行く末トーキー

はじめからはじめよ

お前は強い ― 舞台「刀剣乱舞」天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣

足利の火事はやく止まってくれ〜〜〜〜〜!

あと寒い! 暖かくなったり寒くなったりで服装に自信が持てない!

鑑賞の記録

  • タイトル:舞台「刀剣乱舞」天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣
  • 日時:2021年2月27日 11時
  • 場所:IHIステージアラウンド東京

この日程に慣れすぎてるんだけど、本当に来月から戻るのかな。急に変えてびっくりしたりしない? そうでもない?

座席位置

貴重な下手。どの先行で取っても、なんなら一般で取っても上手しか出てこない。

先行ごとに「だいたいこのへん」っていうエリアが決まってるなら、やっぱりバラして取った方がいいのかなぁと迷う。そんなこと考えて変に手控えて取れない方が嫌だから頑張るんだけど、もうちょっと……こう……ばらつきが……ほしいなぁ……。

雑感

なんでか分からんけど見れば見るほど泣けてくる……何が起こるかもほとんど覚えてるのに、先週も今週も1幕ラストで泣き、今週は2幕の「失う覚悟はできている」で泣いた。初見で泣くのは何度かあったけど、ここまで回数重ねた後に泣くのは初めてだなぁ。

私はすでに悲伝を見た人だから、2幕の「失う覚悟はできている」で「三日月(大切な仲間)を失う前のまんばちゃんの青さ」を感じてウッてなる。でも、よく考えたら、この時点でのまんばちゃんは、三日月を失うことは知らないけど、自分が旅に出たまま帰ってこないことは知ってるんだよな。それを踏まえて「俺だけじゃない。本丸の皆がそうなんだ」と言い切る。ようやくここに辿り着いて余計にウッッッてなった。何かを失うことも怖いけど、自分が失われる未来があるって知ることも怖い。それをぐっと飲み込んで、本丸の仲間への信頼を示す。確かに強い。知らないから言えるんじゃないんだよな。知っていてもなお言い切れるからこそ、まんばちゃんは本当に強い。

何度か見て構造を噛み砕いて消化する余地ができたからこそ、今このタイミングで感情がぐわっと盛り上がるようになったのかなぁ。初見は暴力的な情報量に押し流されるばかりだったし。ラッセイタイムで強制的にテンションぶち上げてからのあのシーンだもん、まともに判断できるはずがない。

そういえばラッセイタイムの真田丸のやぐら上で鯰尾が遡行軍(の人形)を切る→投げ捨てるの流れに初めて気付いた。何度見ても「えっそんなことしてたの?!」ってなる。キャストごとに定点カメラを入れてもなお追いつかない。清光のハケ際、ほとんどシャツ着てないのも今日初めて知ったし。見事な肩甲骨が顕になってるんだけど心臓に悪い。本当にびっくりした。いつか脱げるんじゃないかと思ってたら脱げてた。

公演を追うごとにそれぞれの演技や感情に厚みが増してきて、演出変更なんてものともしないくらいに完成度が上がっていって。だからこそ傾斜板殺陣の一期パートがないのが惜しくなってきた。しょうがないと分かっていても、あれがあれば……って思わずにはいられない。もう復活しないのかな。1/13には一度カメラが入ってたみたいだから、せめて円盤には残るといいな。

折り返してもなお千秋楽まで1ヶ月ある。最後にはどうなるんだろう。どこまで強くなれるんだろう。話の流れなら全部知ってるのにこの後も楽しみでしょうがないんだから、2021年の頭からいい思いができて幸せです。これ以上何も起こりませんように!