行く末トーキー

はじめからはじめよ

12回目 ― 舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣

記事のサブタイ考えるのが大変になってきたので回数で書きます。

鑑賞の記録

  • タイトル:舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵 大坂冬の陣
  • 日時:2021年3月14日 11時
  • 場所:IHIステージアラウンド東京

ついに12回目! 現地観劇回数トップに来た! やった! あとようやく前アナまんばちゃんだった! やった!

座席位置

ドセン。残りの手持ちはもう後ろとか端っことかなんだよな〜〜〜〜〜……通路を越えることはついに叶わなかった。残念。結構頑張って取ったんだけど通路より前を取れる人はどのくらい徳を積んだんだろう?

雑感

終わりが近づいてきてて寂しい。とはいえまだあと18公演あるらしいから、下手したら初日〜千秋楽がすっぽり収まってしまうね。舞台のサイズも公演期間も桁違いすぎて何と比べたらいいのか分からない。

刃を向ける先

先週くらいに「あれ?」と思ったのでジョを見返したりなんだりして気付いたこと。

刀剣男士たちって、基本的にヒトに刃を向けないんだよね。峰打ちだから大丈夫……かどうかは微妙だけど、ヒトを斬るシーンってかなり印象的に描かれている。虚伝の蘭丸しかり、悲伝の義輝様しかり。遡行軍は遠慮なく胴体や首を狙うのに対して、ヒトが相手だと主に刀を狙う。腹を殴ったりはするけど斬ることはない。刃を向けるのは、本来死んでいるべき場面で生きている(蘭丸)とか、本人から頼まれた(義輝様)とか、そういう場面ばかりだ。外伝のあれは山姥の面を切るためだからノーカン。全作見直した訳じゃないから見落としや勘違いはあると思う。

だからこそ、今回まんばちゃんが弥助の胴を狙ったのがすごい異質に感じた。確かに弥助は本能寺の変で消息が絶たれたから大坂冬の陣で生きているかどうかは分からないけれど、裏を返せば「生きていてもおかしくない」人だ。そして弥助はまんばちゃんに倒されることを望んでいない。けれどまんばちゃんは弥助を斬る。「信長は本能寺の変で死んでるんだ。その歴史はそのままにしておいてやれ」と諭す。そう、今日は「死んだんだ」じゃなくて「死んでるんだ」だった。こっちの方が信長の死という事実が今も続いている感じがして余計に重たい。

刀は人殺しの道具なんだよなぁ。恐らく刀剣男士の肉体はヒトより強くできていて、その気になればヒトを殺すことなんて造作もない。けれど彼らは必要に迫られない限りヒトに刃を向けない。自分が不利になっても、戦意を削いで無力化するために刀を振るう。なんだかロボット三原則みたいだね。それを破ったまんばちゃんはやっぱり刀剣男士からヒトに近づいているような……うっ……朧んばちゃん…………

今日の日替わり

  • 真田丸の初期刀ペア : まんばちゃんが清光の爪を布で磨く→これも持ってってよ〜と甘える清光
  • てるてる坊主 : 清光「(布の前を閉めて)ああ、てるてる坊主だ」まんばちゃん「………(やたら長い間)……………違う」(詰め寄る)(笑いそうになって後ろを向く清光)
  • 太閤左文字劇場 : 目の上の瘤切国広・ポンポンを奪われる下手兵とポンポンを押し付ける上手兵・フェードアウトするばみっち

OP

すごく今更なんだが、OPで家康様が出てくる直前の一期一振の笑顔が素敵だった。あと最後の最後、カテコも終わってスクリーンが閉じる直前。若干照明が落ちて暗いから前方じゃなきゃ分からないんだよなぁ。もうちょっと明るくしてほしいけどそれはそれで情緒がなくなるし、どうしたものか。

なんか他にも書きたいと思ったんだけど忘れてしまった。見たものが全部混じり合っていて言葉が出てこない。