原宿にもIKEAはあるんだよな。
鑑賞の記録
- タイトル:MANKAI STAGE A3! ACT2 AUTUMN 2023
- 日時:2023/12/08 12:30
- 場所:日本青年館
初めてIKEAの50円ソフトクリーム食べたらめっちゃ美味しかった。1口目で変な声出た。入った瞬間にシナモンのいい香りするのはさすがに罠だよ。家具屋なのに。
雑感
てことで凱旋だー! なんだかんだで1ヶ月近く空いてしまった。前回は単独行直後ということもあって自分の中でも秋単見るモードに入りきってない部分があったけど、今回は大丈夫だった。同じ作品を続けて何回も見た後はクールダウン期間を置いた方がよさそう。
秋組って基本的に1対1で、全員が集まった時は「芝居」という境界線がないとすぐ喧嘩になってしまって話が進まない。この不器用さもいいものだな……としみじみ噛み締めていた。
でも万里くんはワークショップのたびに「先帰るぞ」って声かけてるし、エチュードで組んだ時は他の人と同じように対応しているし、何かスイッチを押されない限りは普通に接してるんだよな。というか十座くんが居残らない場合2人は一緒に帰るんだろうか。まぁ帰る場所同じだから帰り道も当然重なるけどそういう話ではなく。時間ずらすとか寄り道するとか、そもそも十座くんはバイク・万里くんは電車とか、そっちの方が当たり前に感じる。……てことはやっぱり万里くんから十座くんへはかなり軟化していると思って良さそう。
というのも、今回の秋単は「追いつく」とか「対等である」とかがキーワードかなぁと思っていて。自信がなくて並び立てない、追いつけないと思っていた太一くん・十座くんが、周りに支えられて秋組公演の主演を張る。追いつきたいと望んでいた彼らの周りで、誰よりも「追いついて欲しい」と願っていたのは、実はリーダーである万里くんなのかもしれない。
昔からなんでもできて、一番が当たり前で、当たり前すぎるせいで周りの反応も変わっていって。万里くんの感じてきた孤立は他の人とは少し違う。他の人は誤解や思い込みをほどいたらどうにかなる部分も大きいが、万里くんに対しては有効ではない。むしろ彼の実力を正しく認めた上で、努力して彼と同レベルにやり合えなければならない。並大抵のものではないよなぁ。追いつけるかも分からない道のり、多くの人は途中で諦めてしまいそう。
でも秋組は諦めない。太一くんは努力して追いつくし、十座くんは現状追いついていなくても絶対に諦めない。これは万里くんにとってめちゃくちゃ嬉しいことなんじゃなかろうか。こう書くとリーダーというかラスボスだな。1幕で太一くんを励ますシーンすごい好きなんだよな。「でも最後には俺と同じところに来る」って最大級の褒めだよ。初期の生意気さを思えば思うほど感動する。
秋組ってさ、冒頭でも言った通り顔合わせれば喧嘩ばかりで大変に治安が悪い組なんだけど、イメージカラーだけ見ると4組の中で一番まとまっている。そういう、良く見ると似ている関係っていいよね。
口癖みたいになってるけど最近ほんとに忙しくてシッチャカメッチャカなので、考えたこと箇条書きで残しておきます。なんでこんな無茶な予定立てたんだろうって毎日後悔してる。今年のまとめ記事頃には落ち着いている……はず。多分。
- 莇くんの厳しさは太一くんいわく「左京にぃ仕込み」らしいけど、あの行動の速さはむしろ左京さんが見習ってほしい
- これまでの秋単は時間が経つにつれて日替わりのキャラ崩壊が激しくなって正直合わないな~と思う部分もあったが、今回は1幕がコメディなので振り切ってて面白い(今日は紅白ネタだった)
- 莇くんが誰かを構いに行く様子がちょっと新鮮。今まで周りからぐいぐい来られる環境だっただろうし(実家・志太くん・左京さん・迫田さん他)、手探りで頑張ってるんだろうな
- 「言われた通り風呂も入ったし宿題も(終わってる)」……そうか中学生か…………
- 監督の発言時は必ずこっち(客席)を見る左京さん BIG LOVE
- 2階客降り中に莇くんが魔法のブラシ使って左京さんのメイク直してた 一帯が湧いた
- 十座くんのブラッドに対して万里くんのダストがころころ演技を変えてきてるのは、役者としての特性を際立たせるためだろうか?
- 立川でないというだけで心がこんなにも弾む