行く末トーキー

はじめからはじめよ

願いーモマの火星探検記(ネタバレなし)

モマはいいぞ(結論)。

見るならネタバレ見ない方がいいかなと思うので久しぶりに分割上げ! 薄ミュぶりだなぁ。つたない語彙力でモマの魅力を語ります!!多分!!

観劇の記録

  • タイトル:モマの火星探検記
  • 日時:2017年8月11日 12時30分~
  • 場所:天王洲銀河劇場

ここがすごいよ!モマの火星探検記 

その1 第一印象が最高

この趣味を持ってから銀劇に行く回数が異様に高いんだけど今回の銀劇は別格だね! スタンド花ありってこんなに華やかなのか~~~~~!!!って自分では出してないけどめっちゃテンション上がる。ロビーだけじゃなくて正面の階段上がってすぐにスタンド花がいっぱいに並んでて、なんとなくいい香りもする気がしてわくわく感が高まる。ファンの方からだったり、関係者っぽい方の名前がたくさんあった。社中の作品は初めてなんだけど、いろんな人に愛される作品なんだなって全然関係ないのにうれしくなった。初めましての方にも「この作品はいろんな人に愛されてるんですよ~」ってアピールするって考えるとお花の効果すごいですね! お花エントリは縁遠いなーと思ってましたがちょっと身近になりました。出してくれた方ありがとうございます~!

その2 ロビー開場が早い

1時間前開場!これならロビーにあるバーで飲み物買っても飲み切れる!買い損なったけど!あと物販がものすごくスムーズなのでうれしい。過去作品DVDがいっぱい売っているらしい。今回の作品DVDとBlu-rayの予約も受け付けてたよ!豆知識だけど、終わった後予約しようとするとまじでめっちゃ混む*1しどうせ予約するから始まる前に書いておくといいよ!前払い金なし!3月発売予定!

その3 照明が綺麗

席についてすぐわかる!照明が綺麗!今回3階席センブロだったんだが始まる前から星空っぽいちかちかに心躍った!だって銀劇で宇宙モノですよ!ねぇ!わくわくせずにはいられないじゃないですか!そして劇中もシンプルだけど演技を邪魔しない絶妙なタイミングで変わるのですごく入り込めた。あとね~~~~~~ラスト近くのね~~~~~~~~~やっぱやめた!見て!見ればわかるから!

あとこれは2階席以上じゃないとわかんないかもだけど、舞台セットの段の端に蛍光テープっぽいものが貼ってあって、暗転するとぼんやり光る感じが夜の滑走路って感じでぐっと来る。

その4 スコープスがかわいい

内容に入るね! この劇はみんなすげーーーーーうわーーーーーってなる(語彙力)んだけど、一番好きになったのはスコープスの3人!

  • マイクロスコープ:岩田有民
  • テレスコープ:鈴木勝吾
  • カレイドスコープ:廿浦裕介

この3人?はアンドロイド(もしかしたらロボット)です。マイクロ・テレの2人?が火星探検隊と一緒に行動して、カレイドはその2人?の後輩?ポジション。カレイドもいずれ火星に行きたいなーって思ってるっぽい。正直(人間を補助するという点から考えると)アンドロイドである意味はいまいちわからんかった!だがそれがいいんだ! とくにマイクロ・テレの2人はやばい。かわいい。ショートコントする。このコントの入る位置も絶妙でね~~~~~~~これ以上は言えないけど! コントって場の空気を壊しかねないから難しいよなーって思ってたんだけど、その「空気を壊す」ことすら計算されたうえでのね!すべては毛利さんの手のひらですよ!!!(???)

鈴木勝吾さんは薄ミュの風間(映像だけ)→喰種のニシキと来て3作目なんだけどこの人こんなことするんだ!って思った。前2作がある意味悪役ポジションでプライド高くて俺様です~って感じのキャラだったのでギャップがすごい。というか人間を演じている鈴木勝吾さん見たことないんだな私。鬼→喰種→アンドロイドじゃん。今回の鈴木勝吾さんは完全にアンドロイドだった。動きがアンドロイド。あとムーンウォークする。火星なのに。

その5 矢崎広がすごい

矢崎さんは薄ミュ映像で初めて見て今回がはじめましてだったんだけどこの人すごいね! 言葉にできないんだけど、なんか「真ん中に立ってます!」「この話の主人公は僕です!」っていうオーラが出てた。実際主人公だし。あとメリハリがすごい。シリアスとコメディの切り替えがガチ。矢崎さんが「ムーンプリズムパワ~~~~~~~~!メ~イクア~~~~~~~ップ!!!!」って叫ぶの見て爆笑した。今その場面台本で確認したら、ただ1行「(絶望の一言)」とだけあった。メイクアップに至るまでの流れが結構長かったんだけどそれがこの1行に収まっていた。意味がわからないと思う。私もわからない。でも見てるときはほんとに絶望なんだけど笑うしかなかった。あと、台本にところどころ「(この世で最大のショックを体で表現)」って書いてあるんだけどまじで体で表現してた。というか台本おもしろいな…。買ってよかった。1500円です。

その6 岳ダンス

個人的に最近気になる俳優No.1の座を占めている松田岳氏によるダンスがところどころあって眼福でしたありがとうございます!!!!!最初に踊り始めるあたりわかってる~~~~~がっくんのダンスかっっっっっっっっっっこいいよね~~~~~~って心の中でいいね5000兆回押した。手足の先まで神経通ってます~って感じのキレッキレダンスがすごくかっこよかったです(KONAMIKAN)。

その7 輝馬さんのおでこ

出てた。オールバック+長髪ポニテだった。ツボ~~~~~~!!!!! なんかねー、輝馬さんのやる役が毎回個人的なツボをがっつり抑えてくるからたまらない。役柄も国際色豊かな中でまさかの日本人。座組の中でも日本人ぽくない顔立ち体つきなのに日本人。でもがっしりと落ち着いた物腰でまさに船長!!って感じだった。この人になら命預けられるわ。ついていきたくなる背中でした。

その8 終盤の畳みかけがすごい

終盤にかけて、舞台を3つくらいに分けて3場面一気に進めていくとか、1人がしゃべってるだけなのに舞台の奥と手前で意味合いが全然違うとか、そういうスピード感のある展開で伏線がバーっと回収されていくのは爽快感ある。でもどこでどんな場面やってて誰がどの台詞を言ってるのか全部把握できるんだからこの構成考えた人も演じた人もすごい。ばらばらにやったほうが確かに伝わりやすかったかもしれないけれど、同じセリフが出てきて冗長になりがちだし、私はすごく気に入った。いい本を読んだ時のページをめくる手が止められない!って興奮が舞台にあった。ああいうときって展開が読めてるんだけど手が止まらないんだよね。もっと先へもっと先へ、という逸る気持ち?みたいなものと舞台上の速度がマッチしてた。気づいたら泣いてた。泣きポイントだろうなってところでちょっとうるっとは来てたんだけどそこはこらえたのに、全部終わって暗転したときにぶわーーーーーーーーーって涙がぼたぼた落ちてた。後ろの方でよかったー。

ネタバレせずに書けるのはこのくらいかな…? 当日券ならまだあるっぽいので予定が合えばぜひ!!!!私ももう1回行くので!!!!!

モマはいいぞ(結論)。

*1:2・3階席から戻ろうとすると人込みで通れないレベル