行く末トーキー

はじめからはじめよ

平成……! ― MANKAI STAGE「A3!」 SPRING 2019

前回の記事に「平成最後」と書いたな? あれは嘘だ。

観劇の記録

  • タイトル:MANKAI STAGE「A3!」 ~SPRING 2019~
  • 日時:2019年4月30日 18時
  • 場所:天王洲銀河劇場

てことでキャンセル待ち勝利してきた~~~~~!!!!イエーーーーーーーーー!!!! これがほんとに平成ラスト! 滑り込めるかチキチキブログチャレンジします!間に合え!(現在23時)

座席位置

1階後方、ちょっと上手寄り。上手神様ありがとうございます。キャンセル待ちだから見切れでもいいし何なら立ち見でも……と思ったら、ふっっつーーーーーにいい席が来てびびりました。まじか。今回手持ちが若干偏ってるのでありがたいです。上手神様いつもありがとうございます。令和の時代もよろしくおねがいします。

雑感

自分の中のテンションがなかなか観劇に向かなかったのもあって、開き直って「見たいものを見たいように定点する!」と決めました。いつも観劇当日にはわくわくしまくって(ちょっと眠れないくらい)よっしゃーフンスフンスって気合入れてくんだけど、キャンセル待ちでそれやって外れたら悲しすぎるじゃないですか。だからいまいちテンションが上りきらなくて。テンション作るのに1時間はかかるので絶対に間に合わない。だから、逆に心赴くままに見たら何を見るんだろう、みたいなノリで行きました。

いやぁ左京さんかっこよかったわ……。(予測可能回避不可能)(知ってた)(あたりまえ体操)

でも出てきた瞬間にパッて視線を持っていかれるのは間違いなく紬なんだよね。紬が出てくると絶対にそっちを見ちゃう。心の中で「我、推しぞ?」スタンプ連打しちゃう。やっぱなんか違うんだよな。前回より舞台から遠かったけど、それでもちゃんと声が届く。ただ柔らかくするだけだと絶対に埋もれちゃうと思うんだよな。それを後ろまで届けるために、絶対前とは違うことをしているはず。何かはわからない。

あと、全体的に「年上感」が増したんだな!って気づいた。今回は冬組公演をやらないので、紬の役割はリーダーズの最年長として、そして(MANKAIカンパニー加入前に)板に立った経験を生かしてみんなをサポートすることに重きが置かれる。だから、秋冬に比べると一歩退いたところで見守る立場になる→自然と抑えめになる?のかな?って思った。にしては1回目のぷちリーダー会議の前に好き勝手やってるけども。今回は「元号が変わる前にやるべき10のこと」を読んで心残りをなくすためにウェーーーーイって挨拶してた。心残りそれでいいのか。「もう1回」ってさっきもそれ見た……ハッ……デジャヴ……! たすく!たすく!たすく~~~~!!!

それはともかく。

私が見た2.5の中で、エーステは一番メインキャラの年齢差が開いてる(中学生~30歳+α)のと、その開きがいい感じに作用しあってるんだなって気づいた。原作も含めてそこが好きなのかもしれない。年齢や経験を重ねなければ見えてこないものがあるっていう点をちゃんと描きつつ、でも若くて何も知らないからこその力強さに引っ張られて状況が変わっていく、っていうところが好き。MANKAIカンパニーが「俺達らしくいられる場所」だからこそ、お互いの「自分らしさ」がプラスに作用しまくってるのかなぁ。すごい理想郷だよね。いいところだ。

それが一番出てるのが2回目のぷちリーダー会議。紬が「初日を迎えてから台本が完成したこともあったし」って言った後の3人の反応がすごくバラバラだった! 咲也は「それ本当ですか?」って驚いて、万里は「マジかよ」ってちょっと呆れてて、左京さんはちょっとだけ笑ってて。左京さんが笑ってるってことは、初代カンパニーでも似たようなことがあったのかなぁ。ここのバラバラな反応が、3人がそれぞれ重ねてきた経験を表してるみたいですごく好き。

あとね! 幸ちゃん!幸ちゃんが意外と男前な立ち方でびっくりした! スカートものすごく似合ってるけど、立ち居振る舞いは少年のそれなんだね! もうちょっとふわふわ~っとした動き方をするかと思ってたんだけど、こっちのほうがしっくり来た。夏公演楽しみだなぁ。

やっべぇあと30分!思いつくままに書いてるから逆に書きづらい!

MANMANグランプリの漫才がまさかの日替わりでびっくりした。摂京と天パヤンキーのネタは誰が考えたことになってるんだ……そして日替わり部分はどうやって考えてるんだ……。摂京の万里「おじいちゃんカブトムシありがとう!」→カブトムシに名前をつける→左京「あっ」→万里「平成……!」が好きすぎる。あとシトルンの「ちょっと汚い話になってしまいますが……綴です」ね。後ろで紬が素に戻って爆笑してたのを見てしまってつられ爆笑した。左京さんも顔背けてた。あの脈絡の無さが持ってる破壊力半端ない。駄目だ今思い出してまた笑ってる。エーステの円盤って日替わりそこそこ入れるタイプなのかな。あそこもったいないから残してほしいなぁ。アンケート書かなきゃ。お金なら払うよ!

(シトルンを思い出して笑っているので3分休み)

だめだ左京さんの客降りルートに乗れたことしか思い出せない。ほどほどに通路が近かったので今作もきっちり左京さんがバニラの香りを振りまいてることを確認してきました!こうなったら、いつかハイタッチできる日が命日になると信じて邁進するしかない。今回はかなり惜しかった。でも万里にはウェーーーーイ(ピロピロピ~)できたので良きです。水江万里くん、近くで見るとめちゃくちゃ顔が整っていてすげぇなって思いました。顔が小さい。体が薄い。ぺらぺらだった。もうちょっとお肉食べたほうがいいのでは?

あ、そうだ! 春組公演のネタが友情ものばかり、って綴は悩んでたけど、むしろ同じテーマを違う切り口から描くことによるエモさが伝わってきて、ぜんまい見ながらちょっと泣いてしまった。アリスの時はアリス(真澄)から「友だちになろう」って持ちかけられたハートの王様(シトロン)が、ぜんまいでは「友だちですから」ってルーク(綴)の命令を拒む。このメタ視点が劇団ならでは、って感じで面白いよね。作品ごとに集まっては解散するんじゃなくて、同じ人が違う役を通して同じテーマを訴える、っていう積み重ねが作り出すもう一つの物語、というか……。

あ~~~~時間ないよ~~~~!

心赴くままに見るとこんなにもまとまりがないのかと自分でもびっくりしてます。でも全部楽しくて、受け取ったもの全部が宝物です。この作品に出会えてよかった~~~~~~!

今度こそこれが最後です!令和の時代もよろしくお願いします!じゃーね!