行く末トーキー

はじめからはじめよ

いずれ終わる恋

何か見に行くとその記録が優先されちゃうので、その期間に「この話題乗りたい!」ってなっても先送りになっちゃうんですよね。もうちょっと筆が早ければ...! 精進します。

ということで本日は乗りたかった話題全部のせコースです。

ガチ恋アンサーソング

yorumushi.hatenablog.com

狂気のガチ恋先輩夜さんのブログから。このブログもアンサーとして上がった記事も全部興味深いですね! 人それぞれいろんな関係が伺えます。

結論から言うと、私はガチ恋ではないです。むしろフリでもなんでもなく心の底から「認知されたら下りる」と決めています。まぁ推しさんほどの方が私の認知する可能性なんてほぼゼロに等しいので、しばらくは推していられそうです。

せっかくだからガチ恋診断行ってみましょう!

「好きな人いるの?」って聞かれて「(いるけどその人のことなんて言えない……)いまはいないかな~」って答えちゃう

好きな人というよりは、今後生涯に渡って大事にしたい縁はいくつかあります。推しさんもそのなかにいますが、優先度は低めです。10年来の友人や、精神的にしんどかったり、食いっぱぐれそうだったりした時期に支えてくださった方のほうが私にとっては大事です。

推しさん=好き!」だけど「好きな人=推しさん」とはならない...ていうのが一番近いんだけど伝わるかな...。「好きな人」という枠ではないですね...なんていうんだろうこれ。あくまでも推しさんは推しさんとして好きです。

推しさん「好きな女性の髪型ですか?ロングのカールとか好きですね」あなた「よし、髪伸ばして巻こう」

ないですね! 面倒です。寝癖がつきやすい髪質なので、朝にさっとまとめられるようロングのままです。

でも、ある部分では影響を受けます。それはもうちょっとあとの質問でまとめて説明します。

推しさん「好きな女性の服装ですか~、うーん、ふわふわっとしたのが好きですね!」あなた「よし、ふわふわな。まかせろ!(普段は着ないのに買っちゃう!)」

これもないです。特にこの時期は静電気がしんどくてふわふわなんてとてもじゃないが無理です。肌が弱いので着られる素材も限られるし...良いもの、似合うものを長く着たいです。

デート特集とか見て思わず想像し、いやないないwwwってなっちゃう

これはねーーーーあるんですよ。でも相手は私じゃない。前に「推しさんは天空を歩んでいてほしい」とか「現パロを考えるノリで想像する」とか言ったと思うんですけど、そういうノリです。私が考えた「最強にかわいくて最強に性格の良い女の子」と推しさんが一緒にそこ行ったらどうするかな~とはめちゃくちゃ考えます。で、この「最強にかわいくて最強に性格の良い女の子」の見た目や性格が推しさんの好みになるように想像し直すって感じです。今は黒髪ロングの深窓の令嬢です。礼儀正しい女の子です。お箸の持ち方とか食事のマナーとかばっちり身についてると思う。一時期適切な見た目が思い浮かばなくて推しさんの女性姿*1でしたが、さすがにやばいなと思ったので考え直しました。

夢女とか二次創作の道を通ったおたくならありがちだと思いこんでたんですけど、そうでもないんですかね?

よく言われるんですが夢女じゃないんですよ......。「最強にかわいくて最強に性格の良い女の子」は私とは全然関係ない。まぁ私が考えた存在という関係はあるけれど。なんていうんだろうなぁ...それこそ彼女さんがいるって公言してくれたらその人と推しさんはどんな話するのかなー、とか、どんなデートするのかなー、ってできるんだけど、(事実はどうであれ)いないと聞いているので、代理で間に合わせに用意したアバターのようなものです。今自分で書いてすごくしっくり来た。誰かとお付き合いしているとしたら、この人はどんなことをするんだろうなー、という題材で考えるために、相手がいたほうが考えやすいからひとまず仮でこんなキャラ置きました!ってやつです。

