行く末トーキー

はじめからはじめよ

俳優の実在を感じるとき

荒牧さんのインタビューの写真で不覚にもときめいた。

townwork.net

「いい関係を作るには会話を重ねるしかない」の節にある2枚を見て、目が離せなくなったというか、なんというか….。

いやもちろん見た目がいいから推そうと思った面もあるんだけど、どっちかというと、演じることとか、語る言葉が好きだなと思ったから推そうと思った…はずなんだ。

私は普段、俳優を「壁の向こうの人」だと思っている。壁というのは液晶の場合が多いけれど、実際に見に行っても、客降りですぐ先にいたとしても、薄いヴェール一枚で遮られているように思っている。接触イベントなるものに参加したらまた変わるかもしれないけれど、今はそんな認識でいる。だから、写真を見たとしても、二次元のイラストを見たときと同じような感じで「あーイケメンだー」と思うくらいだ。言うなれば、非常に現実味の薄い世界に生きている。

けれど時たま、そのヴェールが揺らぐ時がある。どういうきっかけかは自分でもわからないけれど、ふとした時に「あ、この人生きてるんだな」と思う。そういうときがあるかどうか、見えたものが、私が俳優の実在を信じる理由になっているのかもしれない。

リアコとか推しとか、ファンと俳優の関係はその関係の数だけある。私はいつか、現実味をもって彼らと相対することができるのだろうか。

なんでこんなことを書こうかと思ったのかというと、まぁ1日1回更新ペースを崩したくないなーと思ったけどネタがなかったというのがひとつ。それともう一つ、荒牧さんのほかにヴェールの揺らぐ瞬間があったからだ。