行く末トーキー

はじめからはじめよ

集大成 ― MANKAI STAGE 「A3!」SPRING 2019

秋単独・冬単独おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!今から予定ブチ抜きます!!!!!!!!!絶対銀二やるよね?!?!?!?!?!えーーーーーーーー藤田さんの左京さんで銀二ってまじもう……むり……。ご用意されました(素振り)ご用意されました(素振り)

ということでエーステ春単独、大千秋楽を現地で見てきました!

観劇の記録

  • タイトル:MANKAI STAGE「A3!」~SPRING 2019~
  • 日時:2019年6月2日 18時
  • 場所:天王洲銀河劇場

去年の11月、春夏公演の大千秋楽で秋冬公演が発表されて推しが出ることを知り、原作を始めたら左京さんにドハマリし、そしてひたすらエーステエーステエーステ!!って感じだったのでなんか終わるのがちょっと信じられません。*1

長い旅の終わり、そして新しい季節の始まりって感じです。

座席位置

1階真ん中あたり。ちょっと下手。客席にいる水野の表情がギリギリ窺える距離。

雑感

大千秋楽で配信やライビュも入るし円盤にも残る、ってことでいつの間にか日替わりになってたあれこれが初日時点の内容にリセットされつつ、でもこれまでの公演全部の積み重ねがそこここに見える、まさに「集大成」だった! めちゃくちゃ楽しかった! もう大分頭に入ってるセリフを思い出しながらも、初めて見たときのワキワキした感じを味わえて幸せだった~!

1幕は真澄、2幕は綴の熱量がすごくて、それにつられて全員のテンションがバシバシ上がっていくのが伝わってきたのが嬉しい。これが左京さんの言う「遊び」や「心の躍動」ってことなんだね。作中に出てくるセリフがエーステそのものにばしっとハマっていく感じがすごく気持ちいい。すごく楽しかった!ってふわふわした感想ばかりなんだが、もう秋単独が発表された時に全部吹っ飛んでしまって……ディレイちゃんと見なきゃ……。だーーーーーって左京さんがぁ!

アリスの劇中劇、お茶会のシーンの裏でチェシャ猫と白ウサギがわちゃわちゃしてるのを見るのが好き。でもやっぱりアリスと帽子屋に目が行ってしまって最後まで見れてなくて、今回初めて「たとえばゲームのアイテムとか」って帽子屋(至)のアドリブにチェシャ猫(咲也)が「??」ってびっくりして動きが止まるのを確認できた! 「エーステ」的にはあの台詞はアドリブじゃないんだけど、「不思議の国の青年アリス」的にはアドリブで、咲也が驚くのが正しい反応というか。そういう些細なところが見れて嬉しい。ちなみに白ウサギ(綴)は「はぁ~」みたいな反応でした。

ぜんまいは舞台上と客席の水野を交互に見てた。水野がどんな表情で綴を見ていたか、って、多分もうどこにも残らないんだよね。でもものすごくいい表情してた……。最後に見れてよかった。わりと序盤からウッてなってたんだけど「僕たちの友情は紛い物なんかじゃない」と「大切な思い出をなくさないように」(ルークのラスト台詞)で感極まってました。そしてルークの最後の台詞の立ち位置が水野の0ズレなんですよ。「エーステ」的には計算して作ったのかもしれないけど、「MANKAIカンパニー」的には偶然なわけで。運命がすごすぎる。いつかまた向かい合って話せる日が来ることを祈るばかりです。

ぜんまいな~……。すごくよかった。Sが心を取り戻すシーンのシトロンが本当にすごい。今までで一番だった。ゲームだとさらっと流されちゃうというか、やっぱりテンポが悪い(タップに依存する)し、観劇モードは台詞が乗らないしでいまいち入り込めない。それが舞台になると、世界が一気に広がる。誰もが誰かのために演じていて、それを受け取って感動できるっていう奇跡がすごく幸せだなぁって思う。

綴が水野のことを思い出しながら書いた脚本であっても、役者はそこに別の意味を乗せられるし、観客もそれぞれ別の受け取り方をする。シトロンはきっとSを演じながらガイのことを思い出しただろうし、咲也、真澄、至もそれぞれ思い浮かべる人がいたかもしれない。全員がこれまでぜんぜん違う人生を歩んできたからこそ、1つの物語にたくさんの意味をもたせられて、だからこんなに楽しいんだろうなぁ。きっと私以外の人が見たら全く違う「アリス」と「ぜんまい」と「エーステ」だったんだろう。それがとても幸せだ。

推しさんの紬も、秋冬/春単独を経てなんかとてもいいバランスにすぽんと収まった感じがした。秋冬はなんか本人の地が出過ぎでは?って思ったこともそれなりにあったし、春単独では逆に影が薄すぎる……ような……?と感じることもあった。難しい、って言ってたのも覚えてるし。でも今日の紬は「月岡紬が現実にいたらこんな感じ」というイメージにぱちっとハマってきたので見ててすごく気持ちよかった。荒牧さんだからできる紬。かけがえのない時間をもらえてとても嬉しい。

エーステに限らず大千秋楽を現地で見たのはいつぶり……かな……。ちょっと思い出せないや。でも、舞台上と客席とで「これが最後」「一番いいものを」っていう熱意?みたいなものがびしびし感じられてよかったです。客席も多分初見の人少なかっただろうし。「みんなで作り上げる舞台」の「みんな」の一部になれたようで楽しかった!

いやーーーーーーほんとに長くて短い旅だった!夏も見に行きたいし秋と冬はまじでめちゃくちゃ通う!!!!!!!!頑張る!!!!!!!バトン繋いでいくぜ!!!!!

おやすみ!!!!!!!!!!!!

*1:一番信じられないのはあと10日ちょいで刀ステが始まることですが