街中でついつい推しが歩いていないか考えたり想像したりしてしまう

実際に会えたら何を話そうか少しでも考えたことがある

順番入れ替えるけど似たような話だしまとめちゃいます。これは考えますね。最強の女の子とのシチュエーションもそうですし、私が遭遇したら全力で避けるために逃走経路を確保したりします。プライベートで会いたくない。最強の女の子は最強なので、礼儀正しく挨拶すると思います。あっでもお付き合いしてるからなんか行動が矛盾するな...。ということで町中で出会っても礼儀正しく挨拶できる最強の女の子Bを用意しておきます。こうして最強の女の子が増えていく。

妄想といっても、リアルなものではないのかもしれません。どっちかというとエチュードに近い...ような...? どこまで行っても推しさんの「演じているところ」に惚れ込んだから、こういう場面があったら何を考えてどう演じるんだろう、と気になってしまう。脳内で推しさんが架空のキャラクターに向かって延々とエチュードを繰り広げている、が本当に正しいところ...かもしれない。

何をしてても頭の片隅に推しがいる

「チケット当たれーーーーー」という念なら常にあります。まじで当たれーーーーー! 推しさんはだいたいの場合いますが仕事に集中してるときはいません。

今までこしあん派だったのに推しがつぶあん派だというのを知った瞬間につぶあん派になっちゃう

推しさんはあんこが苦手らしいのでセーフです。それ以外でも私の食の好みが変わることもないかな...。でも最強の女の子の好みはバンバン変えます。彼女の得意料理は鍋です。一緒に作って欲しい。多分あごだし鍋もちゃんと作れる。

こんな感じなのでガチ恋ではないです(2回め)。恋人にも配偶者にもなりたくありません。むしろ私を見て「こいつは自分のファンだな」とすら思われたくない。何万人(Twitterのフォロワーベース)かいる彼のファンの一部として粛々とお金を払っていたい。

どういう関係でありたいのか

役者と観客という関係に終止したい。

↓のサイクルを粛々と、延々と回していたい。

  1. 推しさんが「この作品出ます!XX役です!」と告知する
  2. スケジュールを検討し申し込む
  3. 作品や役について予習する
  4. チケットがご用意される(願望)
  5. 稽古場の様子を本人や共演者さんからのTwitter・ブログで把握する
  6. 本番を迎える。本人のブログ更新を楽しみに待ち、自撮りの麗しさを称える
  7. 個人的初日を迎える
  8. 観劇し、記録ブログを残す
  9. 千秋楽後の振り返りブログやニコ生から本人が考えたことを知る
  10. 改めて配信や円盤を見返して噛みしめる

私と推しさんの関係って、これで完結しちゃってるんですよね。たまにイベントとか雑誌掲載とかWebラジオとかあるけれど、それはおまけというか...。基本はこのサイクル。自分がこのサイクルを回せていれば他はどうでもいい、というスタンスなので、回数がどうとか座席位置がどうとかもさほど気にならないです。いい席だったらもちろん嬉しい。下手への席運は常に募集しています。ただ1回も席が取れなかった場合は荒れるかもしれない。取れなかったらその場合は多分別のこと、それこそダイマされた舞台を見たりして過ごすんじゃないかなぁ。取れてほしいなぁ。

このサイクルを回すために必要なのが、推しさんが役者として舞台に立ち続けてくれることと、私の財力や精神力を持続させることの2つですね。

推しさんが役者として舞台に立ち続けてくれるためには、(A) 本人がそうしたいと思えるかどうかと、(B) 運営会社なり脚本家さんなりが「この人を起用したい」と思えるかどうかが大事...だと思っています。詳しいことはよくわからない。で、(A)はともかく(B)の判断に大きく関わってくるのがお金の動く量ではないでしょうか。ぶっちゃけ「この人を起用すれば儲かる」と思わせられるかですよ。そこからさらに縁が繋がるかは本人の力量もあるかもしれないけれど、彼は努力を惜しまない人だと信頼しているので省略します。

