行く末トーキー

はじめからはじめよ

殺陣まつりの思い出

チョコ食べ始めたよ! 結構はっきり味が違ってびっくりしている。第一印象ではブラジル>ベネズエラ>ペルー>ドミニカ。

それはそれとして、殺陣まつりで覚えておきたいことをただひたすらメモしていきます。配信も見たけど全然物足りなくて……忘れないうちに書き留めたい。全部記憶が頼りだから間違いもある。ご了承ください。

開演前

特典付きS席の入場

すっっっっごい厳密だった。レーンごとに名簿があって、席番号と氏名を照合した後ちょっとだけマスク外して顔も確認された。集合時間に合わせて名簿を変えるから遅刻した人はイレギュラー対応だったみたい。イレギュラー列はPCでエクセル見てたし。間に合わずイレギュラー列に行く人はそこそこ見かけたかな。*1

特典を受け取ると同時にリストバンドをつけてもらう。リストバンドも公演ロゴが入ったすごくしっかりした作りで、ある意味グッズだった。だからこそ外すのが惜しい! 不正防止のためギッチギチの位置に留められるが絶対にハサミは入れたくない。フヌヌヌヌヌヌ……!って感じで無理やり引っこ抜いた。ちなみに公演ごとに色が違うのでバンドを見ればいつの前方席に入ったかも分かる仕組み。

サイン入り幟のかけらは特典の中に入ってた。3センチ角くらい。

チョコ

1公演につき12枚入りを1箱もらえる。全通すると7箱(84枚)、コラボセットも買うと全部で11箱(132枚)。しかも味が選べるし、スタッフさんに聞くとそれぞれどんな味か教えてくれるので入り口が常に詰まり気味だった。

17日夜は早めに入ったのにペルーがなくなりかけてた。荒牧さんのおすすめがペルーだったからかな。18日昼には復活してた。

物販

明治座2階の物販会場にあらまとん先祖がいて、16日以降は角の部分にリングライトを装備していたらしい。先祖、大きすぎて売れない代わりにあちこちに出没しててかわいかった。

3階のチョコ売り場は初日でもスムーズだった。通常の売店も盛況で、荒牧さんが明治座プレミアム倶楽部でおすすめしてたお菓子は時々売り切れてた。

客入れ

これまで出演した作品にまつわる曲がかかってて、懐かしい気分になったり突然心臓を刺されたりした。

  • テニミュ2nd (バイキングホーン)
  • Kステ (KINGS)
  • ミラステ (OP)
  • 薄ミュ (ヤイサ→PAINT IT BLOOD→市中見回り)
  • あんステ (fight for judge)
  • 刀ステ ジョ伝 (1幕OP 序ノ鳴動)
  • モリステ (OP)
  • 刀ステ 天伝 (OP 冱つ深む時雨→ラッセイ)
  • リアフェ (Mystery & Doubt) ※歌あり
  • カミシモ2 (オンリーユー!)
  • ヒプステ (オオサカ24金マジック) ※歌あり
  • まっきーとけんた (Forever) ※歌あり

2周目のヤイサあたりで開演時間。特定に協力してくださった方ありがとうございます。

OP

荒牧さんが舞台中央で正座している。2階席から見るとちょうどセリのあたりにいて、舞台って想像より奥行きがあるんだなぁと思ったりした。何年経っても初心者みたいな感想しか持てない。

ペンライトポイント①。

スッと点けるやつ。初日はどこで使えばいいのか全く分からなかった……w そのくらい真剣に見入ってしまっていた。

リングライトが電池と接触すると点くタイプだから、消した後も拍手した時に一瞬点いたりするんだよね。上から見ると星あかりみたいに瞬いてて綺麗だった。

劉備様がいない

関羽が取り乱してあれこれやるのは初日からだけど、趙雲が「これはそんなに切れない刀だ」と乗っかるのは確か16日夜くらいから。柄に電池が入っているとか、スイッチがここにあるとか、すごく予算がかかっているとか、だんだんぶっちゃけていくので楽しい。どこかの公演で「別の作品に使っていたかもしれない」って言ってたのは……例え話? それとも本当?

影絵断ち

荒牧さんがやりたい殺陣①。映像演出って席によっては何をしているのか分からなくなりがちだけど、少なくとも私が見た範囲ではどこからでもちゃんと斬り合っているように見えた。どういう技術を使ってたんだろう?

