行く末トーキー

はじめからはじめよ

信頼 ― MANKAI STAGE「A3!」秋冬2019

エーステ摂取してきた!!!!!!

観劇の記録

  • タイトル:MANKAI STAGE「A3!」~AUTUMN & WINTER 2019~
  • 日時:2019年3月19日 18時
  • 場所:天王洲銀河劇場

記録を振り返ったら前回見たのが2/8だったから1ヶ月以上空いてた! そりゃ細かいところは思い出せないわけだ~~! 始まった頃は雪がどうとか言ってた天気予報も、今では桜が咲くかどうかばっかりになってて、季節が変わっていくのをしみじみと実感しますね。秋の終わりに発表されて、冬のさなかに始まって、春にバトンタッチするっていうリアルな流れが公演と被ってきてちょっとじーんとくる。「その先」がもうすぐそこまで来てるんだな~!

凱旋って、普通の公演とは違った楽しみがあるな~って気づきました。普通の公演(凱旋じゃない方)は「何が見られるんだろう!」ってわくわくして、凱旋では地方公演を観た人たちの感想を見ながら「どう変わったかな?」ってわくわくできる。地方の大千秋楽をライビュで、っていうパターンとはまた違うというか...。同じだけど違う作品を見に行くみたいな楽しさがあるので好きです。贅沢してる気分。

座席位置

1階後方! 自分の中では割とセンター寄りだったんで、天使の羽のマッピングとかが綺麗に見えた。あとやっぱり左京さんの存在*1を感じられる場所でもあったんで存分に感じてきた。

てか今日の左京さん(藤田さん)Twitterやばない????????とっくに致死量なんだけど???????? 推しさんの2ショも左京さんとだし、メガネなし左京さん、手紙が書けない左京さん、そしてカテコで辱めを受けた左京さんと左京さん尽くしですでにいっぱいいっぱいだよ~~~~~! ちょっとずつにしてくれよ~~~~~~!!!(全部保存)

雑感

すでに気分は週末なんだけど明日は仕事なんだよな~! てことでさっさか行くぞ!

1幕

万里めっちゃ変わったな?!?!

緩急がわかりやすくなったというか、メリハリがついたというか。ちょっと間が詰まったな、ってところもありつつ、1ヶ月でここまで変わるのか~~~!ってびっくりした。

1幕は左京さんに目を奪われながらも主に太一に注目してみたら、もうOP時点から伏線というかちゃんとGOD座との関係は描かれてて感心してしまった。全然見てなかった。主に左京さんのせい。OPのGOD座パートは丞が頭を抱えてるところが目に入りやすいんだけど、太一もちゃんと(?)目をそらしてて。それからGOD座のストリートACTを見てるときも、支配人と仲良さそうに見てる...?と思いきや、支配人の視線が逸れた隙を見てすっといなくなったり。あれGOD座の方をしきりに指してたのは「すごい!」っていうよりは自分が見られたくないからだったのかな~ってようやく気づいた。ポートレイトも太一のしんどさが120%増しで伝わってきてキツくなったなぁ...。「悪魔の囁きだった」が、青年館だと取り乱してるようだったのが、ちょっと落ち着いてたトーンになってたのかな? 全体的に「どうしようどうしよう」ってパニックよりも「取り返しのつかないことをした」っていう後悔が伝わってきた。

多分同じことが万里や十座、臣にも言えるんだけどさ......左京さんが......視線を奪ってしまうので......。左京さんを見る用の目玉を独立させたい。左京さん定点したいけど、絶対他の人のお芝居も見えてない部分があるんだよな~~~~あ~~~~~~!!!!目玉増えて~~~~~~!!!!(無理)

