2023年12月29日、推しさんこと荒牧慶彦さんを初めて劇場で見てから7年が経ちました。
2022年の振り返りはこちら
もうこの記事も7回目になるのか~。長いもんだな。
数字で振り返る2023年
今年はちゃんと記録してある。カッコ内は2022年比。
- 演劇 12作品(+2)・33公演(+2)
- イベント 3種(±0)・6回(+1)
- 映画
- えいらぶ黎明
- ゲネプロ★7
- その他
2022年とほぼ同じくらい。映画は荒牧さん関係だけ載せたけど、他もちょくちょく見に行ったかな。ゲ謎は見たよ。ゲゲステ配信してほしいね。
こうして眺めるとシリーズ物が多い。でもエーステは紬さんを卒業して、ヒプステも一旦終わったのでそういう意味では区切りの1年だと言えなくもない。
ご報告
振り返る前に個人的な話をします。といっても大したことはなく、今年ようやく実家を出ました。まぁ今は年末年始だから実家にいるんだけど。
周りが結婚だ出産だって言ってるなか周回遅れも甚だしいんだけど、自分のペースで生きていく他ないと割り切って頑張っています。チケ代はぽんと出せるのに同じ額もしくはそれ以下の家具を買うのはちょっと躊躇ってしまう認知バグに苦しめられている。単独行1回分にちょっと足せばレンジが買えるってどっちが高くてどっちが安いのか分からなくなっちゃうよ。
2022年の夏頃から下準備は進めてて、だから去年の振り返り記事でも「来年から少し忙しくなる見通し」なんて書いた。で、2023年の繁忙期(≒上半期)終わったら動くかーとぼんやり思ってたらも~~~~大変だった。
- 身内に不幸がある(冬単・禺伝)
- 入院そして手術(キャッテリア)
- 家探しと引っ越し(単独行・秋単)
なんでや?!ってくらいいろいろあった。上2つは完全に想定外。これのせいで手放したチケットも多い。入院したけど体調は全然問題ないです。秋単マチソワ間違えた日(12/14)が一番やばかった。新居のメンテとか荷物搬入とかをガーーーーっと調整し直した時の集中力、なんか違うところで使いたかった。
あとはクラファンで山姥切国広(刀)のオーナーになったくらいか。出資額ごとにLINEのオープンチャットが作られたんだけど「これが選ばれしものたちの集う場か……」みたいな感慨があった。リターンの品は後回しでいいから早いとこ展示周りの情報ほしいな。
雑感
私の話はこのくらいにして。
今年はプロデューサーとしての荒牧慶彦の動きも追った1年だったように思う。こう言っていいのか分からないけど炎上めいたものも経験したし。ちょうど入院中にキャッテリア初日を迎えたもんだから本当に精神がキリキリした。
道理より感情が勝る経験だったなぁ。なかなか落とし所が見つからなくて、入院で削られた体力のせいで落ち込みも制御できなくて。理屈が通るかどうかと、感情が納得できるかは全く別なんだって痛感した。
この事件を除いても、なんとなく、自分の視点が変わってきたように思う。前まではただ荒牧さんが出てて嬉しいとか、この演技すごい好きとか、話が面白いとか、そういう感想を持って終わりだった。でも今はもうちょっと広いというか、高いというか、違う方向からも考えるようになった。
彼に寄せられた信頼が目の前に広がってるし、その一部に自分も加えられている。これはとてもすごいことだ。
「めくり」のない世界で ― 演劇ドラフトグランプリ2023 - 行く末トーキー
荒牧さんがプロデュースした場そのものを丸っと捉える、みたいな。演劇を、2.5次元を広めたいという熱意とこれまで積み重ねてきた信頼が合わさって、大きなイベントが開かれる。そこに「プロデューサー:荒牧慶彦」としてクレジットされていることが嬉しい。
そりゃ順風満帆とはいかない。キャッテリアの件はこちらの目にも見える苦難だったけど、それ以外にもいろいろあるはず。Pastureの社長業だって大変だろうし。でも、荒牧さんはきっと諦めない。その先にやりたいことがあるなら絶対に辿り着く。なぜなら彼は「ファンを喜ばせたい」と強く願っているから。
やっぱり、荒牧さんがやりたいことを存分にやってる姿が私にとって一番嬉しいものなんだろうなぁ。プロデューサーとしても動くようになったことで「存分にやる」の規模が大きくなったから、私が覚える喜びも大きくなった。
どちらも一方的ではあるものの、荒牧さんが目指す方向と私が求める内容がうまく噛み合っている感じがする。ファンを喜ばせたい荒牧さんと、荒牧さんにはやりたいことをやってほしい私。ファンが喜べば荒牧さんも嬉しいし、その喜ぶ姿を見れば私も嬉しい。Win-Winの関係だ。この人を好きになれてよかったなぁとしみじみ思う。
1人の演者としての荒牧さんもめちゃくちゃ成長している。なんといっても単独行よ。あれを生で観劇できたことは何にも代えがたい経験だった。末満さんを始めとした刀ステ制作陣から「荒牧なら行ける」と託してくれた作品を、最後まで見事に演じきった。正直、初日と楽は厳しいかもだけど、平日なら取れると踏んでたんだよね。でも先行やってみればなかなかの倍率で。取れないことはストレスだったけど、ここまでの人気があるという事実はちょっと嬉しかった。荒牧さんが誰かから信頼・期待されていると感じると自動的に嬉しくなっちゃうみたいだ。彼の努力が報われている証拠でもあるからね。
やーーーでも単独行すごく良かった。私の好きな人が好きな役で、大勢からの期待を受けてゼロ番に立っている。嬉しくならない訳がない。殺陣まつりもベストだったのに簡単に超えてきちゃうんだもん。本当にこの人は推してて飽きるとか悔いるということがない。推し甲斐しかない。
将来は「演劇界のドン」になりたいらしい荒牧さん(「2と3のあいだ」書籍版より)。それがどんな姿かは分からない。彼の思う「ファン」の範囲から私が外れることもあるかもしれない。でも恐らく、離れる日が来てもこれまでを悔やむことはない。そう思えるようになったことが、7年目を迎えた私の成果なんだろうね。あれ? 8年? 年数計算いつも分からなくなる。まあここまで来たら1年くらい誤差だよ。
2024年はどういう年になるかなぁ。とりあえず私は自分で生活してかなきゃならん。現場初めは1月末のイベントの予定。荒牧さんの言う「僕の名前を出さないプロデュース作品」もちょっと気になる。あえてそうすると決めるからにはそれなりの理由があるんだろうけど、私はあなたの成果をちゃんと見たいよ~。気になるよ~。
そんな感じです! 皆様もよいお年を! あと健康診断はちゃんと受けた方がいいよ! オプションも全部盛ってね!!!!