といっても影は影だから荒牧さんの動きをじっくり追えるのもよかった。相手がいる殺陣だとどうしても見えない部分ができちゃうからね。

劉備様との宴

ゲストパート①。劉備様(ゲスト)との馴れ初めや印象と、出会った頃の写真、劉備様が選んだ思い出ベスト3の紹介。ランキングを知らない荒牧さんが話を先取りしてしまうことがちょくちょくあって「ここで言うつもりだったのに!」って突っ込まれてた。

12/15 夜 鈴木拡樹さん

出てきてすぐに「みんな真剣に見てるけど大丈夫? これイベントだからね! お祭りだからね!」と念を押してくれて、そこでようやく空気が和んだように感じた。

ホンキートンクで初めて共演して、その時にはKステで共演することも決まってたからKの話もして仲良くなって……という馴れ初め。7人の中では一番古くからの繋がりだったのかな? 植ちゃんや凌さんもKステが起点だし。南のけーちゃんや涼星くんもKステ繋がりで話が盛り上がって、きみさーさんもよく分からないなりに乗っかったりして楽しかった。

おしるこ事件*2も懐かしかったな~! その流れで「まっきーが食べられる和菓子ってないの?」となり、涼星くんが「あんみつは?」と素でボケたりもした。あんこ苦手って言ったのに真っ先にあんみつを提案するな笑。白玉なら行けるかもしれないとのこと。芋ようかんなどもちょっと難しいらしい。

殺陣パートも「この明治座の、この立ち位置で」やることに意味がありすぎる関係でグッと来た。多分意識して作ったよね。

次へのつなぎは「俺はあの鈴木拡樹を安全な場所に置いてくる!」と「鈴木拡樹は無事安全な場所に置いてきた」。これが基本パターン。

12/16 昼 橋本祥平さん

薄ミュ(黎明録)からの2人。薄ミュだけで見ると祥平くんの方が長いので、初対面では荒牧さんが後輩として接していたらしい。それが今では……と後輩をかわいがっていた。祥平くんはたくさんの兄貴がいる。媚びている訳じゃなくて、そうすると楽しいから後輩ムーブをしているんだって話を聞いた。

祥平劇場の話もよかったなぁ。マチソワ間の休憩中、みんなが寝ている楽屋にバーンと入ってきてひとしきり踊ったり話したりしているらしい。寝かせてくれよと思わなくもないものの、最終的には笑っちゃって寝るどころではない、みたいな話だった。さじ加減が絶妙なんだろうなぁ。

つなぎは拡樹さんと同じ。

12/16 夜 松田凌さん

「みなさんどうもこんにちは松田凌です………うわーーーーーーー明治座だーーーーーーーー!!!!!」と舞台上を走り回り下ろそうとしていたスクリーンを止めた猛者。趙雲に「我が軍の裏の者(≒スタッフ)が困っておりますので」とたしなめられていた。その後も豪華な椅子について「実家にあったやつ」と言い放つなど登場から自由だった。

この日の公演冒頭で関羽が両脇のスピーカーを指して「劉備様の右足」「左足」と言ったせいで劉備様が超大型巨人になってたり、それに「俺が駆逐しておいたから大丈夫だ」と返したり、劉備様が今抱えている案件がネタになり始めたのはここからだったと思う。

7人のうちでは一番共演作が少ない(Kステと刀ステ天伝のみ)あらまつペア。おしゃべやは共演にカウントしないらしい。でも信頼関係はバッチリだった。思い出にランクインしていた「衝撃の一発芸」が本当に衝撃的で、荒牧慶彦の謎な部分はKステの頃から健在だったのか……と驚くなどした。

Kステの稽古中、シロクロネコの3人でちょっとした休憩を取っている→凌さんが荒牧さんに「何か一発芸やってよ」と無茶振り→「えぇ~…………いいよぉ……」と渋々受けた荒牧さんがネコ(恐らく亜里沙さん)のふわふわ衣装を摘むフリをして「ふわっふわっ……ふわっふわっ……うわぁ綿あめみたぁい」と言う。

文字では全く伝わらないんだが最高に意味が分からなかった。で、リベンジということで綿あめをもう1回やってくれて(凌さんがやらせたとも言う)、それを見た凌さんが「あのね、びっくりするくらい同じだった!」と笑って荒牧さんは崩れ落ちていた。なんだったんだろうあれ。

ふわっふわっなくせに殺陣はえぐかった。凌さんが遠慮なく踏み込んだからかポニーテールが吹っ飛んだ。直接相対したことは一度もないのにあの速度あの間合いができる2人、すごいを通り過ぎて怖い。ふわっふわっなくせに。

