秘密結社の集会に赴いて大総統の生誕を祝ってきた。
参加の記録
明治座にめちゃくちゃ愛されてる推しさん。私もここまで通う場所になるとは思わなかった。明治座の名前を見るとちょっとほっとするまである。今回は生誕祝にかこつけてたこせんべいを買ってみた。明日食べる。推しと私は食の好みが正反対なので口に合うかはあまり自信がない。
雑感
一昨日の宴に比べると、荒牧さんや彼が演じたキャラに特化した装備の人が多い印象を受けた。そりゃまあ社長とはいえ事務所のイベントと個人のそれを比較するなって話ではあるんだけど。今までは複数人が出演する場でもわりと「あ～荒牧さん推しだな～」って分かる人が多かったから、時代変わったな～、みたいな。多分私が荒牧さん推しだから解像度が高いだけだと思う。
「明治座でイベントする男」と「秘密結社の大総統」は、冒頭みんなで歌って祝おうの「はっぴばーすでーでぃあ◯◯」部分。長い。でもみんな律儀に歌う。「Mr.カルパス」は今ひとつらしい荒牧さん。誕生日祝いのカルパスを主役より先に食べる廣野さん。「油絵を描けるやつください」で自分でもよく分かっていないセットを買って贈ってくれた廣野さん。休憩時間中ずっとワンピカードやってた3人。植ちゃんさんがべらぼうに強いらしい。
MCにちゅんりーさん、ゲストに植ちゃんさんと廣野さん。1部で荒牧さんも言ってたけどゲスト2人のサイズ感がすごくかわいい。だいたい同じくらい。そして植ちゃんさん34歳（荒牧さんも間もなく34歳）という現実に圧倒された。34歳て。笑っちゃうよ。俳優やってると若く見られがちだよね、みたいな話題で、植ちゃんさんが久々に地元の友人と会ったら「嘘やろ」って言われたらしい。それは分かる。植ちゃんさん34歳は嘘やろ。
今日は荒牧さんが主役だから思い切りもてなされててよかった。1つ目のコーナーが「荒牧慶彦のここがすごい」だもんね。「人間やっぱり褒められて伸びますからね」と満足げな荒牧さん。1部は事前にファンから募集したコメントの抜粋で、2部はPastureメンバーからのコメントだった。1部で「ふとももが好き」というコメントがあって、その時にゲスト2人が荒牧さんのふとももを思い切り触る→「皆さん触ったことないでしょ～」という謎マウントを取られるなどした。たしかになー、爆裂接触モンスターでもふとももは流石にアウトだしな。その後植ちゃんさんは「ふともももいいけどお尻もいい」と尻触ったことあるマウントもかましていた。廣野さんは荒牧さんの笑った時の口元が好きだそうです。ちゅんりーさんは顔。荒牧慶彦の攻撃力は顔。
なんだろうな、同性だからなのか、同業だからか、シンプルに仲が良いからか、荒牧さんがファンには見せない一面がぽろっと漏れ出るのでイベントは面白い。ゲストがいるとポロポロポロポロ出てくる。酔っ払って逆方向進んだりね。エピソードだけでなくちょっとした言動もそう。クイズコーナーで「今日の夜食べたいもの」について話してた時に、植ちゃんさんの出した「鍋」に対して「鍋は一昨日の打ち上げで食ったから」って返してたのとか個人的にめちゃくちゃぐっと来た。「食べたから」ではなく「食ったから」。この気安さは荒牧さん一人では絶対に出てこない。今も思い出してちょっとニヤニヤしている。
2つ目のクイズコーナーが、荒牧さんとゲスト2人に分かれて、荒牧さんの答えを2人が予想する形式。1部が確か「演じてみたい職業」と「今日の夜食べたいもの」で、2部が「演じてみたい家電」と「明日旅行（1泊）に出るとしたらどこに行きたいか」。「家電」で笑いが起きたけど冷蔵庫やったことあるから二重に笑った。なんであるんだよ。
- 演じてみたい職業
- 荒牧：パイロット
- ゲスト：軍師→医者→ディーラー
- 今日の夜食べたいもの
- 荒牧：寿司
- ゲスト：明治座のお弁当→焼肉→鍋
- 演じてみたい家電
- 旅行先
- 荒牧：ホカンス（都内）
- ゲスト：温泉→牧場
……だったかな？
ディーラーで廣野さんが「最終的に全て失って絶望する。苦しそうな芝居好きって言われてたもんね*1」って上手いことまとめたりとか、明治座のお弁当はその場にいた全員が「あ～～～～荒牧さんなら言いそう～～～」ってなってるのに本人はあんまりピンと来てなかったりとか、省スペースを指して「健気」という荒牧さんとか、また面白いやり取りがたくさん生まれてた。植ちゃんさんが荒牧さんの言い間違い語録作ってるのすごくよく分かる。なんか変な時あるよね。攻撃力（武器）とかサメ（マグロ）とか、健気とか、一昨日のマスカラ（マラカス）もかなり良い言い間違いだった。
何より「ホカンス」よ。まずその単語を正しく理解していることにびっくりしたんだけど、終わってみたら植ちゃんさんから最近教わった単語だったっていうね。知ったかぶり……ではないんだけど荒牧さんらしさがめちゃくちゃ詰まってた。そう、この人こういうとこある。準知ったかぶりというか、しれっと居直ってるところというか。あとインドア派なこと隠してないのもニヤニヤした。
最後はミニライブ。特典のCD、イベント限定かと思いきや普通にバーコード付いてるし定価3300円って書いてあるのでそのうち売り出されるんじゃなかろうか。10のクレジットが「趙雲（荒牧慶彦）」ってなっててそこは本人じゃないんかいって思った。本人であれよ。私はもう劉備様にはなりたくないよ。
不思議な時間だったなー。レジェンド台所→Mystery&Doubt→Calling...→10の4曲。役として歌い踊る荒牧さんはいろいろな場面で見てきたけど、本人が素で歌う場ってそれこそまっきーとけんたくらいしかなくて。あの活動を経たからこそ、こうしてイベントでライブコーナーを設けるようになったのかなぁ、と。なんでもやってみたがる荒牧さんが、音楽活動だけは若干及び腰で、でも水江くんとなら、と手を取り合って始まったユニット。一人で歌うCalling...はちょっと寂しかったし、本人も結構大変そうだったのでいつかまた2人で歌ってくれないかなーと思ったりした。あの曲は隣に水江くんがいてこそだよ。
あっという間のイベントだったなぁ。楽しかったー！ 荒牧さんが楽しそうだと私も楽しい。褒められてるところを見ると嬉しくなる。荒牧さんの芝居やら何やらを見た私（ファン）が「明日からも頑張ろう」と思えて、私（ファン）が来るからこそいろんなイベントができる。この幸福な循環を続けていきたいね。
*1:ファンからのコメントで言及された
