行く末トーキー

はじめからはじめよ

折り返し ― 舞台「刀剣乱舞」天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣

毎回思うんだけど、豊洲からステアラに歩く時に見かけるあの木は何の木なん? ちっちゃくて丸い実をぱらぱら落としてるやつ。

鑑賞の記録

物販の話

19日から舞台写真が追加で売り始めたので、初日ぶりに物販列に並んだ。

10時20分ころに着いて待機列は劇場横に2往復半+劇場前のスロープくらいの長さだったけど、ちょうど20分で買い物も済んで入場できた。列が長く見えるのはソーシャルディスタンスの都合もあるっぽい。レジもそこそこ多めだから、見た目よりは並ばずに済んだかな。そして舞台写真は美しい。公演期間が長くて数が多いからこそのグッズだよな〜普通の個ブロより好きかもしれない。

座席位置

真ん中あたり。もはやここが定位置となりつつあるけどそろそろ前に行きたい。じっと手持ちのチケットを見る。

後方ブロック(25〜32列め)はほぼまるっと空いてた。正直自分の席よりこのブロックの真ん中で……見たかったな……。多少下がってでも真ん中を取った方が快適に見られると分かってきた。サブセンは斜め前の席ガチャに失敗すると舞台が見えない。今日は弥助とまんばちゃんが初めてぶつかるシーン(真田丸)が見えなかった。

雑感

公演がある日は日南田さんが「あとXX公演」ってツイートしてくれるから、それで残り公演数を把握している。途中でできなくなった公演をどう数えてるかはちょっと分からない。

お誕生日おめでとうございます。

それによるともう残り50公演切ってるんだって。始まる前は「100とか途方も無いな!」って思ってたし始まった後も「これ100とか正気か?!」ってなったけど、いつの間にか半分切ってた。わーお。どんなに遠く見えても、毎日の積み重ねが効いてくるんだなぁという当たり前のことを当たり前に実感した。無傷で……とは行かなかったのが寂しいところだけど。あと半分、これ以上何も起こらずに千秋楽まで走り抜けてほしい。

天伝って明確な日替わりシーンはないけど、ちょこちょこ公演によって変えてくるシーンがある。

  • 1幕・鯰尾が「どっちかというと俺達に近いような」って太閤の存在を報告するシーンの太閤と家康
  • 1幕・真田丸・まんばちゃんたちが潜入したシーンで加州の「爪剥がれた〜!」の後のまんばちゃん
  • 1幕・太閤左文字劇場の下手側(ずお・まんばちゃんペアの動き)

このへん? 他にもあるかもしれない。2幕は殺陣殺陣殺陣そして殺陣!って感じだからないのかな。単にラッセイタイムで毎回記憶を失っているだけか?

太閤と家康は多分三猿をモチーフにしたゲーム?みたいなのをやってて「見ざる」「言わざる」「聞かざる」のジェスチャーが被ったら負けってルールなのかなぁと今日突然気付いた。違うかもしれない。序盤はただ「む〜〜〜〜〜💢」って感じで取っ組み合ってたり「あっちに何かあるぞ!」って注意を逸らして逃げたりしてたのが、謎の進化を遂げてる。

まんばちゃんと加州もかわいいんだ。爪を見てぺいっと投げるだけの日もあれば、さらに剥がそうとして怒られる日もある。今日は剥がそうとする代わりになぜかロープを腕にかけてた。もちろん加州は「じゃあこっち持ってよ!」って袋を指してわいわいしてて、結局持ち物を交換してた。なんだあれかわいい。台詞は全部想像です。

太閤左文字劇場は下手が熱い。たいてい鯰尾が何かやろうとしてまんばちゃんが止めるんだけど、今日はそれにプラスして「目の上のたんこぶ!」で太閤が投げてきたたんこぶ(概念)を振り払ったりしてた。一番下手にいる兵を無理やり連れ去ろうとするなどの奇行が目立つ。

この作品だけで見ると明確に描かれてなくても、本丸のみんなが送ってきた日常を窺わせるシーンが結構好き。それなりに人数も増えて出陣にも慣れて、いつもと違う編成を試してみようって余裕が出てきた頃なんだろうな。シリーズを重ねて共通の基盤が出来てきたからこそ、この時期の刀ステ本丸は……って考えられるのが楽しい。これが義伝の頃だったら判断材料が少なくて難しかったもん。

見れば見るほど「ここはこういうことかな?」って気付ける部分が増えるから楽しい。残り半分の期間ももろもろ気を抜かずに楽しんでいきたいです。