行く末トーキー

はじめからはじめよ

開幕 ― 映画演劇サクセス荘 映画公開記念舞台挨拶

あけましておめでとうございます2022~! 今年も張り切っていきましょう。

鑑賞の記録

  • タイトル:映画演劇 サクセス荘 ~侵略者Sと西荻窪の奇跡~ 映画公開記念舞台挨拶
  • 日時:2022年1月3日 16時
  • 場所:イオンシネマ板橋

推しの仕事始めが私の推し事始めだった。幸先がいいね。6年目にして最速の現場初め。

舞台挨拶の話

6年目ともなればさすがに推しの姿にも見慣れる……と思うじゃん?

めっちゃ顔がよかった。

新鮮に「顔がよい……」と感動してしまった。びっくりした。年明けから作画が神がかっている。たまたまカメラの傍の席だったから視線のおこぼれをいただけたんだけど、その度に「ふわぁ」ってなってた。こういうフォーマルな装いが個人的に好きなのと、なんか……よいんだよな……良さしかない……。本当に久しぶりに「推しの顔が良い」と思った。それ以外の感想が飛んだ。

スクリーン横のドアから出入りするのかなと思いきや、後方から通路を使って降りてきてくれたのも嬉しい誤算だった。帰る時にまーしー氏がちょっとこけた。

25jigen.jp

舞台挨拶そのものはいくつかの映画館に中継されてたけど、その後のフォトセッションは現地だけだったはず。話している時は素に近い表情が、撮りまーすってなった途端に整えられるのをずっと眺めていた。新鮮に顔が良い。時々ちゅんりーさんや唐橋さんがふざけて、それを見て笑って、でも撮る時は瞬時にキメ顔に変わる。普段見られないところを覗けるから舞台挨拶って面白いよね。看板を持ちつつサーっぽいポーズを追求したり、サクセスのポーズ(L字のあれ)をやってみたり、雑誌なんかの撮影現場でもこんな風なのかなぁ、と思ったり。

sumabo.jp

それにしても顔がよかったなぁ……。自分でもここまでびっくりするとは思わなかったので2倍びっくりしている。

映画本編の話

今思えば、映画らしくない映画だった。最初に映画泥棒のCMと映倫の区分説明が入った以外は全部サクセス荘。他の作品の予告編もなかったし、上映中の注意事項もチャップたちが説明する体だったし。本番一発撮りっていうコンセプトに沿って、映画の外側も舞台らしさを追求した結果なんだろうか。最後に「ありがとうございました」ってカーテンコールめいたものがあった時は拍手しそうになった。なんもなくすっと客電がついてぱらぱらと席を立ち始めるの、映画なら普通なのになんか違和感があったもん。どちらかというと舞台のライビュを見た感覚に近かった。

本編も面白かったなぁ。TV版は1を全部、2をちょこちょこ、3は全く見てない。久しぶりのサクセス荘はやっぱりサクセス荘で、綺麗事が並んだ話を泥臭く見せてくれるからどこか安心できる。話に没頭するというより、見知った俳優がこれを演じてるんだっていう一段メタな視点で見るから面白いのかな。とりあえずサーが何かしてるだけで面白い。「ブレックファースト前です」にはゴーちゃんが必要だよ。荒牧さんのボケたがりが広く知られるようになったのもサクセス荘がきっかけだったんじゃなかろうか。あの全然面白くない小ネタ、面白くないから面白いんだよ。最後にTV1~3期振り返りが入ったせいでTV版を見返したくなってる。まだ配信やってるかな。

挨拶でもあった通り、サクセス荘とハプニングは切っても切れない関係にある。上映前だからネタバレを避けて「こういうことがあった」みたいな話は聞けたし、実際「多分ここ事故ったんだろうな」っていうのは何箇所か分かった。アンテナのビリビリゲームとかね。でも分からなかったこともあった(リハで噛んだサーが置きにいった台詞とか)から、副音声とかで「ここは本当は……」っていう裏話が聞きたい。絶対楽しい。

上映館が少ない&うちからだと遠いのがな~~~~~……同じ時期に上映してるあれこれが基本的にTOHO系だからちょっと足が向かなくなってしまう。もう1回くらい行きたいけど多分難しいだろうなぁ……。

新年一発目から面白くて顔が良くて感動したので、2022年もきっといい1年になるでしょう! 今年もよろしくです。