つなぎは「俺はリヴァイ兵長を安全な場所に置いてくる」と「松田凌は無事に安全な場所に置いてきた」。このへんから遊び始める。

12/17 昼 水江建太さん

指ハートを作ってせり上がってくるチャラい劉備様。まっきーさんとお揃いがいいと頼んで似た感じのポニーテールを作ってもらったらしい。かわいいね。固有名詞に気遣って「○民でサシ飲み」と言ってくれる優しい人です。別に平気らしい。

荒牧さんといえば(若干意味のわからない時もある)ボケだけど、水江くんはボケを柔らかくしかし頑として避ける。絶対に突っ込まない。涼星くんが「俺は必死にレシーブしてるから早くそっちに行きたい」と嘆いていた。突っ込んでくれない相手にボケ続ける荒牧さんもそれはそれでどうなのと思わなくはないけど、2人が楽しそうだからまぁ別にいいか〜とほんわかしてしまう。春単2019の日替わり(紬が読んでいる本の話)は途中から日替わりになり、毎日一緒に考えていたとのこと。終盤には水江くんが「まっきーさん今日どうします?」ってとてとて近づいてきてくれたみたいで、その再現がまたかわいかった……!

殺陣パートはなく、代わりに「ゆびきりとおまじない」を1コーラス流してくれた。歌うのは月末のライブまでお預け。途中で手持ち無沙汰になったのか趙雲の刀を抜き「うわぁ〜〜〜!」って感じでひとしきり眺めて戻していた。なんか始終ふわふわしてた。

いつか水江vs荒牧の刀殺陣も見たいな〜。水江くん刀持つ役回ってこないかな。動ける人だし華もあるし絶対かっこいいよ。

つなぎは「俺はかっこいい水江建太を安全な場所に置いてくる」と「水江建太は無事に安全な場所に置いてきた」。趙雲から見た水江くんはかっこいい人のようだ。

12/17 夜 植田圭輔さん

劉備様がせり上がってくるまでの煽りが一番激しかった気がする。「だんだん近づいてきてるんですよ」とか「でも小さいからあんまり見えないのかもしれない」みたいな感じで他の人よりちょっと長めに時間が取られていた。で、出てきた劉備様が「小さい小さい言うな!!!!」と一喝。植ちゃん、見るたびに「あれ、こんな小さかったっけ……?」ってなる。自分の中のイメージと実体がなかなか一致しない。

昼間が絶対に突っ込んでくれない水江くんだったからか荒牧さんがボケるボケる。植ちゃんも律儀に突っ込んでくれる。優しい。「ちゃんと突っ込んで! 植ちゃんの仕事だからね!」と念を押す社長と「こいつガチでボケてる時あるからなぁ」とぶっちゃけてくれる植ちゃん。王室教師ハイネを「植ちゃん今やってるあの……王の……ハイネケン?」と素で言ってしまったらしい。素でやらかした時のほうが面白いよね。

ここで植ちゃんから「劉備vs趙雲の殺陣は事前に送った動画で予習するだけで、実際に合わせるのは本番のみ」と暴露される。わぁ。幕張から明治座まで移動する間ずーーっとスマホで動画見てて、バッチバチに緊張したまま合わせていた。ありがとうございます。「動画見てて〜」って話す植ちゃんの丸まり具合はまさにちいかわだった。

つなぎは「俺はちいかわな植田圭輔を安全な場所に置いてくる」と「植田圭輔ジャンフェスに置いてきた」。関羽が「ジャンフェスなら安全だな!」と頷いていた。本当に安全なのかな?

12/18 昼 梅津瑞樹さん

約束された事故回。おじいちゃんがせり上がってきて、初対面のちゅんりーさん*3が「えっこのまま進めるの?!本当に?!」とやや本気で焦っていた。椅子に座ってからはちゃんと梅津さんに戻った。

荒牧さんとの初対面は刀ステ慈伝のグッズ撮影で、まだ役作りもほとんどできていない状態で向き合い、ただひたすら顔が近く美しいと思っていた。この話好きだな……w 荒牧さんの「本科と写しだから顔立ちも似てるのかなぁと思ってた」に「似てると思ったことはない」と即答するところまで含めて好き。荒牧さんも今は思ってない。梅ちゃんは梅ちゃんだし、荒牧さんは荒牧さん。殺陣はわざと揃えている部分がある。「朧の山姥切国広」と荒牧さん本人の殺陣の似せ方がすごい〜って話もあった。

