行く末トーキー

はじめからはじめよ

台本 ― お部屋のお話

聞いてくれ~~~~~!今日サンモールで意気揚々とパンフとか買おうと思ったら財布に1000円しかなかった~~~~~~!!!!あとなんか推しさんがクレジットカードになるっぽい!!!!!!

観劇の記録

  • タイトル:舞台「お部屋のお話」
  • 日時:2019年5月31日 19時
  • 場所:シアターサンモール

座席

中程の上手。やっぱりなんかサンモールの椅子つらい。最初は別にいいんだけど、終わる頃には結構腰がキツい。衰えを感じる。筋トレしなきゃ。

あとサンモールは(私の場合)電波入らなくてつらい。早いところ入って物販とかお手洗いとか済ませたいvs電波なくなるの嫌でギリギリまで外にいたいってなる。まぁ今日はお金なさすぎてなんもできなかったんだけど。いやお金はあるよ! 手元にないだけで!

雑感

……何だったんだこれ……?

めちゃくちゃいい意味で「私は何を見せられてるんだ……?」ってなった。「狐につままれたよう」ってこういう状態なんだなって思いながら新宿まで歩いた。

何から書くかすごく迷う。前半コメディ後半多分シリアスの2本立てみたいな感じでお腹いっぱいになるんだけど本当に「何を見たんだろう」ってなっててうまく言葉にならない。とりあえず翔太さんの「あおと!あおとあおとあおとあおとあおとあおとあおと!!あおと!!」とか息を整えるスイッチとか、「宮下さん倒れて!」とか「デンジャラスデンジャラス!」とか上を向いて歩こうとか、こう、覚えてる出来事やセリフは結構多いんだけど、総合して何だったんだこれって本当に思う。あと翔さんと翔太さんのぱんつ。「俺のパンツにピンスポ当ててください!」ってところ。何も伝わらないでしょ。私も伝わらないと思う。でも本当に全部あったことなんだって。

一体これはどこからどこまでが台本だったんだろう? 後半は台本だと思うんだけど、前半が本当にわからない。最初は本当にガチでアドリブ進行かと思ったけど多分大まかな流れは決まってる……んだよね? 途中で噛んで暗転するところはどうなの? 転んで暗転しかけて阻止するところは? オムさんとトシさんは? 宮下さんがガチで嫌がってた臭いは? 全部野放図に進めているようで、その実ものすごく緻密に計算され尽くしているようにも感じて余計にわからない。見てる最中は爆笑しまくってたけど今考えると何かがおかしい。どこからどこまでが決まってたんだ本当に……。そこの違和感が「狐につままれたよう」の原因なんだと思う。

後半のお芝居は前半とのギャップがすごすぎてどういうテンションで見たらいいか今いち分からないまま終わってしまった……。だからこそ途中途中で笑ってしまう(「こいつは実家に帰る、こいつは刑務所に入る、そしてこいつは……死ぬ」とか)。それがいい感じにアクセントになってて、深刻な話なんだけど重くなりすぎずすっきり終われた気がする。このバランスも計算尽くなんだろうなぁ。前半で出てきた笑いポイントがちょこちょこ盛り込まれてるのもいい。電話を一斉にかけ始めるシーンと「上を向いて歩こう」の使い方が好きだなぁ。意味合いが反転しつつ、でも笑っちゃった記憶が残ってるから少しだけ笑ってしまう。ものすごく絶妙なバランスだった。

これは文字じゃ伝えきれない演劇だった。すごく面白かったんだけど文字じゃ何も伝わらない。前売りは全公演完売したのかな? でも当日券は毎公演出すよって言われてるので気になった方はぜひ。6/4まで。

miyaomu.localinfo.jp