いきなり寒すぎるのだが!
観劇の記録
- タイトル:「バクマン。」THE STAGE
- 日時:2021年10月22日 13時
- 場所:TOKYO DOME CITY HALL
寒すぎてびっくりした。夜のニュース見たら正午で10度とか言ってた。あわててタイツとヒートテック出した。
座席位置
そう、また上手なんだ。
前後より左右のばらつきがほしい。これに関しては本当に発券直後の動きが鈍かったせいなのでとても後悔している。
雑感
同じ作品を別の劇場で見るってのも久しぶり。久しぶりがいっぱいある。ちなみに秋単ぶりだった。
銀劇に比べると舞台が広くて、でも多分プールのサイズは変わってないのかな。プールサイドが広くなってた。銀劇だと特に上手端を走り抜ける時は壁に手をつかないと大変なことになりそうだったけど、TDCは割と余裕そうだった。
そして照明が明るい? のかな? 蹴り上げた飛沫がはっきり見えて、OPのダンスで新鮮にびっくりした。質量を持った感じというか、水の幕がびゃーっと上がって落ちていくまでが綺麗に見える。もしかしたら劇場の差というより、公演を重ねて水の扱いに慣れてきたからかもしれない。
前回見てから今日までに定点配信も見て、セリフも補完できた。これでようやくスタートラインに立った気がする。たとえば編集長が座ってる時の貧乏ゆすりとか、サイコーが倒れた後のシュージンの表情とか、そういう細かいところがやっと見える。このご時勢になって嫌なことも多いけど、公演期間中の配信が割と増えてきたのだけはいいことだと思う。繰り返し聞き直して「ここはこういうことを言ってる」って把握した状態で見る現地、すごく楽しい。
シュージンの話をする。
バクマン。の舞台化が発表された時に「サイコーとシュージン逆じゃね?」って言われてるのを見て、原作を読んだ直後の感想も「逆じゃね?」だった。見た目もそうなんだけど、何かに熱中すると周りが見えなくなるところとか、自分を顧みない態度とかが、今まで演じた役に重なるのかな。サイコーらしさとシュージンらしさのどっちが強いかと言われたらサイコーらしさが勝つような感じ。拡樹さんのことはあまり知らないから保留。
で、実際見てみるとこれがハマってる。そういえば本人も「副部長タイプ」って言ってた。視野が広くて前向きで、ちょっと突っ走りそうな人がいたら「待て待て」って引き止める役回り。俳優さんのイメージって、どうしても最初に見た時に演じてた役とか自分の思い入れが強い役に引きずられがちだなぁと再認識した。
けど、あれが「荒牧慶彦らしい役」かと言われるとそれもちょっと違う。あのちょっとズレた自信というか、根拠なんてほとんどない中で「亜城木夢叶は天才かもしれない」って言える勢いは「高木秋人」のものだと思う。なんか不思議な感覚だ。どう不思議かと言われるとうまく表せないんだけど……。
自分が「やりたい」と口にした作品と役で、どんなことを得てるんだろうな。次の役にどう生かされるんだろう。作品も楽しいけど、今後何か変わりそうな予感がして、それも楽しいと思っている。