またモノレールの下を歩いて現場に行ってる…………西と東でこんなに離れてるのに…………
観劇の記録
- タイトル：MANKAI STAGE A3! WINTER 2021
- 日時：2021年5月23日 12:30 / 18:00
- 場所：TACHIKAWA STAGE GARDEN
座席位置
1階後方→前方。ほぼ同じところを前進した感じ。
いやぁ………………聞きしに勝るというか………………見えませんでしたね……………………。
どっちも公式FC先行で取った席なんだけど、マチネは前の席に座った人の頭が被って上手側が3分の1くらい見えてなかった。銀劇の見切れで2階の端もらったのとほぼ同じ見え方。でも普通の席。段差列じゃなかったのが敗因だろうけどそれにしても見えなかった。せめて千鳥配置ならまだ見えただろうに……………。
ソワレはかなり前だから期待したんだけど、それでも微妙に被って見えないところがあった。被りを避けるには最前か段差列、もしくは2階・3階のセンター(Cブロック)を狙うしかなさそう。とにかく人権がない。サンモールを2倍くらいしたものに明治座の左右をくっつけるとだいたいステージガーデンになる。つまり人権席が少ない。ステラのセンブロのがまだ見える。まさかステラ以下の場所が来るとは思わなかった……ってのが正直なところ。
駅から遠いしそもそも立川が遠く、お手洗いもバラけてて回転率が悪く、座席はまぁマシかと思いきや前の人が座ると背もたれが斜めになる仕様だから前後両方座ってると間が通りづらく…………近所にIKEAがあること以外のメリットが見いだせない。あとマチソワ間を向かい側にある公園で過ごしてたら蚊にまとわりつかれた。これからの季節は虫除けがないと死にそう。
ついでに言えば椅子が隣と連結してるから隣近所が揺らせばこっちも揺れる。体感震度3くらいだった。揺れるのも気になるし、自分が揺らしたら近所にこれくらいの揺れが行くんだなと思うと気が散る。
そして音響がいまいち。変な音域が抜けて聞こえる割に肝心の台詞が籠もって聞き取りづらいところがあった。これは席によるのかな。足元にｽﾞﾝﾄﾞｺ来るのはいいけど普通に聞こえてほしい。
いいところが……ないな……IKEAしかない……………。*1強いて言うなら椅子の座り心地がいいことと特に寒くも暑くもなかったところ…………？
多分オルスタのライブとかそういう用途ならいい感じに使えそうな予感はするけど、ここでお芝居を見るものではないなーという感想です。
雑感
本編行く前に劇場の感想というか悪口でだいぶ字数を食ってしまった。
芝居そのものはものすごくよかった。咲也くんと雄三さんが入ったことで話の流れもわかりやすくなった。だからこそ場所が惜しくて惜しくてもはや悔しい。こういうのを銀劇とかで見たいんだよな〜〜〜〜〜でもまぁ銀劇ならキャパ的に当たらないかもしれないしなぁ。
去年はとにかく荒牧さんが劇場で見られることが嬉しくて、そこで感情がキャパオーバーを起こしていた。何がどうなってもおかしくない時期だったしね。でもあれから1年弱経ってコロナ禍での観劇にも慣れてきて、ようやくフラットな視点で冬単を見られた気がした。
エンジェルスノーの冒頭で「冷たい風が僕をいつの間にか大人にしてた」ってある通り、冬組は「いつの間にか大人になっていた」人たちの集まりなんだと思う。距離の詰め方やなんかで悩むのだって当たり前なのに、周りからは「大人だから頼れる」って思われてしまう難しさというか。でも年少組から見ると24前後ってやっぱり大人だし、自分たちとは違う「しっかりした人たち」って思うのも分かるんだよなー。このもどかしさは他の組では表せない。
春単(アリス)で「分かり合えないことが分かり合えた」っていう大人と子供の構造が、シトロンくんの「足を前に出すネ」で結び付けられるのもいい。シトロンくんは、多分誰よりも早く大人にならなきゃいけなかった、そして大人にならざるをえなかった人だ。あのシーン、破天荒だけど芯はしっかりしてるシトロンくんの強さが出てて好きだな。
ゲーム内のイベストだと出演者がメインで他のメンバーはちょろっと出てくるだけだし、第2回公演と第3回公演の繋がりもそこまで強くは描かれない。けれど舞台だと1つのキーワードでまとめられるし、他の組から見た時の印象が混じってくる。このオリジナル部分こそ「MANKAIカンパニー」という劇団のよさを表してる(と思う)から好き。年齢も立場も経歴もバラバラな人たちが芝居で繋がっていく。バラバラだから助け合える。舞台ではやってないイベストだったり、省かれたシーンもきちんとあったんだろうなーと思える。
……ってのが分かるから好きなんだけどなんといっても場所がなぁ…………もうちょっとどうにかならなかったのか。せめて座席を千鳥で置くとかさ。場所のせいで良さが半分以下になってて本当にもったいない。