梅津さんは小劇場(200人前後のキャパ)から2.5次元の世界に来た人だから、そこの違いについて聞けたのもよかった。小劇場の感覚で芝居をしても、たとえば明治座の3階までは届かない。逆に大きな芝居をすると小劇場では過剰に見えてしまう、みたいな話。これまでしてきた芝居との折り合いがつかず苦戦していた(ニュアンス曖昧)梅津さんを荒牧さんが飲みに誘って、ひたすら話を聞いたりもした。でもそこのバーが恐らくぼっ……で、そこまで飲み食いした覚えはないのにお会計が10万以上した、っていうオチが強すぎる。「すごい引っかかったけど、でも、今日この場を嫌な感じで終わらせたくないから払いましたよ!!」って言い切る社長の頼もしさに笑った。

殺陣は大きく振りかぶった瞬間に梅津おじいちゃんの腰が逝って終わった。シンヤさんがノリノリで「グキィッッッ」って音鳴らすから笑うしかない。あれは……シンヤさんが気を利かせたのか……事前に打ち合わせたのか……w でも他のパートでグキィッて音使わないからわざわざあのためだけに用意したんだよね?

いつかおじいちゃんじゃない梅津さんとのガチ殺陣も期待してるからね!

つなぎは「俺はあの梅津おじいちゃんをおばあさんに返してくる」と「梅津おじいちゃんには弁当を渡しておいた」。

12/18 夜 和田雅成さん

配信があるので一旦割愛。アーカイブ見ながら書き足します。

殺陣

4人ともタイプが違うから見てて楽しい! お披露目だからそれぞれが一番得意とする見せ方を用意するのもお祭りっぽくてよかったなぁ。荒牧さんがPastureの社長として何を見せたいのかがくっきり出ている部分だった。

ちなみにここから100人斬りに移るくだりはダチョウ倶楽部パターン(どうぞどうぞ)と他4人が無理やり理由を見つけてハケるパターンがあった。「全部で100人だから5人で割って20人ずつ」を間違えたのは千秋楽だけ。やっぱり彼は素でやらかす時のほうが面白い気がする。

100人斬り

こっちは役者の荒牧慶彦が見せたい、あるいはやりたいこと②。

圧巻だった……。毎回固唾を呑んで見ていた。殺陣は無酸素運動で、息を止めていられるのは長くて1分。100人斬りは4分半ほどある。最初は合間合間で止まって笑う余裕があるのに、どんどん表情が険しくなっていく。最後の1対1*4の直前がすごい。ゾッとする。何の役も乗っていない、荒牧慶彦としての殺陣。それであの顔を見られるのは本当に今まで応援してきてよかったとしか言いようがない。

16日からはバイキングホーンや突きも混じって、10年間の集大成があの4分半に詰め込まれていた。あれをやりたいと言ってアンサンブルの人数やら回る盆やらを用意できたことも含めてね。

新人紹介

100人斬りを終えた荒牧さんが休む間に新人さんの自己紹介。社長は舞台の真ん中でゼーゼーやっている。足を伸ばしたりもしていた。17日昼だかにMC孔明から「新鮮なティッシュを持ってきたぞ」と言われて「くしゃくしゃじゃないですか」と返したら夜公演は箱ごと持ってきてもらえたりしてた。18日だっけ?

MC孔明から公演ごとに違う質問をされて、2人の人柄も分かったしPastureの雰囲気も見えてきた。たとえばオーディションのダンス課題は当日に振りを見て覚えるもの(テニミュ2ndと同じ形式)だったとか。しかも通常でも1週間くらいかけて覚える難易度で、当然2人もほとんどボロボロ。完成度よりは振りとの向き合い方を見たかったから当日覚える形式にしたと社長が補足していた。現時点でできるかどうかより、これから伸びていけるか、伸ばす意志があるかを重視したいんだなぁ。

あとはお互いの長所短所かなぁ。朝陽くんから見たしばこーの長所は「時間ギリギリまで練習に付き合ってくれる」ところ、しばこーから見た朝陽くんの長所は「覚えが早く人に聞くことも躊躇わない」ところ。逆に短所は「しばこーがミルクティーを押し付けてくる」ところと「朝陽が全然ミルクティーを飲んでくれない」ところ。しばこーは稽古場の自販機をカラにする勢いでミルクティーを飲んでいるらしい。

ちなみに「しばこー」はこのコーナーで本人がそう呼んでくれと言っていた。「こうせい」とか「こーせー」はちょっと呼びづらいっぽいと思っているみたい。個性もあっていいと思う。正直「司波」も「光星」も単語登録しないとパッと出てこないし。

朝陽くんが「舞台袖で緊張してたら荒牧社長がハグしてくれた」と言った後の流れも本当に初々しくてよかった〜! 逆に朝陽くんからハグしてみようってなって、でも朝陽くんはもじもじてれてれして全然踏み出せない。ファンかよ。大丈夫その社長出会って3秒のおたくにハグかましてくる男だから!って心の中で応援してしまった。コロナ禍のチェキ会でも容赦なくめり込んでくる男だぞ。ここから社長によって丁寧に育てられて爆裂接触モンスターになってたら面白いなーと思ったのでコロナはさっさと滅んでほしい。

