行く末トーキー

はじめからはじめよ

6年

2022年12月29日、推しさんこと荒牧慶彦さんを初めて劇場で見てから6年が経ちました。

2021年の振り返りはこちら

goodbye-talkie.hatenadiary.jp

あっという間の1年だったな~。

数字で振り返る2022年

いつものやつ。……と思ったら集計用の表の作り方を間違えてることに今気がついた。2021年分をコピーして中身を消したはずが消しきれていない。つらい。しょうがないのでブログと突き合わせて作り直した。年末も年末にこんなことをする羽目になるとは……書いててよかった振り返りブログ。2023年分は気をつけよう。

  • 演劇:10作品(+1)・31回(-9回)
    • トルライ冬
    • 刀ミュ(江水散花雪)
    • 刀ステ(綺伝)
    • 春単2022
    • 初級革命講座
    • ゲゲステ
    • ヒプステ
    • 秋単2022
    • カミシモ2
    • 殺陣まつり
  • イベント:3種(+3)・5回(+5)
    • まきまつり
    • AD-LIVE
    • まっきーとけんたのらいぶ
  • その他:3回
    • 映画サクセス荘 舞台挨拶(現地)
    • エームビ秋冬 舞台挨拶(中継)
    • ブルライ2022(ライビュ)

中止になって行けなかったのはヒプステMixTape(ゲスト出演)のみ。ゲストだから本筋には関わらなかっただろうけど、そもそもどんな作品だったのかはずっと気になっている。ゲゲステは危うかったが無事に行けた。ゲゲステでひやっとして以来初日が好きになった。

一方、10月半ばにコロナにかかったせいで天守物語に行けなかった。家庭内感染は防ぎようがない。自分がかからなくても濃厚接触者として家から出られなかったからもう諦めるしかなかった。配信あったことは幸い。

結構いろいろ見た気がしたけどそうでもなかった。びっくり。まぁ去年は3ヶ月ステアラに通い詰めたおかげで回数が膨れ上がったから、それを除けば同じようなものなのかな。ちょっと物足りない気もするけどこのくらいがちょうどいいのかもしれない。

雑感

去年の振り返りブログにはこんなことが書いてあった。

2021年は「荒牧慶彦」が目指すところがちょっとずつ見えてきた1年でもあった。

それを踏まえて、2022年は「荒牧慶彦」が拓いた世界を見せてくれた1年だった。私にとっては半端な年数だけど、彼にとっては大切な節目。これまでの10年で培ったものを全部詰め込んだ「お祭り」は、今でも思い出すだけで嬉しくなってしまう現場だった。話の端々に懐かしさを覚える自分が嬉しかった。

殺陣まつりをやると知った時は、いつも通り3回くらい行ければいいかな~と考えていた。でも、日程が出て、ゲストが分かって、チケットを申し込むってなった時に、ふと、全部行けなくはないんだなと気が付いた。土日を含む4日間7公演。中止やらコロナ罹患やらで空振った日もあるけれど有給もまだ残ってて、仕事も落ち着いている。たとえ特典付きS席で揃えたとしてもたかだか12万。倍率はともかく、行けると思った。だから全通することにした。想定以上の倍率に苦しんだ話はまぁ置いといて。特典付きでも1回入れたし、他もそれなりに良い席……上手下手や前方後方がいい感じに散らばった7枚のチケットを手にして何度ニヤニヤしたか数え切れない。なんならファミマのレシートの時点でニヤニヤしてた。

結果から言えば全通して本当に良かったし、しなかったら心底後悔していた。たかが4日間7公演、されど4日間7公演。間違いなく私にとって最高の時間だった。今年、このタイミングで「お祭り」があって良かったなと思う。もう少し早かったら会話の文脈が分からず置いていかれたかもしれないし、もう少し遅かったら荒牧さんへの興味が薄れていたかもしれない。来年から少し忙しくなる見通しなので、そういう意味でも2022年であることがありがたかった。

お祭りの中で、荒牧さんは繰り返し「これからも舞台に立つ」と約束してくれた。

どんどん高いところを目指して突っ走っていく荒牧さんだけど、今でも舞台でやる芝居が一番好きだと思ってくれてたらいいな。やっぱり私は舞台に立って芝居してる荒牧さんが一番好きなので。

