行く末トーキー

はじめからはじめよ

見たいように見る ― 「バクマン。」THE STAGE

久しぶりの外出なのに2日連続で雨が降っていてつらい

鑑賞の記録

  • タイトル:「バクマン。」THE STAGE
  • 日時:2021/10/13 13時
  • 場所:天王洲 銀河劇場

出社してると午後休で済むんだが在宅勤務なので全休にしないと間に合わない。交通費も地味に重たい。あーこういう感じだったなーってのを思い出す期間にもなってる。通勤はしたくないけど職場のが環境としては快適……でもなー……。

座席位置

昨日とほぼ同じ。多分キャスト先行でまとめて取ったせいで偏りがすごい。最初から行きたいところ+αくらいを申し込んで当たった分は都合をつけるってやり方だから、割り当てられた座席の影響をモロに食らってしまう。でも当たらない方が嫌だから方法を変えられない。困る*1

雑感

やっぱり2回目でようやく細かなところまで把握できる。昨日はしょっぱなから度肝を抜かれたせいで開始直後の記憶が薄いし、病院のシーンは半分ほど聞き取れなかった。それでも面白かったんだからすごい。

この舞台で面白いなぁと感じるのが、キャラの見た目が最後まで定まらないところ。上半身は誰だか分かる程度には区別されてるけど、下半身は共通の白(+吹き出しや書き文字)。兼役の都合であえてそうしてるんだろうな。2.5といったらキャラの再現度がすごくて「私の好きな○○がそこにいる……!」っていう感動がウリの1つなのに、その利点を削っている。カテコでようやく下半身も着替えて完成形になるとすごくしっくり来る。

でも、よくよく見ると一人ひとり柄が違うし、なんとなーくキャラっぽいモチーフが採用されてる。一番最初に気付いたのがエイジの「完」(向かって右の足首あたり)。エイジの「ジャンプの頂点に立ったら自分の連載を終わらせる」は今作のクライマックスだから分かりやす作ったのかな。福田さんは「ズン」の書き方がキヨシっぽい。川口さんは全体的にポップ。平丸さんは線が細くてなよっとしてる。中井さんとサイコーは今ひとつ特徴がなかった……ように感じた……。よく見たら多分違うし、彼らの作品との共通点がありそう。ここまで書いて「この2人は作画担当だからかなぁ」と気付いた。どうなんだろう?

一方、編集者の2人とシュージンは吹き出しとコマ枠だけ。絵を描く立場じゃないからかな。一応全面をちゃんと見てはいるんだけど忘れてる部分もありそう。

そのまま再現ではなくても「らしさ」は出せるのかもしれない、という新しい可能性に気付けた。

それにしても、どういう思考回路があれば「水を使おう」ってなるんだろうね。たとえば海や水泳がモチーフの作品ならアリかもしれないけど、これはひたすら漫画を作って漫画で戦う話で。途中途中で雨や雪のシーンはあるけど、水がメインになるなんて絶対思いつかない。パンフには載ってなかったし。このへんの話もっと詳しく聞きたいなー。

*1:カミシモも同じような取り方したので今から大変な予感しかしない。次は発券日にちゃんとやりたいと思っている