殺陣仙人

ひなさんによる殺陣ほめちぎり+解説会。これが地味に参考になるというか、はぁ〜〜〜なるほどな〜〜〜って毎回学んでいた。15夜だけ2人紹介、残りの公演は1人紹介。荒牧さんが紹介されたのは18夜だけ。

  • 君さん
    • 体幹がしっかりしているので静止した時がきれい
    • 殺陣中に腹から声が出ている
  • 涼星くん
    • 足が長いので蹴りがとんでもなく映える
    • 身長の割に殺陣が柔らかい
  • しばこー
    • 逆手持ちでも剣先がブレない
    • 刀を投げ渡すのが上手い
  • 朝陽くん
    • 見せ方を意識して拳を出せている
  • 荒牧さん
    • 剣に気持ちと感情が乗っている(ので本物らしく見える)

刀を投げ渡す話をしていた時にしばこーと朝陽くんの立場を逆にしてみようとなった。多分ここのコーナーは誰が何をするか決まっていないので段取りを決めるところが見れたのもよかった。重心が柄にあるからそのへんを意識して……と教えたり、万一取れなかった時に備えて舞台キワで待機してくれたり、社長の気遣いが光っていた。無事キャッチできた。お見事。

殺陣仙人はなぜか常に脱いだし、みんなからもなんで脱ぐのかと突っ込まれていた。荒牧さんの貴重な突っ込み。

あらまとんの冒険

端的に言うと狂気。

演者のための休憩が要るんだろうなとは思うけど、しかしなぜこの映像を作ったのか……本人も「どこに金かけてんだよってみんなから言われた!」って言ってた。本当にそう。いやぁ言ってみるものですね、ではない。

初日に「あらまとんの冒険」と出た時はちょっと微笑ましいというか、まぁいかにも荒牧さんが考えそうなことだよな……みたいな空気だったのに、CVが出た途端に客席がブチ上がった。本当にどこに金とコネを使ってるんだこの社長。声の豪華さと映像の……お手製感のギャップがすごい。明治座の1階奥で撮ったって言ってたから声だけ先に用意してもらったのかな。

それにしてもあの話はなんだったの??????? 誰が考えたの???? 社長???????

村長との大喜利

劉備様の行方を知っている人物(村長)が「面白くないと教えない!」と言うので本日の劉備様も呼んでみんなで大喜利をする。お題は全部で3つ。うち1つは「20周年、こんな荒牧慶彦は嫌だ」で固定。ゲネ含めて8回やるので最後の方ちょっと苦しそうだった。

12/15 夜 富田翔さん

今夜も鈴木拡樹じゃん!!!!!!(大興奮)*5

でも「今夜も鈴木拡樹」で喜ぶ人も少なくなったのかもしれない。私の両隣は「わ〜」くらいのテンションだったので突然盛り上がってすまんなとなった。

翔さんは5秒に1回ボケて自分で回収していた。忙しなかった。荒牧さんはにっこにこで翔さんを見ていた。わかる、翔さんのこと大好きだもんね。「芸名を荒牧ヨシヨシにする」は経緯も含め本当に懐かしい話で、全体的にトキ時代からのおたくが喜ぶ時間だった。

大喜利のお題に「和田雅成が『嘘やろ』という新ビジネスとは?」があって、なんで本人がいない時にこのお題が?と笑った。この時は翌日以降どうなるかなんて全く知らないので18夜もこの話するのかなーと思ったらその後影も形もなくて更に笑った。なんでこの日にやったんだ。まぁ本人いる場でやっても面白くないけど、いない場でやっても意味わからないでしょ笑

翔さんがいることが嬉しすぎて大喜利どんなだったか忘れてしまった。しばこーの回答がスケッチブックの上の方に小さく書かれていて、社長に「とりあえずもっと大きく書こうね」と教わっていたのは覚えている。でも千秋楽まで微妙に小さいままだった。多分書きたい内容と実際に出力できた文字数が噛み合ってないんだと思う。あと確かここでPastureは漢字に弱いことが明らかになった。

コーナーの途中で涼星くんの椅子が壊れて、その後は床に座っていた。それでも埋もれない涼星くん、でかい。

12/16 昼 和田琢磨さん

シークレットゲストがいることが分かった状態で臨む2公演目。誰が来るのかな〜翔さん続投かな〜と思ったら登場してすぐに暴れ始めた。力技で笑わせにきた。ラストワルツのもう片方が乗り移ったような暴れっぷりだった。

