行く末トーキー

はじめからはじめよ

遊び ― MANKAI STAGE 「A3!」Troupe LIVE ~AUTUMN 2021~

国際フォーラム、東京駅で乗り換えて有楽町まで出た方が早いのか、それとも東京駅から歩いた方が早いのか問題。一応両方試してみたけどそんなに変わらないんだよな。

観劇の記録

  • タイトル: MANKAI STAGE 「A3!」Troupe LIVE ~AUTUMN 2021~
  • 日時:2021年12月11日 12時
  • 場所:東京国際フォーラム ホールC

現地ラスト。運良く3連続で取れて全パターン網羅できたので大満足です。

それにしても体力の低下が著しい。マチソワしたらぶっ倒れそうなくらい疲れてる。でも楽しいのでおっけーです。

座席位置

2階。また2階なんだ。1階の一番後ろよりは近いんだろうけれど腑に落ちないというか……。

まぁ倍率的に当たれば御の字なところに続けて3公演当選っていう強運ではあるけど……こう……あるじゃん……なんかさ……。

人の欲は尽きるところを知らない。

雑感

カポネ久しぶり〜〜〜〜!!!!!秋冬は本格的にA3!と左京さんにハマったきっかけなのでそういう意味でも感慨深い。そもそも時間が経ってる上に回数も(他2役に比べると)少なくて、合間にエーライで天馬カポネが挟まったりしたので左京カポネが新鮮に感じる。

なんとなくの印象なんだけど、本当の旗揚げの時に比べると肩の力が抜けたというか、いい意味で熟れた感のあるカポネだった。今変換して初めて知ったんだけど「こなれた」って「熟れた」になるんだね。「うれた」じゃないよ。旗揚げ時はとにかく「厳格なボス」であろうとしてたんだなって、新しいカポネを見て初めて気づいた。話を締める役割を果たそうとか、ルチアーノとランスキーの上に立てる力量を見せなければとか、そういう思いが強くて若干緊張してたのかもしれない。新しい解釈を見ると初演(に相当する作品)の解釈も深まる。楽しい。左京さんも上達してるんだよなー。すごい。

今回のカポネは徹底して自分の手を汚さない、ちょっと遊び心のあるボスだった。あと手袋のデザイン変わった……? 前もあれだったっけ。手のひらまでしっかり覆うタイプだった気がする。旗揚げカポネは鉄の掟で自分の組織をまとめ上げてそうだけど、トルライカポネは組織にあまり関心がなさそう。気まぐれに拾ってそれなりの地位に就けたかと思えば些細なミスで切り捨ててそうというか……。これも任侠伝で「わがまま」の表し方を知ったゆえの変化だろうか。

ライブパートも毎度満喫してるがやっぱり劇中劇が好きすぎる。多分左京さん以外の4人も成長して演じ方が変わってるんだろうなと思うんだがどうしたって左京さんに夢中なので詳しく見る余裕がない。せっかく人数少ないんだし定点配信も売って欲しい。買う。全部買う。配信も見なきゃ〜……。

そう、配信じゃなくて現場あるあるで、同じ公演を見たはずなのに全然違うものを見てるっていう現象が多発してて、それがまた楽しい。そんなことやってたの?!って互いにびっくりして笑っちゃうのって、配信じゃ滅多に味わえないんだよね。自分が見たものだけじゃなくて、前後にTwitterやら何やらで補完することも含めてやっぱり現場って最高だな〜〜〜〜(大の字)ってなってる。

改めて思うが、A3!と舞台の相性って最高だよな。芝居が変わるということをここまで前向きに捕えて解釈し直せるって本当に幸せなことだなと思った。