そういえば左京さんがやたらこっち(客席)をちらちら見てくるな~って思ったシーンがいくつかあったんだけど、あれは監督さんの方を見てたってことだよね! 太一が謝ってるシーンだったかな。話をしてる人の方を見つつ、結構な頻度でちらちらと監督さんの顔を伺ってるのがなんというか...好き...(知能の低下)(致死量の古市左京) ひったくりに遭ったときも「すまん俺がついていながら」ってすぐに言うところとかほんとに~~~~も~~~~~~~(致死量の古市左京)

あとなんだったっけ、GOD座のストリートACTを見てから舞台に登るところの軽やかさが半端なかった! スッと登って万里と十座の前に出て手振りだけで2人を抑えるっていうね!ヒューヒュー! その後の支配人ののそのそ登りもかわいいのでメインよりそっち見ちゃってた。

一挙一投足が致死量の古市左京として迫ってくるからこれ全部書いてたら終わらないね! いつものパターンにハマるところだった! 全部終わったら自分用に「致死量の古市左京まとめ」でも作ろうかな。あ~~~~~~~(Twitterまた見てる)致死量の古市左京~~~~~~~~~~~(致死量の古市左京) カポネ

キリつかないんで1幕終わり!

2幕

1幕と2幕じゃ全然違う見方をしてることに気づいた。1幕はとにかく左京さん左京さん左京さんそして致死量の古市左京feat.カポネって感じで「好きなキャラクターがそこにいて動いている」っていう現実をとにかくエンジョイしまくっている。それに対して、2幕は「推しが演じるキャラクターがそこにいて動いている」っていう現実を咀嚼しようと頑張ってるというか...。自分の中で180度違う楽しみ方だなこれ。そりゃあ疲れるわな...。

致死量の古市左京からどうにか復活して紬を見ていると、私は推しさんに甘えてる部分があったなぁ、とちょっと反省した。青年館で見た時よりも格段に「紬が何を考えてるか」が伝わってきたように思う。「繊細さ」の演じ方が変わったのかな。

ゲームでも漫画でも、私が主に好きなジャンルと舞台化されやすいジャンルがあんまり被ってないこともあって、推しさんが出るって決まってから原作に触れることが多い。それはそれで素敵な出会いだし、そこに後悔とか不満があるわけではない。でもなんというか、舞台で演じるってわかった状態で触れているからか、そうじゃない作品に比べると、キャラの掘り下げや考察が知らず知らずのうちに甘くなってたなぁ、と気づいた。推しさんがきっと素敵に演じてくれるから大丈夫っていう信頼の裏返しというか。

でもそういう受動的な態度じゃなくて、もうちょっと積極的にというか、自分の中でちゃんと考えてから受け取りたいな~という初心を思い出した。月岡紬というキャラクターの「繊細さ」ってどういうところに現れるんだろう?みたいな疑問を、推しさんが演じてるところを見ながら考えるんじゃなくて、自分なりに考えた後に演じるところを見て違いを感じたい。推しさんが「ファンのために」といろいろ考えて演じてる姿をただ受け取って飲み込むんじゃなくて、「あなたはそういうふうに見えてるんだね」って咀嚼したいというか...。丸呑みは消化に悪いというか...。うーん眠い。致死量の古市左京が効いてきてる。

信頼って言うとすごくいいことのように見えるんだけど、意地悪な見方をすれば「人任せ」とか「甘え」とか「怠惰」っていう一面もある。そうじゃなくて、ちゃんと努力した上で信頼したいな~って思いました。冬組のみんなも「わかりたい」とか「繋がりたい」っていう気持ちがあったから、疑心暗鬼を乗り越えられたわけで。その姿を見ながら、私もただ「信じたい」とかいう前にちゃんと努力しなきゃな~って思い直した次第です。

1幕と2幕のテンションが違いすぎて自分でもびっくりなんだがこれほんとに同じ人が書いてるのかな? 大丈夫かな?

1公演で二度三度おいしいエーステが大好きだ~~~!ってところは変わりません。まだもうちょっと続くので残りも楽しみです。とりあえずメインストーリー読み返してみよ~っと。

おわり!

*1:残り香