「あらまとんに次ぐマスコットは?」みたいなお題で「わだっくま」と即答するだっくまさん。もうひとりの和田(雅成)が熊の着ぐるみを着た画像を上げたことをとても根に持っていて、俺のほうが先だから!!!!と全力で主張していた。和田競り合いが激しい。社長には「それはうちじゃなくてそちらで出してください」と断られた。

どんなお題だったか忘れたけど、祥平くんと一緒になってミョンミョンミョンミョン……と荒牧さんに詰め寄っていた。なんだったっけこれ……ミョンミョンのインパクトが強すぎて文脈を忘れてしまった。ハケる時もミョンミョンしていた。

この日は途中で祥平くんの椅子が壊れて、祥平くんがポカーンとした顔でゆっくりゆっくり後ろに倒れていった。周りも何が起きたか分からず、完全に倒れてから「劉備様ーーー!!!」と駆け寄って騒いでいた。バカほど笑ったけど危ないからちゃんと点検してほしい。夜公演からは大丈夫だった。

12/16 夜 唐橋充さん

翔さん、だっくまさんは分かりやすく笑わせてくる人だけど、唐橋さんは静かに何かがおかしかった。私があまり知らない人だからかもしれない。

20周年のお題を見た凌さんが荒牧さんに耳打ちして、荒牧さんに「それは絶対ダメでしょ!!w」って断られていたのは何だったのか非常に気になる。何を言うつもりだったんだろう。写真で一言(ベッドの上で枕を抱えた写真)のお題で「これはこの間ホテル行った時の……」と存在しない記憶を流暢に話し始めるのもだいぶヤバい。あらまつ、他のペアにはない濃密さが漂っている。

確か「Pastureで鍋をしていたら社長が怒り始めた。何が入っていた?」みたいなお題の最中に唐橋さんと荒牧さんの間にあったお水が倒れてこぼれてしまい、わちゃわちゃと拭き取って一段落……というタイミングで「わたを入れすぎて……わたなべになってしまった」と答えていた。なんで今………??????? えっなんか怖い。得体の知れない怪異を感じる。あと20周年のお題で「おしりにわずらい*6を抱えている」と答えた後のわずらいトークもなかなか不思議な時間だった。なんかこう、全てにおいて間合いが変なんだよ。静かに何かがおかしかった。

凌さんが南のけーちゃんに「結婚おめでとうございます」と言ったのは確かこのタイミング。15日の終演後に報告されてそれも「今?!」ってなり、しかし昼は誰も触れず、夜もここまでノータッチだった。これもこれで「今ぁ?!」だけども。振り返ってみると全体的に「なぜ今それを……?!」って思ったコーナーだな。

12/17 昼 藤井隆さん

はぁ????????ってなった。いやまさか来ていただけるとは思わないじゃん。これまでの3公演でなんとなーく法則が見えてきて、さてじゃあ誰が来るんだとワクワクしているところに打ち込まれる想定外の藤井隆さん。出てきた瞬間からいなくなる直前までずっと面白かった。アイラインをばっちり引いてもらって、そのせいで上を見たまま(恐らく白目になっている)戻れない~!とよたよた出てきて、でも荒牧さんに「多分みなさん見えてないし今日は配信もないんです」と言われた途端に「なぁんだじゃあいいや」ってケロッと戻る。これだけでもうがっつり掴まれてしまう。面白い人って何やっても面白いからずるい。

水江くんも「うわぁ藤井隆さんだぁ……すごーい」みたいな感じでふわふわと出てきてふわふわと握手を求めていた。そうだねびっくりしたよね。改めてすごい人と共演したんだなぁと。しかも藤井さん、このコーナーのためだけに仕事の合間を縫って来ていただいたらしくカーテンコールにはいなかった。本当にありがとうございます。しかし良かったんだろうかこんな……よくわからないイベントのさらによくわからないコーナーに……。あらまとんのCVもそうだけど、周りの「荒牧さんのためなら」という助けられっぷりにこっちがビビる。徳を積みすぎている。積んだ徳の使い所はここで……いいのか……? いいんだろうな……。

ゲゲステの稽古期間、帰りにタクシー呼んだらなかなか来なくてちんまり座って待っていた話が聞けた。だいたい髪ぺたんこ坊やだった。タクシーで帰ってるんだ……とか、自分で呼んでるんだ……とかいろいろな感情が去来したが髪ぺたんこ坊やはかわいいのでよしとする。

12/17 夜 染谷俊之さん(映像)

お誕生日おめでとうございました! 来てくれないかなぁと思っていたが当日はさすがに無理があった。いつもなら「このあたりにいると聞いたんだけど……」みたいな前フリで始まるところが「あれ、電話かかってきた」に変わり、MC孔明とゲストが電話→「あ~まぁ今日じゃ無理だよね~分かった分かった」みたいな小芝居を挟んでゲスト発表。

映像では「なんで俺の誕生日に俺が動画撮ってんだよお前が送ってこいよ!!!」と突っ込まれた。ごもっともです。そもそも染谷さんが17日に何をしていたのかとか、その後どうしたかは分からないんだけど、染谷さんのTwitterを見るに何かは送ったのかな?

