行く末トーキー

はじめからはじめよ

小田原遠足記

軽率な芸人なのでチケット持ってないし当日券も外れたのに小田原行ってきました!あほかな!あほだよ!

遠足の感想が前半・配信でみた外伝の感想が後半です。つっても若干交じるので外伝のネタバレあります。

遠足の記録

  • タイトル:舞台 刀剣乱舞 外伝 此の夜らの小田原
  • 日時:2017年11月23日 19時15分
  • 場所:小田原城天守閣前
  • 注意:見たのは配信

遠足

グッズ売るって聞いたのと、最近遠くに出かけてないなと思ったのでのんびり鈍行で小田原に行った。電車に乗るとわりとすぐ寝るんだが、起きたときにぜんぜん違う風景が広がってると「あーーーーーー!旅してるーーーーーー!」ってなるので遠出が好きです。やっぱ旅好きなんだよな。推し事にお金使うからって旅やめちゃったけど健康のためにも旅したい。

着いた時は曇り空で、雨が降ったから足元がぐちゃぐちゃだった。長靴履いてってよかった~。グッズ売り場はめっちゃ並んでたから売り切れを覚悟した。こういうイベント初めてで在庫が読めなくて…。多分始まる前が一番並んでて、その後はほとんど並んでないように見えた。公式のお知らせもなかったし売り切れはなかったんじゃないかなぁ。途中晴れたけど帰る頃にはまた曇ってたし公演時間は雨だったしみんなお疲れ様…。

12:30ちょっと過ぎに列に並んで13:40頃には目的のものを全部買えたので、ついでに小田原城天守閣に登ってみた。

頂上から客席全体が見渡せた。

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ちょうど柵が重なってるところの白いテントが物販テント。その前に蛇腹で並んだから足元が水たまりやぬかるみで本当に大変…。あと係の方が通り掛かる一般の方々に「何かあるの?」「韓国のアイドル?」「ジャニーズ?」と訊かれてて青汁会を思い出した。やっぱり知名度って低いんだなぁ。天守閣でも「何かやったのかなぁ」ってみんな話題にしてた。

天守閣では主に北条氏の歴史を扱ってて、ちょうど外伝の時間軸とほぼ同じところの話(小田原合戦)が多かったから予習にもなった。豊臣方に降伏するってなったときの北条氏ムービーに合田雅吏さんが出てたのがエモーショナルだった。北条氏直:合田雅吏だった。エモい…。

あと刀ステ関係ないんだけれど随所に景虎様のお名前を拝見して勝手に感極まった。ミラージュやん…ミラージュの世界はここから始まったのか(語弊)…。早く本編読まないと…。

あとはSAMURAI館にブラタモリタモリさんがかぶった兜が展示されてた。着用時の写真(番組のスクショ)もあった。昔の話してるところにいきなり最近の話題混ぜてくるあたり嫌いじゃない。

帰りの時間も考えて急ぎ足になっちゃったのが惜しいなぁ。ただの旅なら1日潰せるレベルで充実してた…移動時間もさほどかからないし、また来たときにじっくり見直したい。

雑感

それで東京戻ってきて配信見たんだけどほんとにもうみなさんお疲れ様ですとしか言えない…。役者さん・スタッフさん・見に行った方みんな風邪引かないようにすぐ寝てほしい。

作品そのものはものすごく濃縮されてておもしろかった! 山姥切国広の生まれに関わる話だろうなっていうのは登場人物と場所見ればすぐわかった。でもそれをここまで掘り下げてくるのか…!すげぇな! 写しでありながら傑作の称号を得た彼のありようが本当にうれしかった。「俺があんたの刀になる」と「惑いながら地獄で生きてやる…!」はまんばちゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(昇天)した。後者、刀で顔が見えなかったんだが見えるアングルあったのかな…刀身で自分を表してるって思うとそれもまたエモーショナル…。刀剣男士として初めて生きる中で、いろんなことに惑いながら「俺は、偽物なんかじゃない!」と言えるくらい強くなったんだと思うと本当にここの主と語り合いたい。

にしても刀ステ本丸の歴史がまた紐解かれて来ましたねー。考察厨大歓喜。義伝の後の話かなと思ったら直前の話だって言うし、山姥の鈴の後遺症と長谷部のあれで小夜が不安定になったってわかったし、最初の頃に小田原に出陣して何かがあり、経路を封じるまでに至ったって何事…?!みたいな。これ1回限りって惜しすぎるでしょ! 雨の中上演したけど、条件が悪ければ中止になってた演目でここまでの伏線回収・ばらまきしちゃっていいの?! サービスしすぎでは?! ジョ伝がめちゃくちゃ楽しみになった。絶対この「初期の小田原出陣」とか「黒田官兵衛」あたりの話回収するでしょこれ…うわぁ楽しみ…! てっきり8面以降で「山姥切国広」としての回想が来るまでこのへん掘り下げないだろうなって思ってたから攻めの姿勢に惚れた。

あと、敵が意思疎通してきたってのはゲーム本編でもない新要素でときめいた。山姥が敵なのかは微妙だけど修正軍と一緒に出てきたから多分敵のはず。それが、あの場にいたのが「山姥切国広」であり、自分が取り憑いているのが「長尾顕長」で、その2つを関連付けて考え、揺さぶりに使ってくるくらいの知能を持ってると思うと俄然深掘りしたくなる。ゲーム内でも検非違使がポエム読んでる*1けど、こちらに向けて明確に言葉を発したのはびっくりした。敵側もこちらがどういう存在かわかってて戦ってるって激熱では?

ジョ伝で一番楽しみにしてるのがタイトルコール。義伝までは三日月が「始めよう」って言ってて、しかも鈴木さん自身ものすごく気合を入れてたあの部分はどうなるんだろうって今回改めて思った。あれがないと始まった感が出ないんだよな…。主演はまんばちゃんだから「開始だ」になるのかな。気になる。

主題歌?がポップなことには面食らったけど、雨の戦闘も含めて本当に特別な公演だったなぁ…! 皆様お疲れ様でした!

個人的に世界一金髪碧眼が似合う日本人だと思ってる荒牧さんです。

手がかじかんでてやっぱり寒かったんだなぁって…。

*1:でも後半ステージになるにつれてあのポエムが検非違使か微妙になってくる