行く末トーキー

はじめからはじめよ

夢 ― 舞台「戦刻ナイトブラッド」

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「今日は新宿ではなく天王洲に向かっていたと思ったら いつの間にか上杉軍を見ていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 

おれも 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 怨霊だとか厄魔だとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

観劇の記録

ということで戦ブラです。どこ行っても上杉なんだが?! なんなら信長公と蘭丸もいるんだが?!

座席位置とか

1階前方の下手。なんかここ最近下手ラッシュが来てる。上手神に見放されてしまったのかもしれない…。

スペゼロの椅子に慣らされてたので、銀劇の椅子がめっちゃ快適だった。でも椅子の下のスペースはやっぱりスペゼロがいいな。いっぱい置ける。

雑感

舞台って、笑っていい場だったんだな…!

ミラステのテンションを引きずったまま生きているので、もうなんか始まる前から身体がガッチガチになってた。そこをいい感じにほぐされて、舞台って気楽に見てもよかったんだな…!と現実に引き戻された感じがする。拍手すぐできる!すごい!終わったあとすぐ立てる!すごい!なんならダッシュできる*1!超すごい!

6月からこちら、回数入る作品が刀ステとミラステという激重作品だったのもあって*2、舞台=自分の気力をすべて奪われる場、みたいに思ってしまってたんだよね。まぁ確かにそういう重たい内容で、普段考えてもみないようなことをあれこれ思い悩むというのも舞台の楽しみ方だ。でも、夢のような時間を過ごして、ああ楽しかった、明日からも頑張ろう、っていう力を受け取るのも、また1つの楽しみ方だ。どっちも大事だってことを忘れてしまっていたなぁ。

始まる前まで「どんな話になるんだ…」と謎が多く、しかも確かアニメDVDの先行では「ミュージカル」と書いてあって「何をするんだこの作品?!」と若干不安に思っていた。特にヒロイン(結月)が発表されるまでは「これ話始まるのか?!」と気を揉んだ。原作でヒロインがいるなら舞台も必ずヒロインがいるべき!とは思っていないけれど、戦ブラはヒロインいないと話始まらないよな?! ヒロインいない戦ブラとか千鶴がいない薄桜鬼じゃん! それアイデンティティをなくしているよ!!!!!と心配していた。

話の筋はアニメとほぼ同じ…だったのかな? ゲームは上杉軍しか追ってないのと、アニメもさらりと見ただけなのでちょっとわからないです。わりと予想通りというか、次こうなるだろうな、と読める展開ではあった。結月がめっちゃ頑張ってた。イマリもかわいかった。きしたくさんもかわいかった。あの…誰だっけ…半兵衛の…定本さん! ものすごくかわいかった。

てか全員ビジュアルの完成度が高くてびっくりした。衣装がめっちゃ豪華。動いても全然ブレない、崩れない。予算がすごい。その予算を巨大厄魔の腕にちょびっとでも回してほしかった。「手が出てきてすべて吹っ飛ぶ」というのは知っていたけれど、予想以上にいろいろと吹っ飛んだ。えっこれ笑…っちゃダメなシーンだ!真面目なやつか!ってなった。腕、布じゃん。

歌とダンスも多くて、アニメでやった歌をどんどん推していきたいのかなぁ、みたいなことを考えてた。どの曲も戦ブライブで聞いたばかりだったので、心でキンブレを振っていた。振りたくなるでしょこれ。謙信公が「stand up!」って言ったら立ち上がらなきゃいけない気がしてくるでしょ(戦ブライブ後遺症)。

一慶さんとピーちゃん(石)も爆笑した。あれ日替わり…だよね? ヒデさんが回数分ネタ録り溜めてるってこと? 「ただの石だ三成…ただの石田三成?! これが言いたかったんだな三成!」に至るまでの前振りが壮大すぎる…w あとTAKAさんの「誰かーーーーーー!!!」も無駄に声が通りまくってて笑った。誰も来ないのにも笑った。すまつぼっくりも笑った。豊臣軍、全体的にレベルが高い。

上杉軍もよかった~。思ったより出てた(正直な感想)。景勝くんめちゃくちゃかわいかったんだけど、今上杉の話をしようとすると世界が混乱してしまうのでまた次回書きまーす。

カーテンコール

カテコ当番は一慶さんと荒牧さんのCVペアでした! 推しさんの回に当たって嬉しい~!

荒牧さんが喋ってる後ろでちゃんじんさんが何故かもぞもぞしてて、見てる人が笑う→見えてない荒牧さん「え?!何?!」→ちゃんじんさん、前ちゃんさんの隣に移動→上杉のダイマの流れでフフってなった。しっぽをもふもふする推しさんが見れたので大満足です。あと「ご……ごせいえん?」「ごせんえん?!」とか。カテコの挨拶で何か起きてると「あ~いつもの推しさんだ~」ってなるのでわりと好きです。

ところどころ、笑っていいのか真面目に見るべきか迷うところはあったけれど、わりとふわっと楽しめる作品でした! でも上杉が渋滞起こしてて脳内が勝手に辛い! おやすみ!

*1:りんかい線に至るあの大きな交差点ダッシュで渡った

*2:他も不条理が群れをなして殴りかかってくる弥次喜多、容赦なく言葉が叩き込まれる純情伝、美しいが完璧な悲劇のGHOSTという、ベクトルは違えどなかなか消化に時間がかかる内容が続いていた