そういうところ律儀だよね。

大喜利でもやっぱり荒牧さんがボケて植ちゃんが突っ込む。「始まりのカーテンコール」(植ちゃんが演出した舞台)を指して「終わりのレースカーテン」(多分)と言い、そういうボケがいいんだと褒めれていた。そのノリで漫才を始めようとしたけど「お前の相方は別(和田雅成)だろ」と断られた。そのへんは厳しいらしい。でもさ~冬単2023でマシュむぎやるかもしれないじゃん。やろうよ。絶対面白いって。

この時も写真で一言があって、謎の瓶(荒牧さんの顔よりちょっと小さいくらい・中身が詰まっている)を持った荒牧さんの写真を見て、瓶の中身が植ちゃんになったりとちいかわ植ちゃんが大活躍していた。

12/18 昼 寺山武志さん

梅津さんと初対面なのマジ?! ぶつかっててもよさそうなのに。梅津さんがおじいちゃんになったせいでテラさんはキャラが被り、メイクを1からやり直したそう。そんなギリギリの戦いをしているのかここは。それを聞いた梅津さんが瞬時におじいちゃんになり、テラさんも合わせておじいちゃんになった。初対面なのに息が合いすぎている。どこかでがっつり絡んでくれないかなー。

おじいちゃんインパクトのせいかもしれないけど、梅津さんの大喜利回答は真面目だった……ような気がする。20周年のお題で「これは大喜利ではないかもしれないんですが」と前置いて出てきた答えが「プレイヤーではなくなっている」だった。すぐに「それは絶対ないからね!」と返す荒牧さんは本当に舞台が好きなんだなぁ。

確かこの回に「荒牧慶彦と身体が入れ替わってしまった。何をする?」というお題があって、荒牧さんは「自分と入れ替わるんじゃつまらないし」と「涼星と入れ替わって、ちょっと裾足りないんですけど……って言う」と答えていた。大抵ちょっと長めに用意してもらって後から詰めていくのに、涼星くんは足りないことが割と頻繁にあるらしい。逆サバ読んでるからじゃないか?(公称186cm・実際188cm) 涼星くんは「好きで足りなくなってる訳じゃないもん」とぷんぷんしていた。一方朝陽くんは「荒牧社長と入れ替わったら8時間鏡を見る」と答えた。ファンかよ。

12/18 夜 前野智昭さん

こちらも配信があるので一旦割愛。

劉備様は一体どこに……と凹んでいたところに風が吹いて、客電がついて、こちらを振り向いた時の顔がすごく好きです。

2023年2月5日に配信決まった! おめでとう! 嬉しい!

こういうこと言うと決まりが悪いというかなんというか気恥ずかしさもあるんだけど、推しからもらう言葉としてこれ以上に嬉しいものはないよ。ファンとしてめちゃくちゃ愛されてる。大事にされている。いつか離れてしまうだろうことも予期していて、それでも「再び重なると信じて」くれている。こんな幸せなことあるかよ……! この歌を聞けて本当によかった。

席がいい感じにバラけたので「月が綺麗だね」もいろいろな角度から見れた。下手から見る横顔がすごく穏やかでまた惚れ直した。思うことは違うかもしれないけど、あの瞬間だけはきっと同じことを感じていたはず。

はぁ~~~~~本当に良い歌だ。染み入る。何度聞いても嬉しい。

撮影タイム

配信だとオフショットしか流れてなくてショックだった~! まぁ客席をがっつり映す訳にもいかないからしょうがないんだけど、ここ本当に楽しくて。MC孔明のお二人には頭が上がらない。誰がどこで何をしているのかを常に教えてくれるし、誰もいなくなった時も「ちゃんと撮れた? ブレてる人ー? みんなブレてるじゃないか大丈夫?!」って感じでかまってくれる。あと孔明チャンスがある。MC孔明にとっては最大の難関だけど客としてはものすごく楽しかった。

涼星くんは相変わらず顔が遠い。涼星くんに合わせてズームするとその後に来る人がやたらデカくなる。逆にたとえば荒牧さんに合わせると涼星くんが遠い。だから彼の背中ばかり撮ったのは不可抗力であって……わざとではない……! しょうがないんだ! 遠いんだよ顔が!

