いんじゃない？ そうでもない？

終わりましたねーーーーーー。

当日券には1500人以上並ぶし開演前に煽り始めるし全員のテンションが最高潮だし、これぞ有終の美だなぁとしみじみしつつ上演中はぶち上がるのに忙しくて感慨に浸る暇もなかった。当日券1500人は草。当選一覧のうち一番大きい数が1555なだけで、実際どれだけ並んだかは不明。ちょっと野次馬してみたかったな。どのへんに形成されてたんだろうか。

というか演出が本気だった。なんかドローン飛んでた。簓サンが「待って鳥が来る(M.T.C.)」て怖がってD4の人も「UFOが来てますよぉ！！！」って怯えた後のドローンだったので実際は「待ってドローンが来る」だった。配信用かなと思いきや横のディスプレイにガンガン映ってる。すごい。7日はあんなのなかった。見やすいかと言われるとそうでもないのに見ちゃう。とにかくインパクトが強い。ライブやコンサートの文化に親しくないんだけど、あれは最近よくある演出なんですかね。天井に吊られたカメラもぐいぐい動く。あれに銀テが引っかかって、なんてことのないタイミングで1枚ひらひら～って落ちてきたりした。

D.D.B.タイムで植木さんが踊り始めた瞬間が過去イチぶち上がったと思う。座ってた人みんな立った。演出がど真ん中で踊る(めちゃくちゃ上手い)作品、すごい。面白い。

んで最後のあれさ～～～～～～あれはズルい。ヒプステといえば「原作絵からキャストが出てくる」演出ってイメージがあって。あれを逆転させて終わるのはあまりにも完璧すぎる。隣の人号泣してた。私もちょっとぐっと来た。シリーズものの2.5次元作品として完璧な終わりだった。その前のコメントとかだと「言うて今後の予定が決まってないだけじゃないの？」みたいな希望も持てなくはなかったが、あの終わりで「あ、本当に終わるんだ」と納得させられた。まぁしれっと戻ってきたら爆笑しながら1回は見に行くかもしれない。

ヒプマイというコンテンツは私にはあまり刺さらなくて。歌って踊るコンテンツが基本的にそこまで興味を持てない上に、ヒプマイのメインである(だろう)ドラマCDという形態が苦手で。キャラごとの設定をなんとなーく把握した程度で、ヒプステもオオサカ以外はどんな話をしたのか知らない。荒牧さんの簓サン(というか簓サンを演っている荒牧さん)がいつも楽しそうで面白いからそれだけ見るというニワカ上等みたいな付き合い方だった。track3のフェイスシールド事件で嫌な思いもしたしね。だから、荒牧さんが卒業したら多分ヒプステは見ないし、ヒプマイにも触れないと思う。一郎くんと空劫くんが仲違いした理由とか、簓サンと左馬刻様は今どういうステータスなのかとか、分からないことを残してヒプマイから離れる。あの喧嘩なんだったんだろう？ なぜこのタイミングで喧嘩してるところだけ見せられたんだ。

でもヒプステは楽しかった。レプライ・BoPでの追い上げがすごかった。この2つがなかったら「なんか知らんうちに始まって終わったな」という印象で記憶からもすぐ消えてただろうな。声出せるようになって本当によかった。楽しかった！で終われるのが嬉しい……みたいな、なんか変な気分。簓サン演ってる荒牧さんめちゃくちゃ楽しそうだから、ああいうタイプの役見られないのは寂しくなる。振り回したがりの荒牧さんとの相性すごく良かったよね。蘆笙せんせが律儀にしっかり突っ込んでくれるし。

なんか変な気分だ。とりあえず眠いし疲れたし背中は痛い。でも自分なりに3年間見てきた「白膠木簓」とか「どついたれ本舗」が綺麗な思い出として収まるべきところに収まった感じがして、今すごく気分が良い。いい夢見れそう。

ありがとうなー！ ヒプステー！ 白膠木簓ー！ どついたれ本舗ー！めっちゃ 楽しかったよー！

最後までこれだもんな。大好きだよー！