行く末トーキー

はじめからはじめよ

縁から絆へ ― ツキステ。第6幕「紅縁」

ハッピーハロウィーン!(あと5分ほどで終了)

観劇の記録

与太話

数ヶ月前の私「がっくんがアイドル?!?!?!?!?!」

がっくんがアイドルを演じるらしい。その知らせはなかなかに青天の霹靂だった。いや偉そうなこと言えるほど彼について知っているわけじゃないんだけど。なんというか、私の知る「松田岳」とは一番遠い役柄に感じてめちゃくちゃびっくりした。ドッタンバッタンおおさわぎ~!だった*1

慌てて過去作について調べてみると、やっぱりがっつり客降りファンサがあるらしい。おお…がっくんが…ファンサ…。されたいとかより前に「松田岳がするファンサ」というものをとても見たくなった。おお…。……おお。(静かに驚き直す)

※ がっくんファンの方気を悪くしたらごめんなさい。勝手なイメージで書きました。

座席位置

後方の下手。そこそこ通路が近かった。1階は全席フラットと聞いて何も見えないんじゃないかと不安だったけど、意外とよく見えたのでよかったです。客降りも後ろの方まで来てくれた人はほぼ全員確認できた。

雑感

ちなみにプロジェクトが大きすぎてどこから手を付けたらいいか全然わからず、予習ができなかった…不真面目でごめんなさい…。かろうじてがっくんの演じる役名(春さん)とメンバーカラー(緑?黄緑?)だけ把握していった。

年長・年中・年少とか、黒白とか、組み合わせが大事なことと、うさぎがモチーフになることはわかった。

1幕

おお…おお…ってなってた。グラビとプロセラという2ユニットがいることしか知らなかったので、異世界へのすってんころりんとか、隼の能力?とか、異世界の自分?とか、多分この世界の共通認識なんだろうなぁ、というものが出るたびに「おお」ってなった。ああ、この人はこういう性格なのね、とか、ここの2人はペアで動くのか、とか。この人の兄弟は何人で…とか、ああこの人はナルシストっぽい?んだな~とか。短時間でも驚くくらいに世界観が入ってくるのでなんか面白かった…。調べてもよくわからなかったものがスコンとわかる。話の筋がそこまで込み入ってなくて、それぞれのキャラとその関係を描写することに専念してたからかなぁ、と今更ながらに気づきました。

話は「日本昔ばなし」とか「世界名作劇場」あたりに出てきそうなくらいオーソドックスで、でもそこにツキのキャラクターの個性が絡んでくるから、見てて引き込まれる。どこかの記事で「伝統芸能」って見たけどたしかになんかそんな気がした。もととなる「ツキウタ。」っていう世界がきちんとできていて、それを舞台に出すための方法論も成立しているというか。

てか、きちんと作られているところと、日替わり?の破壊力のバランスがすごかった…w

駆が忍者になりたくて?天才忍者むつきくんに教えを請うところ。ハロウィンだからかぼちゃのかぶりもの(忍具)が出てきて、くろやなぎむつこの部屋が始まってた。謎すぎる。おお。駆は多分食いしん坊さんで(その前のシーンでも「お腹空いたな」って言ってお寺の兄さんから飴もらってた)、「かぼちゃはいらない」「飴ほしい(かぼちゃから飴がいっぱい出てきた後)」って駄々こねててかわいかった!

で、その後「最強の忍者」としてまぐろが出てきた。ほんとにまぐろだったんだって!!! まぐろと魔愚呂とTUNAとネギトロと始マグロ…だったっけ? 目刺しもいた? なんかまったくわからなかった。とにかくまぐろが「まぐろ」って言ってた。跳ねてた。えっあれは何のシーンだったの。未だによくわからないんだけど…。とりあえず訳が分からなさすぎて笑うしかなかった。

タイトルにもあるように、「縁」についていろんな観点から強調されてた。太郎坊・次郎坊・小太郎の3人の縁、小太郎と勘助、黒白天狐と「あの世界の春さんたち」、それからもちろんグラビやプロセラのメンバーたち。ラストの小太郎・葵・新のやり取りがとってもきれいだった…。ちょうど紅葉も見頃だし、時期に合ったいい演目だったなぁ。

2部

立つんかい!

立つことは想定外だった。ここからはもうなんかいろんな意味で緊張してた。周りを見ながらキンブレの色を変えてフリを真似て、がっくんの様子をひたすら定点してた。定点してたっつーか、もうこの人が出てくるとそれ以外見えないんだよね…いつ見ても美しい。体の隅々まで支配下に置いてる?ように見えるダンスが本当に大好きで…。あとあれ、あの…絶対領域…手袋と袖の間、やばくないすか? ヒューヒュー! 襟元を整える仕草とか、他のメンバーと目を合わせてうなずいたりとか、些細な仕草が本当に洗練されててずっと見ていたくなります。止まってても美しくて大好きです。

そんでねぇ…ファンサ見ましたよ。てか踊りながら手を振ったり投げキッスしたりっておま……!!!!!がっっっっっっっっっっくん!!!!!!(力強く) めっちゃアイドル!!!! ドルオタの気持ちちょっとわかるようになったかもしれない!!!! 客降りは前方だけだったので近くでどうこう、というのはなかったんですが、はけ際に下手側のうちわ?を見て手を振ったり指さしたりばーんってしたりがおーってしたり投げキッスしたり、なんかもうものすごい勢いでいろんなものを見ました…。色っぽえぇ…。キャラ的には年上グループなので、年下な人たちみたいな「元気いっぱい!」なフレッシュ感というより、落ち着いて確実に落としていく感じがしました…すでに落ちてたけどさらに1段落とされた…。かっっっっっっっっっっっこよかったです。眼鏡も似合ってます。う~~~~~~~ん次回は前方席狙おうかな…でもな…あれを直接受けて生きていられる自信がないな…。遠くから見るだけでこんなに心乱れてるのに…。

はぁ~~~~~…めちゃくちゃ満足しました……。楽しかったです。

*1:2期来ましたね