だから私は彼にお金を払います。会社員が出せる額なんてたかが知れてるんですが、出さない100万より出す1万です。少なくとも対象が実在するので気が楽です。あてもなく刀剣遠征しまくってたときのほうが虚しさは大きかった。ブロマイドも正直後で見返すかは微妙です。けれどその売上によって彼の名が売れるなら安いもの。イベントも行きます。認知絶対拒否おたくなので接触はもうやめようかな...どうしようかな...と日和ってる最中ですがイベントそのものには行きます。振り返りブログでは触れられなかったことや、もうちょっと広い期間の振り返りが聞けるかもしれないですし。そしてもちろん、事務所の方に「この人は売れるから、もっといろんなところに売り込もう」と思ってもらうためです。合法的手段で得たお金は強い。じゃんじゃん使っていこう。

そして地味に大事だと思っているのが、「舞台はお金になる」という雰囲気をいろいろな運営団体に持ってもらうことだと思います。推しさんが舞台に立ち続けるためには、そのための作品や場が必要です。舞台が金になる、と思ってくれなければ場が提供されない。金になると思われたものはさらに加速しますが、見限られた分野の撤収スピードは本当にやばいですよ...。だから私は軽率にダイマされたものを見に行きます。それによって私は普段なら縁がなかった作品を見て笑ったり考えたりできて、ダイマしてくださった方は満足し...てくれると信じてます!し、運営団体はほんの少し収益が上がる。そして将来的にその団体が、別の作品などで推しさんを起用するかもしれない。みんなHAPPY。これがお金の力です。じゃんじゃん使っていこう。

閑話休題推しさんたちが鍋放送すると聞いたのでテンションが上りました。

推しさん本人が何を望むかは...私にはわかりません。今のところ色んな役がやってみたい、とのことなのでしばらくは舞台にいるのだと思います。だから私は名前を出して「あなたのことが好きだよ」「あなたのこういうところを見てこう思ったよ」と伝えます。手紙や言葉が嬉しい、力になると言ってたのでちゃんと言葉にします。正直、本人のやる気の量や方向なんて本人ですらコントロールできるか微妙なものです。だからあんまり重視していません。いつか別の分野に行きたいとなって、そこで私ができることがあるならまた考えます。

まとめ

こうして推しさんが望むなら舞台に立ち続けられるように、ほんの少し力を添える観客でありたいってのが私の望むところです。で、私は満足したら適当にフェードアウトします。元から生涯に渡って支えていけるとは思っていません。都内・実家・そこそこの収入という3つが奇跡的に成り立っているから今の推し方ができるだけです。どれかが崩れたら立ち行かない*2。それに、おそらく財力の限界より精神力の限界が先に来ます。簡潔に言うと飽きます。推しさんの名前を出している以上リスキーだなとは常に考えているのですが、私は「いずれ飽きるもの」として推しさんを応援しています。この先、何かの理由で彼に恋したとしてもそれはいずれ終わる恋です。推し変するのか、下りてまた違う分野に生きるのか、そのへんはわかりませんが、下りることは前提として常に考えています。だから必要以上に近づきたくない。惰性で推せるような人じゃあない。彼が役者として全力で生きるつもりなら、私は観客として全力で生きたい。それができなくなるときが「私」の終わりだなー...なんてことを考えています。いつになるかはわかりませんけどね。暫く先だといいなと思っています。

飽きることを前提としてて何が全力か、と思うかもしれません。いつでも下りられると退路を開けたままで何が全力だ、と。最もだと思います。でも20年以上生きてて、この性分だけは変えられないと悟ったんです。だから受け入れて、自分なりの全力をつくすしかない。飽きたことに目を逸らしながら惰性で推し続けるほうがよほど失礼だと結論づけました。異論は受け付けます。でもこれが私なりに考えた、推しさんへの絶後の信頼の証です。彼が演じる人として生きるなら、私は、せめて興味が続く限り観客として生きたい。その終わりがはるか先であればいい、と常に願っています。

乗っけたい話題全部のせしたらごちゃごちゃになりましたね...溜め込むものじゃあない...。乗りたかったのは、

  • ガチ恋アンサー
  • 演じる姿に惚れた相手の、演じていない場面になぜお金を払うのか
  • ダイマされた舞台へ行って考えたこと
    • そもそもなぜダイマされると軽率に行動するのか

でした。ちょっとずつ入れたのでなんか満足しました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

何かあればどうぞ

*1:女装を越えた女装姿なので女性姿

*2:無職時代にわりと痛感しました