行く末トーキー

はじめからはじめよ

はたらく大人たち ― dope Ⓐ dope「SUPERNOVA」

多分2018年ラストの観劇はこちらです!

観劇の記録

  • タイトル:dope Ⓐ dope -step.3- SUPERNOVA
  • 日時:2018年12月8日 19時
  • 場所:池袋シアターグリーン base theater

Ⓐの出し方がわかんないんだけどどうしたらいいの? (これは公式ブログからコピペしてきたやつ)

座席位置

思い立って当日券に並んだら思ったよりいい席がきてびっくりした。ひさびさの小劇場~! ミニパイプ椅子!パイプ椅子!舞台との段差ほぼなし!客ぎっちぎち!ロビーほぼ通路!出入り口1つだけ!っていうこのコンパクトさはやっぱり楽しい。

あらすじ

潰れかけのスーパーが一発逆転を狙って伝説の万引き犯を捕まえるよ!ってとこだけ覚えてれば大体大丈夫です。詳しくはブログ↓

ameblo.jp

今客席にあったチラシを見たらスーパーノバの店内図あって笑ったw

雑感

いやぁ笑った笑った......w

翔さんが出ると聞くだけで「こいつは絶対おもしろいやつ」って思えまして、やっぱり期待通り、というか期待以上に笑いました。でもただ笑うだけじゃないところがいい。自分が働き始めてそれなりに経つというのもあって、なんかこう...出てくる人みんなの気持ちがなんとなくわかってしまうんだよね。いやさすがに包丁は持ち出さないけど。自分の生活もあるし、職場への愛着もあるし、自分の頑張りが職場のためになってないって知ったときの落胆もわかる。学生時代に見たらまた違った感想を持ちそう。

なんか真面目なこと書いたけど、見てる最中はとにかく笑いっぱなしだった。翔さんが出てきた瞬間からもう笑うしかないし、翔さんがなにかするたびに腹筋が鍛えられる...w なんなんだこの人!

  • 視線が斜め上固定
  • 舞台上にいる部下(八木澤)に電話して台詞を代弁してもらう
  • 舞台上にいる八木澤にメッセージを送って台詞を代弁してもらう
  • 壮大な口パク
  • 絆創膏で口を塞ぐ
  • 白目をむく
  • 花畑への塩対応
  • マネキンのように搬出されていく
  • 靴を脱いで机に登る
    • ばっちりスーツなのにフットカバー履いてる(CUTE)
    • 捻挫しそうな飛び降りからの受け身
  • 八木澤との髪型被りを気にする
  • 突入からのドミノ倒し
  • 「死神」(達筆)
  • いいシーンなのにファスナーが止められない

......なんなんだこの人?!(2回目)

これだけ好き放題やってるのに、真面目なシーンになるとスッと切り替わるから目が離せなくなってしまうんだよなぁ。感情の出し方が上手なのかな。ファスナーは爆笑したけど。そこは止めておけよ...! それでもやっぱりなんか惹きつけられてしまう。

翔さんが出てないシーンもめちゃくちゃおもしろかった~~~~! 別の作品で見たことのある人達が何人かいたんだけど、その人達のまた違った一面が見れたのでとてもHAPPYです。ハンドウ(ミラステ)じゃないしゅーじさんめっっちゃおもしろい。というか腹黒い。あまおうへの執着が半端なさすぎて帰りがけにいちご買おうかと思った(いちごヨーグルト買った)。タイムセールのアナウンスで...やばいなあれ...w 端的に言うと踊ってた。なぜか。いややばいw なんだったんだろうw

みかしゅんさんは2月のホチキス以来...かな? オールバック+ポニーテールからこぼれる髪の毛が色っぽいな~なんて思いながら見てたら、私服がないところで笑ってしまった。ないんかい...!(思い出し笑い) ああいうシンプルなネタに弱い。あと「きくえさん~~~~~~!」のあたり。きくえさんまじで神すぎるんだけど、それに対する警備員(坪井・みかしゅんさん)の顔芸がさらに神だった。きくえさんあの後ちゃんとおうち帰れた? 娘さんとお孫さんに会えた...よね...!きくえさ~~~~~~ん!!!!! あれだ、近未来SFとかでよくある「最近の若いもんはこういうのもできないんかい?!貸してみな!」っていうタイプのおばあちゃんだ。今思い出した。

太郎さんは9割引シールのインパクトが強すぎてもうだめだった。あと「ここには何があるんだ?!」「おすし」「意外と考えてんな!」とか。「おすし」の言い方がかわいい。おすし。

おすし...。

おすしちょっと置いておこう。

他の人達も面白いんだわ! 全部書いてきたいけどそろそろ深夜1時だからもう眠いんだわ。1日2本観劇はつらい。自業自得だな!ごめん!(見てないと伝わらない)

あのあと、スーパーノバはどうするんだろうなぁ。大吉さんが言う通り、小さい店としてもう一度やっていくのかな。小吉は、仲間たちどうするんだろう。一発逆転なんて起こらなくて、たくさん笑うけど全然ハッピーエンドなんかじゃない、だからこそ笑うだけじゃなくてなんとなく心に残る。そういえばこの作品の出来事って、ツナ缶誤発注からのぶちまけ事件以外はお客様にほとんど伝わらないことばっかりなんだよね。こういう裏方部分をがっつり描いてて、それに共感できるってことは私もそれなりに大人になったってことかもしれないなぁ、なんて謎に感慨深くもなった。カーテンコールの「ありがとうございました!」が閉店日の閉店時刻に店員さんが揃って礼をするやつに見えてしまって、なんか寂しくなった。あんだけいがみ合ってても、やっぱり愛着あるんだろうなぁ。

帰りがけにスーパーで夕飯代わりの食料を調達したんだけど、ここのスーパーでも裏側ではいろんなことが起きてるのかな~と思ったらちょっと楽しくなった。そしてスーパーノバの物価がえらい安いことを再実感したw 閉店間際の割引より安い売価ってなんなんw 「買いに行きたくなってきた...!」

大人って大変だよな~~~!戦ってるんだもんな~~~~!

おわり!