行く末トーキー

はじめからはじめよ

1年

こんにちは。ようやく年納めが見えてきました。...見えてるよね? もうさすがに年末年始休業中だよね? 年納まれ!

そんな年の瀬の本日2017年12月29日、推しさんこと荒牧慶彦さんを初めて劇場で見てから1年が経過しました!めでたい!ライビュではあるものの、そんな記念日に推しさんの姿を見る機会に恵まれてるのもあってとてもうれしいです。

推し事納め・年納め・1年記念と節目が3つ重なったので、2017年(正確には2016年末から)を振り返りつつ推しさんについて語ってみようと思います。

1年の振り返り

正直なところ、ここまで続けられたことに自分でもびっくりです。さらに、推しさんが出る作品を少なくとも1回は見に行けていることも驚いています。あ、最前列に座ったこともありましたね。推しさんをきっかけに知った作品、役者さん、そこからさらに知った作品など、推しさんを中心としていろんなところに縁が繋がった1年でした。どれもこれも、推しさんがすべての役を大事に演じてくださったからです。劇場に赴く時の高揚、座席についてからの緊張、すっと客電が落ちていくときの期待、作品への没入、終わってからの満足感。すべて推しさんに教えていただきました。本当に大事なことを教えられてばかりです。こんな人を好きになれたことは私の誇りです。大したこともできない弱いおたくですが、少しずつ恩を返していければなぁと思います。もらうものが大きすぎて返しきれる自信がありませんが、もらいっぱなしは申し訳が立たないので...。

作品の振り返り

基本的に見に行った作品はすべて記事になっています。最初はただ感想を書き留めておこうというだけだったのですが、いつの間にか「観劇・イベント参加→ブログ記事」というサイクルが出来上がっていました。記事を書くまでが現場です。記事がないのはブログ開設前に行った2つだけですね...。自分でもよく続いているなぁと驚きます。せっかくなのでここに簡単な感想を書いてコンプリートしておきます。

  • 刀ステ 虚伝 再演 (2016/12/29 19時)

原点。初めて劇場で見た作品です。生身の人間が「演じる」という姿にとても圧倒されました。今まで自分の中でこねくり回していた世界を、全身で表現する人がいる。それを見に来る人がいる。今考えてもすごいことです。ここにあった世界に惹き込まれて、中でも一層輝いていた推しさんと出会って、私の俳優おたくとしての一歩が始まりました。

演劇を見るってどういうことなんだろう?と模索していた時期です。鈴木拡樹さん=わかる(刀ステで見てすごいなぁと思った人)、植田圭輔さん=わかる(Kステの映像で見てかっこいいなぁと思った人)、チケットが手に入ったという単純なきっかけで見に行きました。原作もWikipediaで流し見た程度でしたが、コンパクトにまとまった良い作品でした。銀劇→アイアと経験したので「劇場によってこんなに雰囲気が違うのか」と驚いたことも覚えています。

これで本当に全部です。えーといくつかな...

  • 演劇作品:24作品42回(ライビュを含めると24作品46回)
  • イベント:11回

記録(半券)や記憶が確かなら、1年に57回の現場があったみたいです。イベントは取りこぼし多そうだな...。多いか少ないか微妙な数だった。平均すると、月に4回以上は何かしてるようです。だいたい週1ですね。

最も通った作品はBSP「新選組」の6回でした。推しさんの出た作品ではなかった...w でもこれは暁2回+宵3回+トーク1回の合計だから...。全く同じ作品という条件なら、初恋モンスターとミラステ紅蓮坂が同率1位(4回)です。

よかった作品ランキングとかやってみようかなぁと思いましたが、収拾がつかなくなったのでやめました。それぞれの作品がばらばらの方向で心に何かを残していったので、順番に並べることができないんですよね...。もう1回見たい作品もあるし、もう二度と見たくないけれど心に重く残るものがあった作品もあります。

こうして数えてみると、1年でいろんなものに会ったんだなとしみじみしますね。

イベントの振り返り

舞台作品に比べると、数が少ないし、内容もばらばら(舞台挨拶・上映会・個人イベント・リリース記念イベントなど)なので、まとめてどうこう言うのは難しいですね。あえて言うなら、俳優さんのおたくにならなければ参加することもなさそうなイベントばかりでした。まさかお金を払って2ショットを撮ってもらうことになろうとは...。1年前の自分からしたら想像もできないことです。接触にあたって、何を着ようとか、化粧どうしようとか、そんな年頃?の女性らしいあれこれに悩んだりしました。多分化粧のしかたは少し上達したんじゃないかなぁ...。生涯無縁だと思っていたものに出会うっておもしろいですよね。

その他の振り返り

ブログを始めたおかげで、同担・他担を問わず幅広い層のおたくたちと知り合いました。そしてピューロランドへ行ったりしました。まさかこの歳でピューロに行くことになるとは...! 意外と楽しかったです。理屈がおかしいところも圧倒的カワイイで押しつぶしていくところとか。アンチエイジングという単語をもう真顔では見聞きできません。

交友範囲が広いほうではないし、口が上手なわけでもないので、こうして関係が広がっていくのはありがたい限りです。推しさんのおかげですね。今後ともよろしくお願いします。

振り返りのまとめ

2017年は推しさんのおかげで世界が広がった1年でした。縁がないだろうなと思っていたことや全く知らなかったことにたくさん出会いました。2018年もそんな1年になればいいなぁと思います。

推しさんの好きなところ

前に書いたけれど、改めて1年の積み重ねを経て考えてみます。

goodbye-talkie.hatenadiary.jp

見た目

大好きです。何かしらの新しいお写真が更新されると語彙を失います。「ウッ」とか「ふえぇ」とか呻くことしかできない。顔が良い。目元のほくろが好きです。あと、マニアックなところだけど「舞台終演後にウィッグOFF・カラコンON状態で撮ってくださる自撮り」がすごく好きです。ウィッグまでつけた状態で、別人みたい~そっくり~というのも好きなんだけど、カラコンだけになっても美しさが変わらないところが本当にすごいなぁと思っています。好きすぎて専用フォルダ作りました。直近だと↓の記事の最後の写真です。

ameblo.jp

【魚拓】刀ステ ジョ伝 大阪三日目 | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

日本人の三次元男性なのに碧眼がここまで似合うってなんなんだよ!!!!!と見るたびにキレ散らかします。そして保存する。

カラコンにかぎらず目元はものすごく好きです...。惹き込まれる。形も良いし、虹彩がやや茶色いのも好きです。人の顔が正面向いている(こっちを見ている)写真ってあんまり好きじゃないんですが、推しさんは別です。見てると照れますがずっと見ていられる。でもやっぱ横顔かな~~~~~~。横顔なら何時間でも眺めていられます。なんというか、物事を丁寧に見ているんだろうなぁって思います。ちゃんと受け取ろう、零さないようにしよう、って思っているのが伝わってきます。気のせいかもしれないけど、私にはそう思えるのでそういうことにしておきます。

スタイルも良いですよね~。177センチってどのくらいなんだろ?と思いながら写真集イベに行ったら意外と大きくてびっくりしました。ガリガリというわけでもないスタイルがとても好みです。あと太もも。立ってる時はあまり気が付きませんが座るとわかります。かなりの筋肉質なんですよ。

2枚めのむっちり感最高です。

別の角度から見てもとても良いです。

舞台作品で言うとミラステが良い太ももを堪能できます。昭和30年代のお坊ちゃんスタイルがまず似合いますし、体のラインが出やすいスラックスで、横向きに椅子に座る場面がけっこうあるからです。足を組んだ時のむっちり感が最高。立ってるときはすらりとした人だなぁと思うんですけどね...筋肉ってことかなぁ。人体のことはよくわかりません。

...と思ったら推しさん自ら魅惑の太ももお写真を上げてくれました。

うむ。良いですね。ちなみにブログ記事の「カラコンなしあらまき。」の1枚も目力が強くて好きです。

【魚拓】刀ステ ジョ伝 福岡初日 | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

周囲からよく言われるけどあんまり気にしたことがないのは唇ですね。よく、つやつやぷるぷるしてる...と聞きますがさほど気にしたことはないです。もちろん、かさかさよりはつやつやの方が好みですし、本人も気にしているところがあるようですが、あんまり惹かれない...。あっ、口元の形が好きです。にこって笑った時の締まり具合とか。口角がきゅっと上がっているところが好きです。あひる口もかわいいです。でも多分目元に視線を持っていかれてた結果あんまり覚えていないのかもしれません...。そのくらい目元が好きです。多分、口元だけのアップがあったら、ぷるつや唇も綺麗~~~~って沸く気がします。推しさんだから好きなんですよ~~~~~~~。あひる口もあざとい膨れ顔も許せます。それが似合ってしまうところが推しさんのすごいところです。恐るべし27歳...。

表情・声

演じていると、いろんな表情をしますよね。中でも「目を眇める・細める」という仕草がとても好きです。また目元の話をします。そのくらい好きなんです。

色んな人の演技を見てきて、感情の高ぶりを「目を見開いて」表す人と「目を眇めて・細めて」表す人がいるなぁと気づきました。推しさんは基本的に後者です。ただねぇ...本当に高ぶった瞬間には見開くんですよ。これに気づいたのが薄ミュです。双璧手合わせで「布団の上で死ぬわけにはいかないんだ!」と叫んだ瞬間の表情...! 自分が劇場で見た際は眇めていましたが、千秋楽の配信では見開いていました。DVDでもギリギリ確認できますがここだけは配信のアングルで残してほしかったなぁ。

話が逸れました。

普段から惹き込まれるのに、見開かれたらもうひれ伏すしかありません。視線に込められた力が半端ない。この瞬間、言葉より視線が語ることの方が多くなります。あの瞬間が一番好きです...。ミラステの「やどかりボレロ」の序盤でも見開いていますのでお持ちの方ぜひ確認してください。言葉以上に視線が語っています。「目で語る」ってこういうことか!!!!と惚れ込みました。

あとは声も含めて「っあはは、」という笑い方が好きです。ふわっと溢れるような笑い声を聞くと心が和みます。爆笑しているとき(主にニコ生で見られる)も好きだけど、何かの拍子にふふっと笑っているところを見ると「好きだなぁ~~~~~~~~!」と叫びたくなります。近所迷惑になるので心のなかに止めています。溢れた分はTLに放流しています。いつもすみません。

声もいいですよね。おしゃべやの相方・松田さんが「部屋がカシミヤでできてると思ったら、まっきーがスタッフさんと喋ってただけだった」とコメントした時はめっちゃ引用スター降らせました。心のなかで。

部屋がカシミヤでできてる!と思ったら、まっきーがスタッフさんと話していただけでした(笑)。

cancam.jp

穏やかでなめらかで聞き取りやすい。声のお仕事でも遺憾なくカシミヤっぷりを披露しています。だけど一番は写真集の特典CDですね...! 最初はよそ行きっぽい声なのに、喋っていくうちにだんだん普段使いの声になっていく変化がたまりません。個人的には、美術展のオーディオガイドとかやってくれないかなぁ...と思います。あれ、普段は鑑賞に集中できなくなるのでめったに聞かないんですが、あの穏やかな声でなら落ち着いて鑑賞できそうな気がします。いやでも推しさんだ~~~~~~うわ~~~~~~~!ってなっちゃうのでだめかな? それはこちらの問題なので自分でどうにかしますw。癖がなくてすっと聞き取れるのが本当にありがたいなぁと思いながら聞いています。話す速度もだいたい一定してるのでリスニング教材にももってこいな気がします。演じているときは原作キャラに寄せているけれど、それでも聞き取りやすい。すごい。推しているゆえのことかもだけど、推しさんの言葉は常に聞き取れます。取りこぼしたことがない。すごい。ありがたい。ちゃんと届いていますよ~!

(番外編) あらんちゃん

あらんちゃんとは、推しさんの女性姿です。トキイベ(事務所のイベント)の企画で出てきたのと、写真集にも載っています。

【魚拓】トキイベ! | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

かわいい。ピンクでふりふりレースたっぷりの甘ロリ服をここまで着こなせる人そうそういないですよ...。しかも男性ですからね...。見るたびに心臓が止まります。死因は急性あらんちゃん中毒です。トキイベでは撮影フリーの時間があったので、そのとき参加していた偉大なる先輩から常にあらんちゃんの新規画像を供給されその度に死んでいます。あらんちゃんかわいいよぉ。

あらんちゃんと言えばこのエピソードも好きです。

あと、先日のトキイベ上映会で初めて「動くあらんちゃん」を見かけたんですがこれがもうかわいいの極みでした...(思い出し死)。トキの先輩方(お富さん・たかさちゃん・馬場さん)がノリノリな中、一人だけガチ照れしているんですよあらんちゃん...。演じる上ではどうなのってなるところ*1ですがそこはトキイベなので問題ありません。もじもじもじもじしているさまが本当に愛らしい...。今年3月のイベントで「あらんちゃんやりたくないって言いましたよね?」って言っていましたし、本人としては恥ずかしさが勝ってしまうのかもしれません。けれど「ファンからの要望だから...」と写真集にあらんちゃんを入れてくれたのは本当に推せます。すでに推してるけど。同じ人を1回しか推せないって不便じゃないですか? もっと推していきたいので推しさん分裂しませんか? だめ?

性格

素直で、どこまでも一途な人だなぁと思います。そして勇気を持っている人です。場合によっては人のことを傷つけかねないというときでも、出来る限り正直に自分の気持ちを伝えようとします。最近だとミラステのキャス変や、Kステの振り返りですね。

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【魚拓】舞台「K」MISSING KINGS 振り返って | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

いるはずの人がそこにいないのが

とんでもなく怖かったです。

座長として臨んだ舞台で、本来の想定とは異なる形で届けなければならなくなった。その時の気持ちは、正直ただのファンの私には想像もできません。けれど、こうして言葉にしてくれることで、ほんの少し理解できる。舞台上にいたのはキャラクターではなく、生身の、血の通った人間なんだと思わせてくれる。そういうところが好きです。

正直といえば「直江が大嫌いだった」発言もそうですね。

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【魚拓】直江信綱 | 荒牧慶彦オフィシャルブログ「慶びの詩」Powered by Ameba

あれだけ苦労して、

あれだけ嫌いになって

正直もうやりたくないなんて思ったこともあったり。

そうした苦悩があったからこそ

本当に思い入れのある役でした。

役者として、演じるキャラクターのことを「嫌い」「やりたくない」と発言することは相当にリスクの高いことだと思います。特に、原作がある作品では、原作からそのキャラクターを愛している人達を敵に回すこともありえます。私はミラステからミラージュの世界に惹き込まれたので、原作ファンの方が初めて「嫌い」発言を見た時の感情はわかりません。もし、自分が愛した作品のキャラクターを演じる役者さんが、そのキャラクターのことを「嫌い」「やりたくない」と言っていたら。そう考えると、嫌だな、演じるからには愛してほしいな、と思います。それでも、推しさんは自分の気持ちを伝えることを諦めません。直江が「思い入れのある役」になる過程で、彼のことを嫌いになった話は避けられない。だから伝えようとする。きっと伝わるはずだ、と信じられる強さが眩しいです。

ちゃんとこういう意見を持ってるんだよ、ということも知ってほしいので、その辺は隠したくないですね。(略) キャストが変わることに対する寂しさはもちろんありますよ、という、人間としてそういう感情はもちろんある上で、さらに新キャストと向き合ってより良いものを作っていくだけだという決意表明でもあるし、そういうのは書いていきたいなと思います。

「隠したくない」、この言葉が好きです。人間としての感情を受け止めた上で、役者としてどう振る舞っていきたいかが端的に現れているので、たまに読み返します。

人が伝えようとすることを受け止められる姿勢も好きです。自分が伝えることに一途であるからか、人の言葉を受け止めようとする姿勢もどこまでも真摯であろうとするような人です。

そう思ったのが、夏のイベントですね。勝手に落ち込んでいたというあれです。いい機会ですし簡単にまとめておきます。その少し前から、なんとなく「惰性で好きだと思っているだけなんじゃないか」とか「形だけなぞって満足してるんじゃないか」とか、なんとなく自分の行動が信用できなかったんです。「自分の好き」を相手に押し付けて満足してるんじゃないか...みたいな。具体的なきっかけは今となっては思い出せません。ただものすごく悩んでいました。そんな状態でイベントに赴いたところ、ちょっとやらかしてしまったんです。簡単に言うならチェキ撮りに向かう最中にすっ転んだとでも思ってください。だいたい合ってます。それでスタッフさんと推しさんと近くにいた方に迷惑をかけてしまって、いたたまれないやら恥ずかしいやらでぐっちゃぐちゃになってて、でもどうしても伝えたい事があって、という状態でも、推しさんは丁寧に受け止めてくださいました。本当にありがたかったです。ちゃんと伝えられるまで待ってくれた、それだけで十分です。受け止めようとしてくれているんだ、と思えるだけでかなり救われました。実際どうだったかはわかりません。厄介なファンが来たなぁと思われていたかもしれません。それでも、あの瞬間の推しさんの姿勢は本当に嘘がないものだと信じています。悩むくらいなら、その姿勢に応えられるファンになろうと決意しました。同時に、自分に、そして推しさんに嘘をついたりごまかしたり、取り繕ったりすることをやめようとも思いました。迷っているなら迷っているでいいじゃないか、迷いを振り切るために何ができるか考えよう、みたいな感じです。ある意味の開き直りです。以前「飽きることを前提として推ししている」と書いたのもこの心境の変化があったからです。私も推しさんも人間です。互いに何が起こるかわかりません。その「何か」があったときに、絶対に後悔しないよう、後悔したとしてもそれに耐えられるように行動したい、そう思えました。

人として揺らがないところも憧れています。心の底で考えていることは筋が通っていて、演じることを天職だと思っている。だから常に正直にあれるんだと思っています。どんな風にものを考えたら、そんなに素直に、一途になれるんだろうと常に不思議に思っています。相手のことを尊重しようとする姿勢があってこその考え方なのかもしれません。

役者として

努力を惜しまない人です。苦手だと思ったことはできるようになるまで練習しています。

とにかく、できないことがイヤなんですね。自分で「うわ、汚い動き!」と感じる部分を見つけちゃうと、絶対に直さなくちゃいやだ!となってしまう。

舞台男子

舞台男子

この発言は、初めて舞台上で女装をして演じるとなったときの話です。動きが女性らしくなくて、女性の共演者さんたちに教えを請いながら練習したとあります。負けん気の強さが好きです。

これは勝手な考えですが、常に「誰かのために」演じていて、自分で完璧だと思えないものを出すのを嫌がる人なんじゃないかなぁと思っています。イベントなどで「ちょっとXXやってみてよ」(口説いてみて・決め台詞言ってみて、など)とネタを振られたときの反応からなんとなくそう感じただけです。違うかもしれない。そういうときってだいたい躊躇うし、ものすごく悩むんですよ。普段いろいろなことをそつなくこなしてしまう人だけに、なんで躊躇うんだろう...?と不思議に思っていました。あらんちゃんの姿で出てきたときの照れっぷりもそうですね。今考えてみると、自分がベストだと思えないから出せない、というところでしょうか。悪く言えば融通の利かない頑固な一面です。けれど、裏を返せば、舞台で演じる時は絶対の自信があるということです。そう思えるだけの努力を重ねて、裏打ちされた自信を持てる。なかなかできることではありません。

刀ステ再演の殺陣で、刀を投げる→キャッチするという所作についてのコメントからも、自信が持てるまで努力を重ねている様子がわかります。バクステで「でもまだ1回も落としてないです本番......いや、落とさないです」と言い切った時の表情が好きです。だいたい47分15秒から40秒くらいのところなのでお持ちの方は見返してください。

自信が持てるまで努力して、未完成のものを見せたがらない性格にしては、笑いのツボが浅くて笑ってはいけないシーンで笑っちゃう、そして隠しきれてないところがかわいいんですけどね。そこはまた別枠です。あばたもえくぼって言うじゃないですか。あれがあると、推しさんも完璧超人ではないんだなぁと少し安心します。

まとめ

この記事を書くために、1年分の雑誌やらパンフやら映像やらTwitterやらブログやらをあちこち探し回りました。その度に推しさんの顔面の良さに死にそうになりました。まだ生きています。ちなみに、この記事を書くのにほぼまる1日かかりました。一番時間をかけて書いたんじゃないか...? 文字数が多くてすみません...。あれも書かなきゃ、これも書かなきゃと欲張った結果こんなことになりました。

こうしてじっくり振り返ってみて、私は推しさんのことが本当に好きなんだなぁと改めて実感しました。役者さんとファン、という関係ではありますが、こうして掛け値なしに「好きだ」と言える人ができてとても幸せです。推しさんとの縁は、私が生涯に渡って誇るべき宝です。推しさんから受け取ったもの、推しさんを通して繋がった縁もたくさんあります。それをちゃんと受け止めていられるファンでありたいなぁと常に思っています。嘘をつかず、逃げず、常に努力を重ねられる人でありたいです。そう思えたのは推しさんが、自分のことを伝えようとしてくれたからです。本当にありがとうございます。ファンとしてできることはさほど多くはありませんが、これからも少しでも長く、少しでもプラスになるよう、恩を返していけたらなぁと思います。2018年もよろしくお願いします。

*1:忍ミュで女装した映像を見た時は特に違和感を覚えませんでした