行く末トーキー

はじめからはじめよ

グルステの雑記

前回記事に反応ありがとうございます。教えてくれって言いながらお題箱のアドレス置き忘れるという失態に気づけない阿呆です。こんにちは。感想が届いてから思い出した。

ものすごく参考になりました。予想以上の数のお題箱・Twitterのリプライ・アンサー記事だったのでまとめてのお礼で失礼します。ありがとうございます。ひとまず公式の続報を待つことにしました。舞台でもイベントでも、行きたいって思える人がまんべんなく行けるような日取りだといいんですけどね...。なかなか難しい。

今回は無事届いたグルステのDVDを見ながらの雑記です。

というのも、グルステを2回見たうちの2回目の感想記事を書いてないんですよ。なんとなく習慣になりつつある「1回の観劇・イベント参加=1つ(以上)の記事」という法則が満たせてないのがずっと気になってました。でも今更書くのもなんか違う気がする...しかし気になる...とずっともやもやしてて。DVDが届いた今がちょうどいいタイミングなのかなってことで本編・特典を通し見た感想を書きます。

ちなみに書いてない観劇の記録は「2017年7月2日 12時開演」で、席は1階のほぼ真ん中でした。あ、ちょうど5ヶ月前だ。半券見直してびっくりしたわ。時の流れって早いよね。

見返してみるといろいろ細かいところは忘れてて、諸行無常を感じる。月山の存在とか、リアルな血糊なんかは今も思い出せるけれど、細かいところはぼんやりしている。でも映像をきっかけに「あっこれ叶と松前...!」ってちょっとうれしくなったこととか、ちょうど最新話のアレを思い出してぐっと来たりした。あとやっぱり月山は最高だな...!と。多分月山ソングの歌詞を知りたくて円盤を予約した...んだと思うけれど、載ってなくてちょっと残念だった。何度も聞けと言うことか。

やっぱり生で見てすぐに書かないと言葉が死んでしまうなぁ...。その後に別の映画を見たからとはいえちゃんと書けばよかった。あの時私は何を思ったんだろう。

特典で、役者さんたちが「そこにいるという意味を感じてほしい」というようなことを何度か口にしていた。ちょうど同時期*1に実写映画も公開されたから、何か思うところがあったのかもしれない。喰種の赫眼や赫子を表現するのは映像のほうが有利だ。CG使い放題だしアングルも自由だし。けれどなぜ「今、そこ」にいる人間が喰種を「演じる」のか、それを突き詰めて考えていたし、それを受け取って欲しいのだろうと感じた。グルステにかぎらず、なぜ今この時代にわざわざ舞台という不自由なメディアで表現しようとするのか、それは役者も観客も常に問われているように思う。私も常になぜこうなのか、なぜこれを見たのかを問うているわけだけれど、その問に対する答えってそう簡単には出ないし、出なくてもいいものかもしれない、と思うようになった。その場限りの仮の答えを作り出して、それをもとにさらに作り変えていくというか...。なんだろう、なんていうのかな。1つ1つの公演で、「なぜ演じるのか/なぜ観るのか」と問われ、それぞれが自分なりの答えを探っていくことそのものが舞台のおもしろさなのかもしれないなぁ...と。円盤として固定した映像を見たことで余計にそう思った。

全然関係ないけれど特典の30分~31分半くらいの佐々木さんの話~稽古場映像が面白いから見て。笑いの神が降臨してる。

*1:もしかしたらちょっと後だった...? 見てないのでわからない