行く末トーキー

はじめからはじめよ

ジョーク ― イノサン musicale

今日は現場が詰まり気味だったので急いで書いていくよ

鑑賞の記録

  • タイトル:イノサン musicale
  • 日時:2019年12月8日 12時半
  • 場所:ヒューリックホール

そういえば「世界一かっこよくおさげを纏える男」なんだけど、原作でもおさげでした。なんか三編み1本のイメージで覚えてたけど、今日やっと最新話読んだらヤツが出てきて、わりかし舞台版と同じビジュアルしてた。びっくりした。やっぱ細かいところは忘れてしまうもんだなぁ……そして「あと3話」という文字列が悲しすぎる。けれど今原作読むといろいろクラッシュしそうなんで(既に昨日ちょっとクラッシュしかけたけど)一気読みは我慢します。

最新話……よかった……。舞台見る期間に入っちゃうとどうしても観劇(とブログ)と仕事の両立に追われてそれ以外が置き去りにされてしまうんで最新話読むの遅れてしまったんだが、いやほんとによかった……でもまだちょっとドキドキするからあと3話頑張って追いかけるぞ。

座席位置

後方・下手。偶然にも昨日と列がほとんど一緒で、客席を真ん中から縦に折ったらちょうど重なりそうだなぁって思いながら見てた。同じ演目でも上手下手で見えるものが違うからお芝居は面白いんだよな。

雑感

冒頭の教室演出、なんと客降りで一番うしろから歩いてくる人がいた。確か佐々木さん・鍵本さん・林さん……だったかな。最前と舞台の間を通るとかはあったんだけど、一番うしろからってのは新しいパターンだ。あと私が見た限りでは初日しかやってなかった紙飛行機が復活した。荒牧さんが飛ばしてるやつが、何度飛ばしてもちゃんと180度ターンするんだけどあれどうやって折ればああなるんだろう……手紙で訊いてみようかな……(貴重な紙面を些細な質問で使うやつ)。

それからフェルゼンのはっちゃけっぷりがどんどん加速していってる。今日は「マッチングアプリでお互いを見つけて」のくだりが「フェルゼンダウジングマシン……マリー……マリー……ビバ乳首ちゃん!」てなってた。ちょっと違うかもしれないけどとりあえずダウジングマシンは出てきた。あと最後は「世の中には2種類の男性がいる……フェルゼンか、フェルゼン以外だ」です。幕間の小芝居でもレポーターがMステを再現するわ雪の華を歌い始めるわで暴走気味だったから、鍵本さん何か思うところがあったんか?!って思ってる。

兼役も多分コンプできたはず。

  • 多和田さん:ド・リュクセの取り巻き / ニコラ大叔父
  • 佐々木さん:平民(「(オリビエの)判決が出たぞ!」) / 貴族(マリー・アントワネットのダンス相手) / 兵士(「ルイ・カペー様、後ろをお向きください」) / カメラマン
  • 林さん:平民 / 兵士(オーギュストを追うシャルルに向かって「近寄るな!」)
  • 鍵本さん:アンラジェの一員(腰に赤い布を巻いている) / レポーター
  • 前山さん:司祭

林さんが一番自信持てない。素顔に慣れてないとこういうの区別できないよなぁ。間違ってても責任は取れないです。ごめんなさい。

荒牧さんのジャック、やっぱりなんか揺れているというか定まっていない感じがする。マリーと一戦交えて立ち去るシーンで「いつでも歓迎するぜ」の後、今までは笑うだけだったのが、今日は「またな!」て言ってた。推しさん最新話読んだ?(多分そうではない) オリビエ奪還後は控えめに「殺せー!」だった。

という記録はさておき。

プレイ・イン・プレイの構造を作りたかったという戯言を知ってから見ても、やはり最初と最後のシーンは何がやりたいのか分からないままだった。外国籍の方が「西洋人の格好をする東洋人」に悩む、コスプレになってしまう、だから構造を変えて「高校生の考えた世界」にしたってパンフに書いてあるわけですが、それこそあちらの方々に忖度してる訳じゃないですか。最後のお説教ってもしかして自分たちに向けた反省文ですかね。だとしたらジョークにも程があるなって思いました。

以上です