行く末トーキー

はじめからはじめよ

本能 ― 舞台 刀剣乱舞 无伝 夕紅の士 大坂夏の陣

私は…………間に合ったのだ…………!

観劇の記録

  • タイトル:舞台 刀剣乱舞 无伝 夕紅の士 大坂夏の陣
  • 日時:2021年4月25日 14時
  • 場所:IHIステージアラウンド東京

およそ1ヶ月ぶりのステアラ。真っ青だった看板が真っ赤に染まってて、遠くから劇場が見えた時に思わず足を止めてしまった。蒼空に赤が映えるね。

座席位置

前方の隅。冬の陣でもほぼ同じ席に座ったことがあるんだけど、その時に比べても音圧が異様に高まってた気がした。スピーカー増やしたのか、数席でも横にずれると違うものなのか。足元からビリビリ来る。聞いてるんじゃなくて感じてる。

雑感

はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜これだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こういうの見たかったんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

って大の字になってるけど正直半分も理解できてない。悲伝の時の分からなさともまた違う分からなさに翻弄された。でも、この「すごく集中したのに全然分からない!なんだこれ!」っていう感情こそ、私が舞台で味わいたいものなんだよな。圧倒されたい。分からないものを見たい。大満足です!

4/13の配信は買うだけ買って、ディレイ冒頭15分程度で止めた。OP前からものすごく回るやん。これはがっつり集中して見なきゃ置いていかれるだけだと思って止めた。ネタバレも怖いけど生半可なコンディションでこれを見たくないなという……幸い核心をバラされることなく、ギリギリ劇場にも見に行けた。

冬の陣で経験を積んだんだろうな〜という演出はやっぱり現地じゃなきゃ味わえないものだった。こういう成長を感じられるのもシリーズ物ならではだよね。ラッセイおかわりしかも三日月単騎には度肝抜かれた。まだまだ驚いてもらおうか!ではない。あれは冬の陣を知ってると余計にびっくりする。夏の陣だけでもびっくりするか。

シリーズが進むにつれて刀剣男士(特に三日月宗近)の行動がきなくさくなっていくのもいい。无伝は真田十勇士(刀剣男士)・おふくろ様(審神者)・真田丸(本丸)という対比が見事だった。そしてここぞとばかりに連呼される「本能」。ある目的のために作られた存在という意味で真田十勇士と刀剣男士は同一のものだし、さらに大千鳥はどちらかというと真田十勇士に近い架空の存在で。物語を食らって強くなるっていう方程式も明確に示される。

刀ステ世界における仕組みが徐々に明らかになっていくのに、それを上回るペースで謎が増えていく。なんだよ陽伝って……鵺ちゃんと同じ方式?で顕現する鬼丸さん…………。官兵衛様と三日月は何を探してるんだろう。今のところ思いつくのは「歴史を改変して自分の望む未来(天下を取る/本丸を守る?)を手にする」ことなんだけど、なんというか捻じ曲がってるような気がする。官兵衛様はともかく三日月は本能に逆らってる……よね? 多分だけど。

この「ヒトによって作られたヒトでないものたちの物語」っていう骨格が今後どういう方向に転がってくのか楽しみでしかないな〜〜〜〜〜〜〜! 1作品では到底描ききれない話を一緒に見ていけるのが嬉しい。だからやっぱり劇場は開いてほしい。なんだかな〜言わんとすることは分かるけどさ〜〜〜ってなる。私もチケット数枚飛んだし。連休明けたら再開できますように。あと日付ズレてもいいからスペシャルカーテンコールもやりますように! それと配信! 4/13のやつでいいからもう1回! もう1回! 天伝とセルフマチソワして精神を疲弊させたいので何卒! 今度こそ全部見るから! アンケートも書いたから! よろしく! GWマジで予定ないので!!!!!!

はーーーーーーチケット増やすかーーーー……でもこういう行動が感染拡大に繋がるんだよな……の両極端に振れる心が忙しなく疲れる! 早くどうにかなればいいのになー(大の字)