新人ふたりは常に動いているのでどれもブレている。止まってくれ! 実は一番撮るのが難しかった説ある。千秋楽はしばこーが先祖を連れてきてて、そのおかげで若干撮りやすくなった。朝陽くんは最後までブレていた。涼星くんとガァガァやってる時だけちゃんと撮れた。

君さんはすごく撮りやすかった。動きがゆっくりだし止まってくれる。ぶりっこポーズしてオエーってなるまでがきちんと収めてある。荒牧さんとすれ違うと必ず荒牧さんを撮るフリをしてたのもかわいい。2階3階で結構サービスしてたらしいので見たかったなぁ!

社長はさすがの貫禄でした。圧倒的な場馴れを感じる。君さんほどゆっくりではないけど撮るとまぁブレない。謎のテクニックを使っている。会場にいる人の大半が荒牧さんを追うから、彼に合わせて人波がぞぞぞぞぞーって動いて面白かった。MC孔明にもからかわれた。上から見るとちょっと感心するくらい統率とれてんだもん。

最後の集合写真も下手・上手・中央・1階・2階・3階とまんべんなく向けてくれるのでホスピタリティの塊だった。君さんがふざけて社長に角を生やしたり、それを見た朝陽くんが乗っかったりと自由な時間だった。ぱすちゃー、基本的にボケしかいないかわいい空間。

カーテンコール

全公演トリプル+スタオベ。初日の社長はボロボロ泣いたし、16日夜も「泣いちゃうから待って」と顔隠したし、その後も若干言葉に詰まったりしたし、千秋楽も泣いた。荒牧さんが素で泣くところを直接目にしたのは初めてかもしれない。

荒牧さんって何でも話してくれるようで結構線引きがはっきりしていて。話さないと決めたことは気配すら感じさせない。盲腸……はまぁちょっと漏れてたけど、靭帯再建とか、ICLとか。推しの身体についてのご報告受けがち。ともかく、そうやって「言わないでおこう」と決めたことの欠片がぽろぽろこぼれる挨拶だった。

私は荒牧さんを通して舞台の世界を知ったし、今も主に2.5次元と呼ばれるジャンルを見ているから、2.5次元だからどうこうと言われた経験はない。でも「あの○○が実写化」というニュースを見てウッとなる感覚は知っている。刀ステ虚伝初演の知らせだって、最初のうちは表立って何も言わないにしても「ちょっとなぁ」と思っていた。そういう微妙な視線や、時には直接的な言葉をぶつけられながらも、荒牧さんは自分の「好き」とか、ファンから向けられる「好き」の感情を抱えて突っ走ってきたんだろうなぁ。彼が感じた悔しさを肩代わりすることは絶対にできないけど、立ち止まりそうになった時の支えには……なれてると、いいなと願いたい。支えというか、逃げ出さないための枷かもしれない。ファンの存在は彼にとっての「戦う理由」になっているみたいだし。

いつか離れる時が来たとしても、この4日間で感じたことは忘れたくないなーってしんみりした。こんなにまっすぐ愛されてるんだもん、疑ったら失礼でしょう。返そうとするのではなく、私は私なりに荒牧さんを好きでい続けたい。うまく言えないな。すごく素敵な人に出会えたし、素敵な人を好きになれたし。素敵な人にファンとして愛されることができて本当に幸せです。

すーごい長くなった! しかも配信あるからって省いた部分もある! アーカイブ見ながら思い出したところも書き足していくけど今のところはここまでです。

*1:着席後のチェックで退場したのは初日の2人以外見かけていない。ただ常に空席はあったので、入場時に弾かれた人はそれなりにいたんだろうなぁと思っている

*2:入れ違いで撮影があった日、拡樹さんは荒牧さんにおしるこを差し入れたが荒牧さんはあんこが苦手なのでどうしても飲めなかった

*3:追記:梅津さんとちゅんりーさんは紅葉鬼で共演していた。おじいちゃんとは初対面だったから焦ったみたい

*4:多分ひなさんと演りたかったんだろうなぁと思う

*5:トキ時代、荒牧さんと翔さんの合同ニコ生ではほぼ必ず「今夜も鈴木拡樹」というコーナーがあり、今夜も鈴木拡樹さんはいらっしゃいませんでした……と予定調和的に拡樹さんの近況を適当に話していた

*6: