行く末トーキー

はじめからはじめよ

俺を覚えてるか ― AD-LIVE 2022

着るものがない!!!!!!!!

ちょっぴり涼しくなってきた気がしたけど気がしただけだった。まだ夏服で大丈夫だった。

鑑賞の記録

  • タイトル:AD-LIVE 2022
  • 日時:2022/09/17 13時・17時半
  • 場所:森のホール21 大ホール

そして遠い。駅までも遠いし駅からも遠い。普段は引きこもってるから体力が足りない。

どうもホールの音響と相性が悪くて、昼夜ともに台詞が半分ほどしか聞き取れなかった。いわゆる市民ホールみたいなところだと声がぼやけて届く気がする。今回はさらに観客の笑い声も被さるから、どれだけ席が良くても「今こんなこと言ったのかな?」と推測するしかない。配信買っといてよかった~。

雑感

という訳で100%楽しめたとは言い切れないんだけど、それでもめちゃくちゃ面白かった! 何も知らない状態でマチネ→マチソワ間でパンフを読んで舞台設定やキャラ設定(A/B/Cそれぞれに与えられた役割)を知る→ソワレっていう流れでより深く楽しめたと思う。舞台設定は同じだけどマチソワで全然違う話になってたし、マチネで大まかな流れが分かっている分ソワレで「これ……どうなるんだ…………?!」ってハラハラもできる。どっちかしか見ないのはもったいない奴だった。

マチネはアドリブワードのハマり具合、ソワレはアドリブそのものの危うさを味わえた。というかマチネのアドリブワードが全体的に分からなかったんだけど、あれはあえて「それっぽいけれど意味がない言葉」だったのかな? でも世界観がファンタジー寄りだから個人名とか技名に当てられる。それでまた世界が深まるっていう循環にあった。お腹痛くなるビームはお腹痛くなれ~のままだったが……。

ソワレは本当に展開が神がかってた。見た目は最高にふざけてる(尾又(?)ブレードとあらまとんと宇宙人)のに話がどんどんシリアスな方向に転がるし視聴率も下がる一方だしマイクトラブルもあるし、多分終盤で3人共わけが分からなくなってるし生放送設定も忘れてる。見てるこっちもハラハラしっぱなし。まさかデス子ちゃんの設定が大団円の鍵だったとは………。ちょっと感動してしまったもんな。あらかじめ考えた脚本でもこんな流れは(めちゃくちゃすぎて)作れないし、3人でどうにかして話を進めてまとめなきゃならない即興の醍醐味が詰まってた。

配信で改めて聞いたら最後の最後にものすごいデカいため息入ってて笑った。そりゃそうだよな…………大変だよなこれ………。疲れるよな………。

終演後に5分ほどフリートークがあったんだけど、正直全然足りない。マチソワ共に全編通してオーディオコメンタリーをつけてほしい。どこからどこまでが想定通りで、どこからが想定外だったか。尾又(?)ブレードがサヤになったのはマイクトラブルを回収するためだってのは分かるし、マチネの1つの身体に勇者と魔王の魂が同居してるのも多分想定外。

真剣にやるからこそ生まれるその場限りのお祭り感がすごい楽しかったなぁ。見に行けてよかった。