また去年の振り返りブログから。今も変わらず私は舞台に立つ荒牧さんが一番好きだ。舞台でスポットライトを浴びる荒牧さんが好きだ。だからこの言葉が何よりうれしかった。一番好きな人の一番好きな姿がこれからも見られる。ただそれだけかもしれないけど、ただそれだけのことが本当に幸せだと思う。お世辞とか社交辞令とか建前とかでなく、確かな約束だと信じられることも含めてね。

あとねぇ、どの公演だったかまでは覚えていないんだけど、どこかのカーテンコールで「僕は僕を誇りに思います」と言う荒牧さんを見て、私も、彼を好きでいる6年間をちょっとは誇ってもいいのかなー、なんてことも考えた。

ぶっちゃけると私も30歳も越えて、親戚からは結婚がどうのと言われるし、周りにも結婚しただの子供が生まれただのの話が増えてきた。親の顔を立てる意味も兼ねて(というかそれが理由の10割で)婚活もしてみたがどうにも性に合わず辞めたりもした。「そんなこと」は止めてそろそろ大人になりなさい、と言われたりもした。

でも私は「そんなこと」から離れられなかった。どうしたって荒牧さんが好きだ。これは恋ではないけれど、確かに私は彼が好きだ。離れるなんて考えたくないくらいには好きだよ。すげぇ正直に書いちゃったから恥ずかしくなってきた……。

荒牧さんは私(個人)を知らない。でも私(ファン)を大事に思ってくれる。ファンに支えられて、たくさんの人の協力を得て、駆け上がってきた10年間に誇りを持っている。なら、その6割を自分なりに見てきた私も、彼の「誇り」に0.00…………01%くらいには含まれてるだろうし、ちょっとは胸を張ってもいい……のかな……? って。少なくとも「そんなこと」とは思いたくないなと決意を改めた。周りから見たらくだらない無駄な行いであったとしても、私にとっては本当に大切な6年間だ。その価値を自分から下げに行く必要はどこにもない。

なんか書いてて泣きたくなってきちゃった。殺陣まつりの公演中は、同じ公演に入った人とちょろっとしゃべることはあっても基本的に1人で過ごしていたから、カーテンコールで受け取った感情もうまく処理できないまま電車に乗っていた。表面張力ギリギリまで注がれたコップを慎重に抱えているような感じ。誰かと一緒だったら劇場を出た途端にあふれてこぼれていただろう。それが今になって……ねぇ。もう10日経つんだけど。

殺陣まつりの感想ばっかりになっちゃってるね。それだけ大きな出来事だったからしょうがない。

もちろんそれ以外もすごく楽しい1年だった。日経エンタテインメントで連載を持つようになったのが個人的にはすごく良かったかな。役者としてではなくプロデューサーとして、荒牧さんが何を考えて何を作ろうとしているのかが読める。加えて、エンタメ業界と呼ばれる世界を幅広く知れてとても参考になった。自分が思うより興味の幅が狭いのか、案外知らないことも多くて。チェンソーマンとか水星の魔女は雑誌で大きく取り上げられてたから見始めたし、タイパ(タイムパフォーマンス)という概念はこの雑誌で知った。荒牧さんはいろんな方法で私の世界を広げてくれる。あとアンケートで図書カード当たったのも嬉しかった(これは完全に余録)。次の号を買ったよ~~ありがとう編集部~~~!

連載の中で、荒牧さんは「プロデューサーとしての強みは『役者の荒牧慶彦』を自由に使えること」と言っていた。この言い回しは私が彼に感じていたことに近いし、そう思っていることが知れて良かった。プロデューサーの荒牧さんが理想の「荒牧慶彦」像を考えて、段取りを付けて、役者の荒牧さんが実現する。すっごく素敵なことだ。プロデューサーとしての一面が確立されたおかげで、どういう風に見せたいかも過程として知れるのが更に嬉しい。忙しいのか荒牧さん自身の振り返りブログはめっきりなくなっちゃったけど、こういうインタビューとかニコ生で補完できるし。

Pastureという新しい仲間を得て、来年はどんな風に広がっていくんだろうなぁ。楽しみで仕方がない。今のところ一番の目玉は10月からの単独行だけど、それ以外もきっと楽しい。信じさせてくれる人を好きになれて本当によかったと思う。私の好きな人は2022年も素敵だった!

改めて、2022年もお世話になりました。2023年もよろしくお願いします。良いお年を! 体調には気をつけようね!

何かあればこちらまで

odaibako.net